冷戦と脱植民地化〈1〉(岩波講座 世界歴史〈22〉) [全集叢書]
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冷戦と脱植民地化〈1〉(岩波講座 世界歴史〈22〉) [全集叢書]

木畑 洋一(責任編集)中野 聡(責任編集)荒川 正晴(編集委員)大黒 俊二(編集委員)
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出版社:岩波書店
販売開始日: 2023/08/01
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冷戦と脱植民地化〈1〉(岩波講座 世界歴史〈22〉) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    世界大戦が終わり、連帯の力による解放の連鎖の夢は、旧植民地の人びとを鼓舞した。先進諸国の「長い平和」の傍ら、アジアでは朝鮮戦争やベトナム戦争という「熱戦」が続き、独立を成し遂げたアフリカ諸国も貧困や内戦による大量死に苦しんだ。一方、国連システムや地域統合によって国際協調も模索され続け、反戦・人権・環境保護を訴える若者の異議申し立ては、世代や国境を越えた連帯を生んでゆく。東欧やラテンアメリカなど様々な社会主義国の展開、中国のソ連型社会主義、イスラエル建国とパレスチナ問題の起源、植民地状態が続いたオセアニアや沖縄など地域の独自性にも焦点をあて、第三世界・周辺の視点から冷戦期を描き直す。
  • 目次

    展 望|Perspective

     はしがき

    自律と連帯――冷戦時代の熱い戦争を超えて………峯 陽一
     はじめに
     一、世界大戦の終わり方
     二、冷戦の暴力と民族自決
     三、第三世界の旅
     四、資源、環境、敵と友
     五、ポスト冷戦時代のはじまり――平和、平等、尊厳

    問題群|Inquiry

    国際関係史としての冷戦史………青野利彦
     はじめに
     一、冷戦の起源と分断体制の成立
     二、冷戦と同盟
     三、脱植民地化と冷戦
     四、核兵器と冷戦
     五、デタント(緊張緩和)
     六、冷戦の終焉
     おわりに

    脱植民地化のアポリア………難波ちづる
     はじめに
     一、脱植民地化の起源
     二、脱植民地化の始動
     三、戦後ヨーロッパの復興と植民地開発
     四、脱植民地化と人の移動
     五、相次ぐ独立と苦悩
     おわりに

    地域統合の進展………川嶋周一
     はじめに
     一、欧州統合史研究と統合の前史
     二、統合の成立――戦後における統合の模索からローマ条約まで
     三、欧州共同体の制度化と変容――一九六〇年代から八〇年代前半までの統合
     四、欧州統合のメタモルフォーゼ――一九八〇年代の活性化から欧州連合の成立へ

    焦 点|Focus

    さまざまな社会主義………南塚信吾
     はじめに
     一、戦後社会主義
     二、「社会主義への多様な道」
     三、社会主義体制の世界的展開――一九六〇-七〇年代
     四、「新自由主義」との対決――一九八〇年代以降
     終わりに

    中国のソ連型社会主義――毛沢東の時代………久保 亨
     一、戦後中国の出発
     二、新政権の誕生と朝鮮戦争の衝撃
     三、社会主義化強行後の動揺
     四、転換点としての文化大革命
     五、改革開放の始まりと天安門事件
     六、中国のソ連型社会主義――その特徴、成果と離脱過程

    アフリカ諸国の「独立」とアフリカ人エリート………砂野幸稔
     はじめに
     一、「独立」への過程――アフリカ人「ナショナリズム」
     二、「ネイションビルディング」の蹉跌
     三、「国語」の不在
     四、開発主義の躓きと農村軽視
     五、「門番国家」の迷走
     六、南アフリカ
     結びにかえて

    イスラエルの建国とパレスチナ問題………臼杵 陽
     はじめに――米ソ冷戦期の中東地域
     一、イギリスによるパレスチナ委任統治
     二、イスラエル建国とアラブ・イスラエル紛争の展開
     三、パレスチナ解放運動
     四、和平への機運

    ベトナム戦争論………藤本 博
     はじめに
     一、アメリカ軍事介入の歴史的起源――脱植民地化と冷戦の交錯、一九四五-六〇年
     二、アメリカの軍事介入の展開・その実相・軍事介入の挫折、一九六一-六八年
     三、世界的なベトナム反戦運動の展開と「アメリカの戦争犯罪」告発の国際的運動
     四、戦争の「ベトナム化」による「名誉ある和平」の追求――戦争終結への道、六九-七五年
     おわりに――ベトナム戦争の歴史的意義の今日的遺産

    オセアニアから見つめる「冷戦」――「核の海」太平洋に抗う人たち………竹峰誠一郎
     はじめに
     一、マーシャル諸島発「もう一つの原水爆禁止運動」
     二、非核独立太平洋運動の誕生と展開
     三、「非核太平洋」地帯の創設
     おわりに

    沖縄と現代世界………戸邉秀明
     はじめに
     一、要石という名の捨て石――米軍基地がもたらした世界
     二、屈折する脱植民地化――復帰運動が切り拓いた世界
     三、復帰後半世紀の窮境と模索――解放を求めて結びつく世界

    コラム|Column
     「現在」から問い直す人権理念と世界秩序………小阪裕城
     三八度線で分断された朝鮮半島――その歴史と未来………大沼久夫
     脱植民地化と史料の破棄・隠匿………佐藤尚平
     アジアを変えた九・三〇事件………倉沢愛子
     一九六八年の世界………井関正久
  • 出版社からのコメント

    冷戦下の熱い戦争と、国連による紛争解決や国際協調の模索。第三世界の視点から冷戦期の光と闇を描く。
  • 内容紹介

    二三巻と併せて二〇世紀後半を扱う。本巻は国際関係・政治に焦点をあてる。体制選択を迫る冷戦と結びついた暴力は、脱植民地化を遂げた国々で熱戦や内戦を引き起こした。一方、グローバルな連帯を体現する国連システムが成立し、反戦運動、人権や環境への意識も広がった。第三世界・周辺の視点から冷戦期の光と闇を描く。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    木畑 洋一(キバタ ヨウイチ)
    1946年生。東京大学・成城大学名誉教授。イギリス近現代史・国際関係史

    中野 聡(ナカノ サトシ)
    1959年生。一橋大学学長。アジア太平洋国際史
  • 著者について

    木畑 洋一 (キバタ ヨウイチ)
    木畑洋一(きばた よういち)
    1946年生.東京大学・成城大学名誉教授.イギリス近現代史・国際関係史.『帝国航路(エンパイアルート)を往く――イギリス植民地と近代日本』(岩波書店,2018年).

    中野 聡 (ナカノ サトシ)
    中野 聡(なかの さとし)
    1959年生.一橋大学学長.アジア太平洋国際史.『東南アジア占領と日本人――帝国・日本の解体』(岩波書店,2012 年).

冷戦と脱植民地化〈1〉(岩波講座 世界歴史〈22〉) の商品スペック

商品仕様
出版社名:岩波書店
著者名:木畑 洋一(責任編集)/中野 聡(責任編集)/荒川 正晴(編集委員)/大黒 俊二(編集委員)
発行年月日:2023/07/28
ISBN-10:4000114328
ISBN-13:9784000114325
判型:A5
対象:一般
発行形態:全集叢書
内容:外国歴史
言語:日本語
ページ数:314ページ
縦:22cm
横:15cm
厚さ:3cm
重量:556g
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