春を待つ―大平春子句集 [単行本]

春を待つ―大平春子句集 [単行本] の 商品概要

• 目次（「BOOK」データベースより）

  聖書の厚さ―平成二十五年～二十七年
  地球のにきび―平成二十八年～三十年
  桃の花―平成三十一年～令和二年
  春を待つ―令和三年～五年
  エッセイ（簡易テント；母さん、何しに来たの？；ニースの夏の風；青春の「善き牧者修道院」寮；泣き笑い；人生の帳尻）

• 内容紹介

  ◆第一句集
  家中の鏡を磨き春を待つ
  
  春子さんの句はユーモアもたっぷりで、思わず吹き出してしまうような句も多く、
  読者を飽きさせることがない。
  （序・白濱一羊）
  
  ◆自選十句
  杉花粉遠くへ行きたがる男
  トーストは聖書の厚さ涼新た
  うららかや門の乳鋲のＦ カップ
  放課後のやうな静けさ木の実降る
  実ざくろや口のとんがる反抗期
  風受けて音叉となりぬ冬木立
  家中の鏡を磨き春を待つ
  花びらに磁力ありけり花筏
  袖折ろか衿立てやうか更衣
  年玉や電信柱めく十五

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  大平 春子(オオヒラ ハルコ)
  昭和２０年花巻市生。令和４年樹氷賞受賞（令和３年・新設の賞）

• 著者について

  大平春子 (オオヒラハルコ)
  昭和20年 花巻市生
  平成24年 「樹氷」入会
  平成28年 樹氷賞受賞・「樹氷」同人
  平成29年 俳人協会会員
  平成30年 岩手芸術祭「随筆」部門芸術祭賞
  令和元年 岩手芸術祭「随筆」部門芸術祭賞
  令和四年 樹氷賞受賞（令和三年・新設の賞）

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