決定木分析による言語研究 [単行本]
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決定木分析による言語研究 [単行本]

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出版社:くろしお出版
販売開始日: 2023/07/10
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決定木分析による言語研究 [単行本] の 商品概要

  • 目次

    第1章 決定木分析―主語の有生性と動詞の自他性の関係
    1 決定木分析の目的
    2 主語の有生性を予測する決定木分析
    3 樹形図の見方
    4 決定木分析の種類

    第2章 分類木分析―マレーシア人日本語学習者のスピーチレベルシフト
    1 言語研究における決定木分析の目的
    2 会話での丁寧体と普通体の使用
    3 普通体と丁寧体の頻度記録とデータセット
    4 SPSSへのデータセットの読み込み
    5 ケースの重み付け
    6 目的変数と説明変数の決定
    7 樹形図の枝の成長手法
    8 樹形図の成長の制限
    9 樹形図の描き方の選択
    10 その他の出力の選択
    11 モデルの要約,相対リスク,正解の割合
    12 樹形図の描画
    13 樹形図の解釈
    14 分類木分析で「最初の変数を適用」する信憑性
    15 スピーチレベルシフト,個人差,男女差
    16 森をみてから個々の木々をみる
    17 『12人の優しい日本人』の丁寧体使用

    第3章 回帰木分析―行為要求表現における丁寧度の変化
    1 行為要求表現と丁寧度の関係
    2 行為要求表現の丁寧度の測定
    3 丁寧度のデータセットの作成
    4 データセットの読み込みと変数の尺度設定
    5 回帰木分析の変数の設定
    6 分岐基準の設定
    7 樹形図の成長の制限
    8 樹形図のターミナルノードと予測値の保存
    9 回帰木分析のモデルの要約
    10 樹形図の概要
    11 樹形図による予測と相対リスク
    12 樹形図の決定係数を算出する2つの方法
    13 樹形図の解釈
    14 回帰木分析によって証明されたこと

    第4章 回帰木分析―中国人日本語学習者による間接発話の理解
    1 慣習的および非慣習的な間接発話
    2 間接発話理解の先行研究からみいだせる問題点
    3 日本語習熟度と間接発話の理解の測定
    4 間接発話の理解を測定するテスト
    5 テスト項目の内容
    6 日本語習熟度別の間接発話理解テストの結果
    7 間接発話の理解を予測する回帰木分析
    8 回帰木分析の結果
    9 樹形図の推定値
    10 回帰木分析で「最初の変数を適用」する信憑性
    11 樹形図の決定係数
    12 回帰木分析からわかること

    第5章 分類木分析―山口方言話者のアクセントにおける世代間の変化
    1 アクセント核を担う単位と方言
    2 山口方言と調査方法
    3 撥音のアクセント核の頻度と独立性の検定
    4 長音にアクセント核が置かれた頻度
    5 促音にアクセント核が置かれた頻度
    6 二重母音にアクセント核が置かれた頻度
    7 アクセント核を予測する分類木分析
    8 樹形図の解釈
    9 分類木分析からわかること

    第6章 分類木分析―中国人および韓国人日本語学習者の連濁の習得
    1 日本語の連濁とは
    2 連濁と語彙層
    3 ライマンの法則
    4 なぜ中国人と韓国人の日本語学習者なのか
    5 2つのグループの特性を統制する方法
    6 性別
    7 年齢(月齢)
    8 日本語学習期間
    9 日本滞在期間
    10 日本語の語彙知識
    11 日本語の文法知識
    12 分類木分析のデータセット
    13 分類木分析の実行
    14 樹形図から窺えるライマンの法則の普遍性

    第7章 分類木分析―絵本にみる疑問詞の習得順序
    1 絵本の冊数をデータとすることの意味
    2 疑問詞がみられる対象年齢別の絵本数
    3 分類木分析のためのデータセット
    4 絵本の冊数頻度を使った分類木分析
    5 樹形図からみえてくる幼児の疑問詞の習得順序

    第8章 分類木分析―副詞と共起する接続助詞の文中・文末の出現頻度
    1 コーパス研究とは
    2 副詞の共起する接続助詞の文中・文末での位置
    3 コーパスの選択と頻度データ収集
    4 共起頻度を分析するためのデータセット
    5 共起頻度の分類木分析
    6 樹形図からみえてくる接続助詞の文中での位置

