本土決戦と外国人強制労働―長野県で働かされた朝鮮人・中国人・連合国軍捕虜 [単行本]
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本土決戦と外国人強制労働―長野県で働かされた朝鮮人・中国人・連合国軍捕虜 [単行本]

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出版社:高文研
販売開始日: 2023/09/25
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本土決戦と外国人強制労働―長野県で働かされた朝鮮人・中国人・連合国軍捕虜 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    長野県で働かされた朝鮮人・中国人・連合国軍捕虜。
  • 目次

    序 アジア太平洋戦争と外国人強制労働

    1 長野県における強制連行・強制労働

    2 強制労働の現場と実態. 東北信地方

    ◆日本焼結工場(中国人・朝鮮人)
     ──鉄不足を補うため、黒姫山麓の酸化鉄を含む赤土を掘削
    ◆松代大本営地下壕(朝鮮人)
     ──本土決戦に向け、大本営の移転先を構築
    column 慰安所(産業慰安所)の設置
    column 朝鮮民主主義人民共和国に帰った人たち
    column 松代を語り伝える、文学作品「キムの十字架」
    ◆長野飛行場(朝鮮人)
     ──松代への大本営移転に伴う飛行場の誘導路拡張工事
    ◆須坂通信(送信)施設用地下壕(朝鮮人)
     ──松代大本営の移転に伴い送信施設用地下壕を掘削
    ◆上田地下飛行機工場(朝鮮人)
     ──三菱重工業の戦闘機工場の疎開先として地下壕を掘削

    3 強制労働の現場と実態. 中信地方
    ◆陸軍松本飛行場(朝鮮人)
     ──本土決戦に備えた陸軍飛行場建設
    column 難航する聞き取り
    ◆松本地下飛行機工場(朝鮮人・中国人)
     ──三菱重工業名古屋航空機製作所の疎開先になる地下・半地下工場建設
    ◆昭和電工大町工場(朝鮮人)
     ──軍用機材料となるアルミニウムの製造作業
    column 別れの桜
    ◆木曽の発電所(朝鮮人・中国人)
    ──木曽地域の三浦貯水地堰堤工事と二つの発電所建設工事
    column 木曽谷事件の真相
    ◆4 強制労働の現場と実態. 南信地方
    諏訪鉄山(朝鮮人・連合国軍捕虜)
     ──鉄不足を補うため蓼科高原一帯での褐鉄鉱の採掘
    ◆平岡ダム(朝鮮人・連合国軍捕虜・中国人)
     ──天竜川での発電用ダム建設工事
    column 強制連行された朝鮮人の逃亡先
    column 捕虜に人道的な対応をした収容所職員
    column 謀略放送「日の丸アワー」への協力を拒否したイギリス人捕虜
    ◆飯島発電所(朝鮮人)
     ──遠山川流域での発電所工事と隧道工事

    長野県の農耕勤務隊(朝鮮人)
     ──朝鮮人青年を徴兵し、日本で開墾・農作業に使役
    column 中学生たちが調査した農耕隊の実態

    強制労働当事者の対面調査に取り組んで

    中国人労工が強制労働させられた135 の事業場
    中国人強制連行・強制労働事件の経過一覧表
    本書関連略年表
    参考文献・史料一覧
    あとがき
  • 出版社からのコメント

    80年前のアジア太平洋戦争末期、外国人に対する差別・人権侵害(強制連行・強制労働)の「加害の歴史」を掘り起こし、後世に伝える
  • 内容紹介

    鹿島組御嶽発電所で働かされた中国人の証言──「日本での苦しみは飢え、寒さ、暴力だった。たくさんの人が死んだ。まず目が見えなくなり、下痢をして、それから死んだ」
    80年前のアジア太平洋戦争末期、中国大陸・東南アジア・太平洋などの広大な戦域に兵士を送りだした日本は深刻な労働力不足に陥った。その穴埋めに使役するために連れてこられたのが、大日本帝国の植民地下にある朝鮮人、日本軍の占領下にあった中国人、日本軍の捕虜となった連合国軍捕虜であった。
    連行された人々は全国各地の労働現場に配置され、厳重な監視下の元で苛酷な労働に従事させられた。
    1944年6月のサイパン陥落で、米軍による本格的な本土空襲か始まり、「本土決戦」が日本側の最重要課題となった。
    長野県はその地理的環境から天皇や大本営など政府の中枢機関を移転する候補地となり、全県を挙げて各施設の突貫工事が始まった。
    本書は、長野県内各地の労働現場で使役された朝鮮人・中国人・連行国軍捕虜が置かれた苛酷な状況がどのようなものであったのか、長年にわたって史料を渉猟し、生存者の聞き取りを行い、現場を歩いた貴重な記録である。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    山田 朗(ヤマダ アキラ)
    1956年生まれ。明治大学文学部教授(日本近現代軍事史)、明治大学平和教育登戸研究所資料館館長。歴史教育者協議会委員長
  • 著者について

    長野県強制労働調査ネットワーク (ナガノケンキョウセイロウドウチョウサネットワーク)
    2010 年4 月、長野県下の戦争遺跡保存や外国人強制労働の掘り起こしを進めていた3団体(NPO法人松代大本営平和祈念館・松本強制労働調査団・平岡ダムの歴史を残す会)が中心となって結成された。長野県下それぞれの地域でつくられた、戦争中の出来事、特に朝鮮人、中国人、連合国軍捕虜など外国人の強制労働について調査する団体で、戦争中の強制労働に関わった人々を探し、それらの人々から「生の声」を聞き取り、うずもれてしまっている外国人強制労働の実態を掘り起こす活動を進めてきた。

    山田 朗 (ヤマダアキラ)
    1956 年生まれ。明治大学文学部教授(日本近現代軍事史)、明治大学平和教育登戸研究所資料館館長。歴史教育者協議会委員長。主な著書に『大元帥 昭和天皇』(ちくま学芸文庫)『軍備拡張の近代史』(吉川弘文館)『日本は過去とどう向き合ってきたか』(高文研)ほか。

本土決戦と外国人強制労働―長野県で働かされた朝鮮人・中国人・連合国軍捕虜 の商品スペック

商品仕様
出版社名:高文研
著者名:長野県強制労働調査ネットワーク(編著)/山田 朗(監修)
発行年月日:2023/09/25
ISBN-10:4874988598
ISBN-13:9784874988596
判型:A5
発売社名:高文研
対象:一般
発行形態:単行本
内容:日本歴史
言語:日本語
ページ数:200ページ
縦:21cm
横:15cm
厚さ:1cm
重量:300g
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