インフルエンザウイルスを発見した日本人(岩波科学ライブラリー) [全集叢書]
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インフルエンザウイルスを発見した日本人(岩波科学ライブラリー) [全集叢書]

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出版社:岩波書店
販売開始日: 2023/08/08
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インフルエンザウイルスを発見した日本人(岩波科学ライブラリー) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    長らくインフルエンザウイルスの発見者は1930年代の英国グループとされてきた。だが、1918年に発生したスペイン風邪(インフルエンザの世界的流行)に際し、その病原体がウイルスであることを示していた日本人がいた。埋もれていた論文の著者山内保は、細菌よりも小さく「見えない」病原体に、どのようにして迫りえたのか。黄金期のパスツール研究所に連なる病原体の狩人たちの事績と人生をたどり、医学探究のドラマを描きだす。
  • 目次

    序章 インフルエンザウイルスの発見者T ・ヤマノウチとは誰か
     友人からの突然の問合せ
     新聞記事に学界権威として現れた名前
     発見者の改訂へ
     パスツール研究所との新たなつながり

    1 インフルエンザ菌からインフルエンザウイルスへ――インフルエンザの原因探究の歴史
     インフルエンザの歴史と細菌説の登場
     一九一八~一九年パンデミック:プファイフェル菌が病原菌なのか
     山内の実験と主張:濾過性ウイルスへ
     際立っていた山内の報告
      コラム◎共同研究者の坂上弘蔵と岩島寸三
     その後の展開
     ウイルスの発見と分離

    2 天才の直感と濾過性ウイルスの概念の確立
     パスツールの直感
     狂犬病ワクチンの開発
     パスツール研究所の創立
     黄金期を迎えたパスツール研究所
     ラントシュタイナーとレヴァディティのポリオウイルスの実験
      コラム◎ラントシュタイナーの血液型発見

    3 パスツール研究所の黄金期を支えたメチニコフ――波乱の人生を歩んだ異才
     生まれながらにして天才科学者
     動物学者としての道
     食細胞の発見
     パスツールとの出会い
     パスツール研究所での日々
     長寿への関心と梅毒のサル実験モデルの確立
     コレラ菌の人体実験から生まれたプロバイオティクス
     第一次世界大戦の勃発
      コラム◎破傷風抗血清の腐敗防止とワクチン開発
      コラム◎日本と強い絆をもった次兄のレフ・メチニコフ

    4 パスツール研究所で山内が行った先端研究
     パスツール研究所で学んだ最初の日本人
     当時先端の研究課題にとりくむ
     梅毒の血清診断と動物モデル
     アトキシルと睡眠病
      コラム◎梅毒治療薬サルバルサンの開発
     ウィーン大学でのアナフィラキシーの研究
     外科医ドワイヨンとの共同研究
      コラム◎長野泰一のウイルス抑制因子(=インターフェロン)発見の論文

    5 メチニコフのロシア調査団と野口英世のパスツール研究所訪問――山内の貴重な体験
     メチニコフのロシア調査団
      コラム◎ツベルクリンの歴史
     野口英世のパスツール研究所訪問

    6 山内保の生い立ちとその後
     山内保の生い立ちから渡欧まで
     日本の研究界への批判
     野口英世の純粋痘苗(天然痘ワクチン)の臨床応用
      コラム◎痘苗からの細菌除去
     山内保事件

     おわりに
     文 献
  • 出版社からのコメント

    知られざる医学者山内保とは誰か。黄金期のパスツール研究所に連なる病原体の狩人たちの探究のドラマ。
  • 内容紹介

    1918年のインフルエンザ・パンデミックに際し、その病原体がウイルスであることを示した日本人がいた。埋もれていた論文の著者山内保は、細菌よりも小さく「見えない」病原体に、どのようにして迫りえたのか。黄金期のパスツール研究所に連なる病原体の狩人たちの事績と人生をたどり、医学探究のドラマを描きだす。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    山内 一也(ヤマノウチ カズヤ)
    1931年、神奈川県生まれ。東京大学農学部獣医畜産学科卒業。農学博士。北里研究所所員、国立予防衛生研究所室長、東京大学医科学研究所教授、日本生物科学研究所主任研究員を経て、東京大学名誉教授、日本ウイルス学会名誉会員、リエージュ大学(ベルギー)名誉博士
  • 著者について

    山内 一也 (ヤマノウチ カズヤ)
    山内一也(ヤマノウチ カズヤ)
    1931年,神奈川県生まれ.東京大学農学部獣医畜産学科卒業.農学博士.北里研究所所員,国立予防衛生研究所室長,東京大学医科学研究所教授,日本生物科学研究所主任研究員を経て,現在,東京大学名誉教授,日本ウイルス学会名誉会員,リエージュ大学(ベルギー)名誉博士.
    主な著書に『エマージングウイルスの世紀』(河出書房新社),『史上最大の伝染病 牛疫』,『ウイルスと地球生命』,『ワクチン学』(共著),『近代医学の先駆者』,『エボラ出血熱とエマージングウイルス』,『はしかの脅威と驚異』,『新版 ウイルスと人間』(以上,岩波書店),『ウイルス・ルネッサンス』(東京化学同人),『ウイルスの意味論』,『ウイルスの世紀』,『異種移植』(以上,みすず書房)などがある.

インフルエンザウイルスを発見した日本人(岩波科学ライブラリー) の商品スペック

商品仕様
出版社名:岩波書店
著者名:山内 一也(著)
発行年月日:2023/08/04
ISBN-10:400029721X
ISBN-13:9784000297219
判型:B6
対象:一般
発行形態:全集叢書
内容:医学・薬学・歯学
言語:日本語
ページ数:126ページ
縦:19cm
横:13cm
厚さ:1cm
重量:172g
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