自見庄三郎回顧録―「郵政民営化」を止めた男 [単行本]

自見庄三郎回顧録―「郵政民営化」を止めた男 [単行本] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  「私は政治家である前に医者だった」科学者の目で見たものを、饒舌すぎるくらいの饒舌で語り倒す！派閥の生態、省庁との駆け引き、地元の利益と国の富の増やし方、政治家として信念を貫く方法―。

• 目次（「BOOK」データベースより）

  第１章　医師から政治家へ
  第２章　地元の利益と国家の利益
  第３章　党・省・団体との駆け引き
  第４章　与党と野党
  第５章　知識と権限
  第６章　橋本行革
  第７章　ＹＫＫの内実
  第８章　民主党政権と国民新党
  第９章　国民新党の分裂と解体
  第１０章　政治家引退

• 出版社からのコメント

  面接は田中角栄。中曽根派に入り、ＹＫＫを支えた男が見た橋本行革、加藤の乱、小泉政権、２度の政権交代。戦後保守政治の終焉。

• 内容紹介

  「裏の本音で着地点を見る」政治の安定とは。
  「かたちだけの強行採決」に見る国会運営の真髄とは。
  田中角栄の面接を受け、医師から国会議員へ。
  中曽根康弘の指導を受け、のちＹＫＫ（山崎拓、加藤紘一、小泉純一郎）を支えた男が見た橋本行革、加藤の乱、小泉政権、そして２度の政権交代。それは自民党的保守政治の終焉だった。
  （編集協力　中澤雄大）

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  伊藤 隆(イトウ タカシ)
  東京大学名誉教授・政策研究大学院大学名誉教授。１９３２年東京生まれ。東京大学文学部国史科卒、同大学院人文科学研究科国史専攻修士課程修了。２０２４年８月没

• 著者について

  伊藤隆 (イトウタカシ)
  伊藤隆
  一九三二年東京都生まれ。東京大学文学部卒。同大学院人文科学研究科国史専攻修士課程修了。東京大学教授、亜細亜大学教授、埼玉大学教授、政策研究大学院大学教授を歴任。東京大学名誉教授。専攻は日本近現代政治史。著書に『昭和初期政治史研究』、『近衛新体制』、『近代日本の人物と史料』、『昭和史の史料を探る』、『評伝　笹川良一』、『歴史と私』などがある。
  
  
  
  自見庄三郎 (ジミショウザブロウ)
  自見庄三郎
  1945年福岡県生まれ。九州大学大学院医学系研究科修了。医学博士。ハーバード大学主任研究員、九州大学講師などを経て、1983年衆議院議員初当選（自由民主党公認、旧福岡４区）、以後、７期連続当選。97年、第２次橋本改造内閣で郵政大臣就任。2005年、いわゆる「郵政国会」採決で反対票を投じる。第44回衆議院議員選挙で自民党の公認を得られず落選、離党。07年、参議院議員選挙に国民新党公認で出馬して当選。民主党政権時代に、郵政改革担当大臣、内閣府特命担当大臣（金融担当）に就任。2013年、国民新党を解体し、自身も政界引退する。

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