ゆみちゃん(くもんの児童文学) [単行本]

ゆみちゃん(くもんの児童文学) [単行本] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  ゆみちゃん、大好きだよ。今も、これからも、ずっと、ずっと、大好きだよ。小手鞠るいが子どもたちに届ける「命」の物語。

• 出版社からのコメント

  主人公が経験する幼い妹の死を通し、命や死について考えるきっかけを提供することで、読者に命の尊さや生きる希望を伝えます。

• 内容紹介

  ――そう、ゆみちゃんは、生きている。わたしといっしょに、こうして、ここで。
  　りりちゃんの妹・ゆみちゃんは、りりちゃんが保育園のころにうまれました。お母さんとお父さん、おばあちゃんとりりちゃんは、一生懸命に小さなゆみちゃんを、大きくしていきます。ゆみちゃんは、すくすくと大きくなって、歩くようになり、言葉を話すようになり…りりちゃんはもっともっといそがしくなります。りりちゃんは、そんなゆみちゃんを見ているうちに「生きていることはうれしいことだ」ということがよくわかるようになりました。
  　ゆみちゃんが生まれて3年ったある冬の日、ゆみちゃんが保育園で熱を出してしまったというのです……。
  
  　児童文学から一般書まで、多くの作品を手がける小手鞠るい先生が、子どもたちに届ける「命」の物語。
  
  図書館選書
  主人公が経験する「幼い妹の死」を通して、「命や死について考えるきっかけ」を提供することで、読者に「命の尊さ」や「生きる希望」を伝える創作児童文学。

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  小手鞠 るい(コデマリ ルイ)
  １９５６年岡山県生まれ。小説家。大人向けの文芸作品、児童文学、ともに著書多数。１９９２年からニューヨーク州在住
  
  松倉 香子(マツクラ カオリ)
  東京都生まれ。イラストレーター。小手鞠るいさんとのコンビで、児童書の装画・挿絵を多く手がける

• 著者について

  小手鞠 るい (コデマリ ルイ)
  小手鞠 るい
  岡山県生まれ。1993年『おとぎ話』で海燕新人文学賞、2005年『欲しいのは、あなただけ』（新潮文庫）で島清恋愛文学賞、2009年に、原作を手がけた絵本『ルウとリンデン 旅とおるすばん』（講談社）でボローニャ国際児童図書賞、2019年『ある晴れた夏の朝』（偕成社）で小学館児童出版文化賞を受賞。『鳥』（小学館）、『ぼくたちの緑の星』（童心社）、『母の国、父の国』（さ・え・ら書房）、『星空としょかんのジュリエット』（小峰書店）、『川滝少年のスケッチブック』（川瀧喜正との共著/講談社）、『放課後の読書クラブ』『お母ちゃんの鬼退治』（以上 偕成社）など著書多数。
  
  松倉 香子 (マツクラ カオリ)
  松倉 香子
  東京都生まれ。イラストレーター。小手鞠るいとのコンビで、児童書の装画・挿絵を多く手がける。装画を手がけた作品に『少女は森からやってきた』（小手鞠るい 作／PHP研究所）、『うさぎタウンのおむすびやさん』（小手鞠るい 作／講談社）、『夜に星を放つ』（窪美澄 著/文芸春秋）、『あしたの幸福』（いとうみく 著/理論社）など。

ゆみちゃん(くもんの児童文学) [単行本] の商品スペック