ICUの作業療法－超急性期から始める活動・参加へのアプローチ [単行本]

ICUの作業療法－超急性期から始める活動・参加へのアプローチ の 商品概要

• 目次

  編集の序
  略語一覧
  
  【第1章】ICUの作業療法実践前の基礎知識
   1．知っておきたいリハビリテーション医療関連知識［藤本侑大］
   2．ICUの作業療法概論［藤本侑大］
   3．ICUの作業療法に関連する診療報酬［髙島千敬］
   TOPICS　ICUの作業療法実践のためのスキルアップ資格［藤本侑大］
  
  【第2章】ICUの作業療法実践
   1．ICUに行く前に
    1）カルテからの情報収集のポイント［佐々木祥太郎］
    2）安全管理（開始・中止基準とリスク管理）［佐々木祥太郎］
   2．ICU入室中の作業療法実践
    1）作業療法士の視点での評価と目標設定［藤本侑大］
    2）認知・精神心理面の評価とアプローチ［児島範明］
    3）身体機能面の評価とアプローチ［寺村健三］
    4）ADL・IADL 面の評価とアプローチ［寺村健三］
    5）作業療法の効果判定（評価指標と効果）［駒場一貴］
    6）ICUの作業療法実践のための多職種連携［淺井康紀］
   3．ICU退室後の作業療法［喜納俊介］
   TOPICS　ICUの作業療法─体制づくりのポイント─［淺井康紀］
  
  【第3章】ICUの作業療法の実際
   1．脳血管・神経領域（SCUを含む）［伊東寛史］
   2．呼吸器領域（人工呼吸器管理患者など）［寺村健三］
   3．循環器領域（CCUを含む）［髙島千敬］
   4．運動器領域（救急医療・重症整形外科外傷など）［藤本侑大］
   5．その他（周術期、急変・病態悪化など）［藤本侑大］
   TOPICS　臨床経験を学会・論文で発表しよう［藤本侑大］
  
  【第4章】ICUにおける多職種の役割と作業療法士に期待すること
   1．医師の立場から─ICUで協働する作業療法士へ─［笠井史人］
   2．看護師の立場から─ICUで協働する作業療法士へ─［北別府孝輔］
   3．理学療法士の立場から─ICUで協働する作業療法士へ─［高橋哲也］
   4．言語聴覚士の立場から─ICUで協働する作業療法士へ─［森脇元希］
   TOPICS　集中治療領域の作業療法教育［髙島千敬］
  
  おわりに
  索引

• 出版社からのコメント

  ICUにおいて、作業療法士は何を考え、どのように実践していくのか。ICUで実施されている作業療法アプローチを詳細に解説。

• 内容紹介

  集中治療室（ICU）での早期リハビリテーションにおいて作業療法士は何を考え、どのように実践していくのか。
  
  ICUでの早期リハビリテーションは、多職種によるチームアプローチが必須です。
  ICUで働く作業療法士には、身体および精神機能障害の評価に加え、ICU入室患者の生活を見据えた取り組みが求められています。
  
  本書では、ICUの作業療法について、ICUにおけるリハビリテーションの基礎知識からICUの作業療法概論・診療報酬をはじめ、ICU入室患者の活動と参加につながる作業療法アプローチを実践するためにおさえておきたいICU入室前・入室中・退室後の作業療法士の取り組みについて、ICUにおける禁忌や中止基準も含め詳細に解説し、ICU作業療法の実際として、「脳血管・神経」「呼吸器」「循環器」「運動器」「その他（周術期、急変・病態悪化）」の領域について実践内容をまとめました。
  
  急性期病院で働きはじめた作業療法士にとって最適の書であるとともに、急性期の作業療法を理解するための書として、多様な領域の作業療法士に役立つ一冊です。

ICUの作業療法－超急性期から始める活動・参加へのアプローチ の商品スペック