    第9章 分類木分析と回帰木分析―中国人日本語学習者による精神動詞および物理動詞の二格とヲ格の付与
    1 動詞が付与する意味役割と格
    2 3種類の活動動詞と記憶のテンプレート
    3 日本語学習者を対象としたニ格とヲ格の習得
    4 早川・玉岡・初(2015)研究の仮説
    5 動詞の選択と条件の統制
    6 格助詞テストと読解テストによる群分け
    7 読解テストによる日本語能力の群分け
    8 ダミー変数による回帰木分析
    9 ダミー変数による分類木分析
    10 分類木分析の樹形図の結果
    11 分類木分析からみえてくるもの

    第10章 回帰木分析―中国人日本語学習者の助言の難しさを決める諸要因
    1 言うべきか,言わざるべきか
    2 助言の定義と助言行動を決める諸要因
    3 助言を巡る日中の社会文化差
    4 中国語と日本語での助言の基準
    5 助言場面の設定と質問内容
    6 助言の難しさを予測する回帰木分析
    7 回帰木分析からみえてくるもの
  • 出版社からのコメント

    マーケティングなど様々な分野で利用されている決定木分析を言語研究に活かす!SPSSを使用した分析方法を具体的事例とともに紹介
  • 内容紹介

    予測した結果を視覚的にわかりやすい樹形図で示すことで、直感的に結果を理解することができるため、さまざまな分野で利用されている決定木分析。マーケットリサーチのために開発されたこの解析法が、音韻、語彙、格助詞、文理解、敬語、ポライトネス、方言、言語習得、日本語教育に活用できることを、実例を示しながら解説する。

    具体的な分析の事例
    ・マレーシア人日本語学習者のスピーチレベルシフト
    ・行為要求表現における丁寧度の変化
    ・中国人日本語学習者による間接発話の理解
    ・山口方言話者のアクセントにおける世代間の変化
    ・中国人および韓国人日本語学習者の連濁の習得
    ・絵本にみる疑問詞の習得順序
    ・副詞と共起する接続助詞の文中・文末の出現頻度
    ・中国人日本語学習者による精神動詞および物理動詞の二格とヲ格の付与
    ・中国人日本語学習者の助言の難しさを決める諸要因
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    玉岡 賀津雄(タマオカ カツオ)
    1955年9月26日生。湖南大学外国語学院・兼任教授。名古屋大学大学院人文学研究科・名誉教授。1955年に愛媛県喜多郡内子町で生まれる。内子小学校、内子中学校、内子高校を経て、愛媛大学教育学部へ入学する。1983年に、広島大学大学院教育学研究科で修士号を取得する。その後、カナダ、サスカチュワン大学大学院で、1986年に修士号、1990年に学術博士(Ph.D.)を取得する。これ以降は、心理言語学者として、言語の認知処理の研究に専念する。1990年から1998年まで松山大学の講師・助教授となる。1998年から2008年まで広島大学留学生センターの助教授・教授、2008年から2009年まで麗澤大学の教授を経て、2009年より名古屋大学大学院国際言語文化研究科の教授になり、2021年3月末日で退職する。2021年4月より名古屋大学大学院人文学研究科の名誉教授、2021年9月より中国の湖南省長沙市にある湖南大学外国語学院の兼任教授となる。言語心理学者として語彙の音韻・書字・意味・統語情報、句および文構造などの言語処理に関して、母語話者(L1)および第二言語話者(L2)を対象に広範囲の研究を行っている。Writing Systems Research(Oxford University Press)およびMental Lexicon(John Benjamin)の編集委員会の委員、Human Behaviour and Brain(International Society of Neuroscience)の編集委員会の3名の副編集長の1人。2022年4月1日より、小出記念日本語教育学会の会長に就任する

決定木分析による言語研究 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:くろしお出版
著者名:玉岡 賀津雄(著)
発行年月日:2023/07/10
ISBN-10:4874249485
ISBN-13:9784874249482
判型:規小
発売社名:くろしお出版
対象:専門
発行形態:単行本
内容:語学総記
言語:日本語
ページ数:290ページ
縦:21cm
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