鐘を鳴らす子供たち(小学館文庫) [文庫]
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鐘を鳴らす子供たち(小学館文庫) [文庫]

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出版社:小学館
販売開始日: 2023/08/04
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鐘を鳴らす子供たち(小学館文庫) [文庫] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    物語は高度成長期の昭和48年、伝説のラジオドラマ『鐘の鳴る丘』に出演した当時小学生の一人、良仁への一本の電話から始まる。それは『鐘の鳴る丘』の脚本家・菊井一夫の葬儀を知らせる電話だった。菊井との記憶に思いを馳せる良仁の脳裏には、主題歌「とんがり帽子」が流れていた。昭和22年、ほとんどの子供がいつもお腹を空かせていた時代。良仁は同じ小学校に通う数名と一緒に、突然『鐘の鳴る丘』に出演することに。それは、戦争への負い目を胸に抱く大人たちと共に、戦争の爪痕と向き合い、未来への希望を模索する日々であった。心に残る名作、待望の文庫化。
  • 目次

    目次

    昭和四十八年 春 5

    昭和二十二年 五月 13

    テスト 45

    特訓 60

    伏兵 78

    配役 91

    予行演習 115

    闇市 127

    本番 145

    最後の一人 155

    涙 178

    取材 209

    異変 241

    秘められた思い 259

    『鐘の鳴る丘』 273

    昭和四十八年 春 295

    【解説】あの鐘の音は、何処へ? 野上暁 319
  • 内容紹介

    復興の希望・伝説のラジオドラマの舞台裏

    物語は高度成長期と呼ばれる昭和48年、『鐘の鳴る丘』に出演した当時小学生の一人、良仁への一本の電話から始まる。この日、戦後を代表する劇作家であり、『鐘の鳴る丘』の脚本家・菊井一夫が逝去。電話は菊井の葬儀の知らせだった。知らせを受けて菊井との記憶に思いを馳せる良仁の脳裏には、いつしか「緑の丘の赤い屋根 とんがり帽子の時計台…」と、少年少女たちの歌声が流れ始めていた。
    昭和22年。ようやく給食が再開したものの、ほとんどの子どもがいつもお腹を空かせていた時代。東京・練馬区の小学校に通う良仁は親友の祐介と全力で遊びまわる日々を送っていた。そんなある日、良仁と祐介、そして、隣のクラスの実秋を含めた数名が、NHKのラジオ放送劇『鐘の鳴る丘』に出演することに。良仁たちが演じるのは、当時、社会問題となっていた戦後浮浪児の役。戦争への負い目を胸に抱えた大人たちと共に、伝説となるラジオドラマ『鐘の鳴る丘』をつくる日々が始まる。
    戦後の混乱期、ラジオが唯一の娯楽ともいえた時代、作り手側に立つことになった子どもたちが見た世界とは。戦争への後悔を抱えた大人達と一緒に希望を模索する日々の行方は・・・。



    【編集担当からのおすすめ情報】
    ラジオドラマ『鐘の鳴る丘』は、「緑の丘の赤い屋根 とんがり帽子の時計台 鐘が鳴ります キンコンカン……」の歌と共に語り継がれています。この歌を作曲した古関裕而さんがモデルとなったNHKの朝の連続テレビ小説『エール』では、『鐘の鳴る丘』の制作に至る菊井と小関の物語も登場しました。本書は、この番組に出演した子どもたちの目線から描いた物語です。
    良仁や祐介たちは、役を演じるためにと本当の浮浪児を見に行き、大きなショックを受けます。戦災孤児の施設を訪問したときには、施設の子どもから厳しい言葉を投げられ、震災孤児のつらい現実を知ります。それでも、未来を信じて生き抜く子どもたち。大人達が巻き起こす戦争の一番の被害者は、常に、何も知らない子供たちなのです。
    同じ地球上で、戦火に怯え、逃れ、苦しんでいる人々がいる今だからこそ『鐘の鳴る丘』の時代を生きた人々の生き様は心に迫ってきます。
    同日に発売する著者の『百年の子』という作品には、この昭和の時代から令和の現代までの子供たちの文化や母親の思いと葛藤、親子の絆などが壮大なスケールで描かれています。著者が「一番書きたかったテーマ」と渾身の思いを込めて書き下ろしで執筆したこの作品も、是非一緒に読んでみることをお薦めします。


    図書館選書
    戦後が色濃く残る昭和22年、戦後孤児救済のためのラジオ放送劇『鐘の鳴る丘』がつくられた。この制作に関わった、戦争への後悔を抱えた大人たちと未来を信じる小学生が紡ぐ、リアルな涙を呼ぶ人間ドラマ。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    古内 一絵(フルウチ カズエ)
    東京都生まれ。『銀色のマーメイド』で第五回ポプラ社小説大賞特別賞を受賞し2011年にデビュー。17年、『フラダン』が第63回青少年読書感想文全国コンクール課題図書に選出。第6回JBBY賞(文学作品部門)受賞

鐘を鳴らす子供たち(小学館文庫) [文庫] の商品スペック

商品仕様
出版社名:小学館
著者名:古内 一絵(著)
発行年月日:2023/08/09
ISBN-10:4094072845
ISBN-13:9784094072846
判型:文庫
発売社名:小学館
対象:一般
発行形態:文庫
内容:日本文学小説
言語:日本語
ページ数:336ページ
縦:16cm
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