鬼はたまゆら、帝都に酔う(富士見L文庫) [文庫]

鬼はたまゆら、帝都に酔う(富士見L文庫) [文庫] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  帝都軍で怪異を討伐する神宮寺彰人は、冷酷な軍人として民衆に恐れられている。その彼に“千鬼の頭目”と呼ばれる鬼―嵐花の討伐命令が下った。嵐花は絶世の美貌と強大な力を持ち、帝都中で騒ぎを起こすが、気まぐれに人助けもし、どこか憎めない。そんな嵐花に彰人は無意識に惹かれてしまい、この鬼を討つことは正しいのか、と苦悩し始める。迷いつつも軍人として任務を果たそうとする彰人。だが鬼を討つ術には彰人自身の命が必要で…！？孤高の軍人と美しき鬼。桜舞う帝都の追走劇、ここに開幕―！

• 目次

  序章　　 青と春風
  第一章　嵐が来たりて、花が舞う
  第二章　老いらくの松と願いの夜
  第三章　夜桜には早く、いつかの日にはまだ遠く
  第四章　揺籃の終わり、帝都劇場にて
  終章　　 鬼は今日も帝都に酔う
  あとがき

• 出版社からのコメント

  「怪異を討つのが私の使命だ」「来たな、死にたがり。待ちくたびれたぞ」

• 内容紹介

  ◆◆◆あらすじ◆◆◆
  
  帝都軍で怪異を討伐する神宮寺彰人は、冷酷な軍人として民衆に恐れられている。
  その彼に《千鬼の頭目》と呼ばれる鬼――嵐花の討伐命令が下った。
  嵐花は絶世の美貌と強大な力を持ち、帝都中で騒ぎを起こすが、気まぐれに人助けもし、どこか憎めない。
  そんな嵐花に彰人は無意識に惹かれてしまい、この鬼を討つことは正しいのか、と苦悩し始める。
  迷いつつも軍人として任務を果たそうとする彰人。
  だが鬼を討つ術には彰人自身の命が必要で……!?
  
  孤高の軍人と美しき鬼。桜舞う帝都の追走劇、ここに開幕――！
  
  ◆◆◆登場人物◆◆◆
  
  ◆神宮寺彰人（じんぐうじあきひと）
  帝都軍陰陽特務部少尉。
  当代随一の術者で、怪異討伐のためなら容赦がないと恐れられている。
  
  ◆嵐花（らんか）
  《千鬼の頭目》と呼ばれる伝説の悪鬼。
  帝都中で騒ぎを起こすが、どこか憎めない一面がある。
  
  図書館選書
  帝都軍で怪異討伐を担う彰人は《千鬼の頭目》と呼ばれる伝説の悪鬼、嵐花を討てと命じられる。軍人として、帝都中で騒ぎを起こす嵐花を追う彰人。だが、気まぐれに人を助け、自由でどこか憎めない鬼の姿を知り……？

鬼はたまゆら、帝都に酔う(富士見L文庫) [文庫] の商品スペック