日本近世史を見通す〈1〉列島の平和と統合―近世前期 [全集叢書]

日本近世史を見通す〈1〉列島の平和と統合―近世前期 の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  戦国乱世から太平の世へ、いかにして平和が実現され、列島が統合されたのか。国際交易とキリスト教政策、幕府と藩、武家と朝廷の関係、北方や琉球などを視野に収め、徳川４代家綱期までをグローバルな視点で描き出す。

• 目次

  プロローグ　現代からみる近世の幕開け…牧原成征／世界のなかの近世日本…牧原成征（西国の地域間交流／天下人の登場とその構想／交易ブームと下剋上の終息）／「豊臣の平和」と壬辰戦争…谷　徹也（国内の統一過程／「唐入」への道／壬辰戦争の構造／情報・外交戦としての壬辰戦争／朝鮮における統治の挫折とその影響）／コラムⅠ　天下人の装束…寺嶋一根／幕藩政治の確立…三宅正浩（家綱政権期を考える前提／近世的主従秩序の形成／幕藩領主の世代交代と意識変化／幕藩政治の安定化と先例・記録／武家社会の秩序形成と幕藩政治）／コラムⅡ　明暦の大火…岩本　馨／近世朝廷と統一政権…村　和明（公家と天下人／女中への知行宛行／東福門院和子の御所）以下細目略／島原の乱と禁教政策の転換…木村直樹／琉球に及んだ海禁…木土博成／列島北方の「近世」…上田哲司／エピローグ　泰平のなかでの転換へ…村　和明

• 出版社からのコメント

  国際交易とキリスト教政策、幕府と藩、武家と朝廷の関係、北方や琉球などを視野に、徳川４代家綱期までをグローバルな視点で描く。

• 内容紹介

  戦国乱世から太平の世へ、いかにして平和が実現され、列島が統合されたのか。国際交易とキリスト教政策、幕府と藩、武家と朝廷の関係、北方や琉球などを視野に収め、徳川四代家綱期までをグローバルな視点で描き出す。
  
  図書館選書
  近世とはいかなる時代だったのか。多様で豊かな研究成果を、第一線で活躍する研究者が結集してその到達点をわかりやすく描き出す全７巻シリーズの第１回配本。

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  牧原 成征(マキハラ シゲユキ)
  １９７２年、愛知県に生まれる。現在、東京大学大学院人文社会系研究科教授
  
  村 和明(ムラ カズアキ)
  １９７９年愛知県に生まれる。現在、東京大学大学院人文社会系研究科准教授

• 著者について

  牧原　成征 (マキハラ　シゲユキ)
  1972年、愛知県生まれ。現在　東京大学大学院人文社会系研究科教授　※2023年8月現在
  【主要著書】『近世の土地制度と在地社会』（東京大学出版会、2004年）、『日本近世の秩序形成―村落・都市・身分―』（東京大学出版会、2022年）
  
  村　和明 (ムラ　カズアキ)
  1979年、愛知県生まれ。現在、東京大学大学院人文社会系研究科准教授　※2023年8月現在
  【主要著書】『近世の朝廷制度と朝幕関係』（東京大学出版会、2013年）

日本近世史を見通す〈1〉列島の平和と統合―近世前期 の商品スペック