マルクス・ガブリエルの哲学―ポスト現代思想の射程 [単行本]
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マルクス・ガブリエルの哲学―ポスト現代思想の射程 [単行本]

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出版社:人文書院
販売開始日: 2023/08/02
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マルクス・ガブリエルの哲学―ポスト現代思想の射程 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    『なぜ世界は存在しないのか』がベストセラーとなり、ドイツ観念論から社会事象まで自在に論じる思想界の新星として颯爽と登場したマルクス・ガブリエル。しかし哲学者としての本領を発揮した著作はいまだ日本では読まれていない。本書ではその中でも重要となる三冊の著作(『意義の諸領野』『諸々のフィクション』『暗黒時代における道徳的進歩』)を中心に、いわゆる「現代思想」に収まらない可能性を持つガブリエルの思想を広く紹介する。
  • 目次

    序章 主著は三冊
     ブームは去ったのか 邦訳が進まない理由
     数多くの単著本 主著の見極め方 本書の読み方

    第一章 世界は存在しない――『意義の諸領野』
     修業時代の模索 構成および緒論 複数の領域を扱う存在論
     「領域」と「領野」の違い なぜ「意味の場」ではないのか
     世界は存在しない 平坦な存在論 可能世界の否認
     偶然性の処理 残された問題

    第二章 ユニコーンは存在する――『諸々のフィクション』
     難解な書の構成 『あらゆるものと無』との関係
     可謬性への着目 フィクションを論じるきっかけ
     フィクションとは何か 「フィクション的」と「空想的」の区別
     非存在論的隔絶主義 総譜とパフォーマンス、解釈と意味づけ
     存在論的相関主義と機知 「先回りのできなさ」とシェリング
     生活世界への批判 事実性の結合 可謬性の客観性 志向性とモデル化
     ドイツ観念論の遺産 不同意について 神話とイデオロギー
     理性の社会性 不透明な生き残り 規範の社会性
     SNS、つまり「社会的ネットワーク」批判 不合意の共同体 過度な自律性と機知

    第三章 道徳的事実は存在する――『暗黒時代における道徳的進歩』
     常識的な書の構成 国際政治に対する関心 「暗黒時代」としての二一世紀
     基礎づけの必要のない道徳的事実 ステレオタイプ批判
     宗教と道徳性は相容れない ロールズへの高い評価
     フランス革命に対する評価 定言命法の二つの定式化
     アイデンティティというキーワード 「ハビトゥス」への注目
     アイデンティティとステレオタイプ  社会構築主義批判 社会の複雑性
     ポピュリズム批判 差異政治と女性差別 無差別政治と歴史問題
     道徳教育と哲学 身の丈に合った哲学

    終章 現代思想、とりわけハーバーマスとデリダとの関係
     社会的かつ政治的な傾向 科学哲学、とりわけクリプキとの関係
     米国で形成されたカント主義 動物権利論への批判
     冷静な判断力の養成の必要性 ベンヤミンおよびアドルノへの批判
     ハーバーマスの黒歴史 是々非々なハーバーマスへの評価
     脱構築への関心 東浩紀の先駆性 カミュへの傾倒
     マルクス(主義)との関係 禅とアナーキズム 人類系の哲学者

    あとがき

    人名索引
  • 出版社からのコメント

    『なぜ世界は存在しないのか』で知られる思想界の新星、マルクス・ガブリエル。その未邦訳の主著三冊を読み解く初めての試み。
  • 内容紹介

    未邦訳の主著三冊を読み解き、その思想の全貌を探る初めての試み

    『なぜ世界は存在しないのか』がベストセラーとなり、ドイツ観念論から社会事象まで自在に論じる思想界の新星として颯爽と登場したマルクス・ガブリエル。しかし哲学者としての本領を発揮した著作はいまだ日本では読まれていない。本書ではその中でも重要となる三冊の著作(『意義の諸領野』『諸々のフィクション』『暗黒時代における道徳的進歩』)を中心に、いわゆる「現代思想」に収まらない可能性を持つガブリエルの思想を広く紹介する。

    「マルクス・ガブリエルはポストモダンの哲学者ではない。ポストモダンが花盛りの時代に青年期を過ごしていたことは事実だが、その思考の方向はポストモダン以前の実存主義、あるいはそれよりも前に流行したドイツ観念論に向かっている。さらには共著本で関わったプリーストとスコーベルにも共通するが、東洋思想に対する興味も認められる。これらの要因を掛け合わせれば京都学派を連想させるものがガブリエル哲学にあると推論することもできる。要するにこの半世紀近く続いたポストモダンの流行にどこか物足りない思いをしていた読者に、ガブリエルは魅力的な議論を提供していると思える。いったんポストモダン的な言説の文脈を括弧に入れて、虚心坦懐にガブリエルの原文に向き合うことを推奨したい。」(本書より)

    ○目次
    序章 主著は三冊
    第一章 世界は存在しない――『意義の諸領野』
    第二章 ユニコーンは存在する――『諸々のフィクション』
    第三章 道徳的事実は存在する――『暗黒時代における道徳的進歩』
    終章 現代思想、とりわけハーバーマスとデリダとの関係

    図書館選書
    『なぜ世界は存在しないのか』がベストセラーとなり、思想界の新星として颯爽と登場したマルクス・ガブリエル。その未邦訳の主著三冊を読み解き、その思想の全貌を探る初めての試み。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    菅原 潤(スガワラ ジュン)
    1963年、宮城県仙台市生まれ。東北大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。博士(文学)。現在、日本大学工学部教授
  • 著者について

    菅原 潤 (スガワラジュン)
    菅原 潤(すがわら・じゅん)
    1963年、宮城県仙台市生まれ。東北大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。博士(文学)。現在、日本大学工学部教授。主な著書・訳書に『シェリング哲学の逆説』(北樹出版)、『京都学派』(講談社現代新書)、『実在論的転回と人新世』、リュディガー・ブプナー『美的経験』、リチャード・J・バーンスタイン『根源悪の系譜』(いずれも法政大学出版局・共訳)など。

マルクス・ガブリエルの哲学―ポスト現代思想の射程 の商品スペック

商品仕様
出版社名:人文書院
著者名:菅原 潤(著)
発行年月日:2023/08/10
ISBN-10:4409031260
ISBN-13:9784409031261
判型:B6
発売社名:人文書院
対象:教養
発行形態:単行本
内容:哲学
言語:日本語
ページ数:276ページ
縦:19cm
横:13cm
厚さ:2cm
重量:350g
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