暗やみに能面ひっそり [単行本]

暗やみに能面ひっそり [単行本] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  小学四年生の宗太は、夏休み、京都のおじいちゃんのところですごすことになった。和室ばかりの、めいろみたいに広くて古い家、能面師のおじいちゃん、かべにかかったいろんな表情の能面たち…。宗太も教わりながら、能面を打たせてもらうことになった。こわくておもしろい毎日がはじまる！

• 目次

  1．ムンムンムン京都　
  2．おだんごヘアのおじいちゃん　
  3．暗やみに能面ひっそり　
  4．面を打つ　
  5．薪の炎がゆらゆらと　
  6．獅子口がやってきた　
  出版によせて　　能面師　烏丸光大
  あとがき　　佐藤まどか

• 出版社からのコメント

  小学４年の宗太は夏休みに京都の能面師の祖父の家ですごすことになった。能面たちに囲まれ、こわくておもしろい日がはじまる！

• 内容紹介

  小学校4年生の宗太は母と二人で東京に住んでいる。夏休み、母が出張の間、宗太は父方の京都の祖父母の元で過ごすことになった。小さいころに一度会ったきりの能面師のおじいちゃんのことは、おぼろな記憶しかない宗太だったが…。京都の古い暮らしに新鮮な驚きを感じながら、おじいちゃんの仕事に興味を持つ宗太。
  
  わらったり、おこってみえたり、さびしそうだったり、能面っていろんな顔があるんだな。
  宗太はおじいちゃんに面の打ち方を教わって、能や能面の世界にふれ、ふたりは少しずつ打ち解けていく。コッコッコッ、カッカッカッ……面を打つのに夢中になるうち、宗太の心にあった両親への複雑な思いも少しずつかわっていく。
  
  宗太の目を通して、能面師の仕事場や、能や狂言など日本の伝統文化を感じられる一冊。
  
  本の体裁はA5変判・厚表紙上製本（ハードカバー）

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  佐藤 まどか(サトウ マドカ)
  『水色の足ひれ』（日産童話と絵本のグランプリ童話大賞受賞・ＢＬ出版）で作家デビュー。おもな著書に『アドリブ』（日本児童文学者協会賞受賞）『一〇五度』（青少年読書感想文全国コンクール中学校の部課題図書・いずれもあすなろ書房）など多数。イタリア在住
  
  アン マサコ(アン マサコ)
  美術作家、絵本作家。岐阜県生まれ。多摩美術大学絵画学科油画専攻卒業後、アニメーションや実写映画の企画制作会社でビジュアルエフェクトデザインを担当。『タップのゆめ』（講談社）で絵本作家デビュー

• 著者について

  佐藤 まどか (サトウ マドカ)
  作・佐藤まどか　：　『水色の足ひれ』（ニッサン童話と絵本のグランプリ童話大賞受賞・ＢＬ出版）で作家デビュー。翻訳絵本に『森のあかちゃん』（ＢＬ出版）。おもな著書に『アドリブ』（日本児童文学者協会賞受賞）『一〇五度』（読書感想文中学生部門課題図書・いずれもあすなろ書房）『雨の日が好きな人』（講談社）など多数。イタリア在住。
  
  アン マサコ
  絵・アンマサコ　：　美術作家、絵本作家。岐阜県生まれ。多摩美術大学絵画学科油画専攻卒業後、アニメーションや実写映画の企画制作会社でビジュアルエフェクトデザインを担当。『タップのゆめ』（講談社）で絵本作家デビュー。おもな作品に『どすこいすしずもう』（講談社）『ばけねこ』（杉山亮/作　ポプラ社）『死神です』（有田奈央/文　光村教育図書）など。

暗やみに能面ひっそり [単行本] の商品スペック