星が丘―秋山百合子句集 [単行本]

星が丘―秋山百合子句集 [単行本] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  第三句集。

• 目次（「BOOK」データベースより）

  １　二〇〇五年‐二〇一一年
  ２　二〇一二年‐二〇一五年
  ３　二〇一六年‐二〇一九年
  ４　二〇二〇年‐二〇二二年

• 内容紹介

  ◆第三句集
  手袋が弥陀の片手のごと落ちて
  
  秋山百合子さんは、なぜいつも新しいのだろう。
  昔からそうだ。いまもそうだ。
  
  （「家」代表　加藤かな文 ）
  
  ◆自選十五句
  春雷にコップの水の匂ひけり
  あすも又目覚むるつもり花月夜
  人間はゆつくり育つ葱坊主
  かあさんと呼ばれてみたき暮春かな
  空蝉の中はいかにと蟻に問ふ
  椅子足して五人で座る夏夕べ
  縞蛇の縞折れ曲がり折れ曲がり
  油蝉からりと死んでゐたりけり
  パーツごと干す扇風機荻の風
  鶏頭をなでたる指のうつとりす
  菊日和母の名にある菊の文字
  先生へ白檀を焚く夜寒かな
  寒紅を濃く引くほどのこともなし
  その町にこどもの私冬すみれ
  手袋が弥陀の片手のごと落ちて

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  秋山 百合子(アキヤマ ユリコ)
  １９４１年７月７日、名古屋市生まれ。現在、「家」「円座」「晨」同人、俳人協会会員、植田教室講師

• 著者について

  秋山百合子 (アキヤマユリコ)
  1941年7月7日　名古屋市生まれ
  1987年（昭和62年）　句集『朱泥』
  1998年（平成10年）　句集『花と種』
  2004年（平成16年）　アンソロジー『花音』
  現　在　 「家」「円座」「晨」同人　俳人協会会員　植田教室講師

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