未来社会と「意味」の境界―記号創発システム論/ネオ・サイバネティクス/プラグマティズム [単行本]
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未来社会と「意味」の境界―記号創発システム論/ネオ・サイバネティクス/プラグマティズム [単行本]

谷口 忠大(編著)河島 茂生(編著)井上 明人(編著)
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出版社:勁草書房
販売開始日: 2023/08/30
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未来社会と「意味」の境界―記号創発システム論/ネオ・サイバネティクス/プラグマティズム の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    記号創発システム論、ネオ・サイバネティクス、プラグマティズムや記号論など、情報・理工系と人文・社会系の学融的議論に基づく展望を提示し、AI・ロボットと人間が真の共存をなす未来社会に向かうための道筋を描く。
  • 目次

    第1部 AI・ロボットと人間にとっての「意味」

    第1章 AI・ロボットとの次なる共存に向けて:「意味」を語る意味[河島茂生](メディア研究、情報倫理)
     1-1 社会的背景
     1-2 「意味」、生き物、人間社会、AI・ロボット
     1-3 意味の多様性と重要さ
     1-4 本書のアプローチ
     1-5 本書の枠組みと観察の位置

    第2章 記号創発システム:身体と社会に基づく意味の創発[谷口忠大](創発システム、人工知能、ロボティクス)
     2-1 言葉の意味と環世界
     2-2 「閉じた認知」に生じる記号過程
     2-3 記号創発システム
     2-4 記号接地問題から記号創発問題へ
     2-5 記号創発ロボティクス
     2-6 ネオ・サイバネティクスと記号創発システム

    第3章 ネオ・サイバネティクスからの接近: 生命システムによる意味創出と情報伝達というフィクション[西田洋平](ネオ・サイバネティクス、情報学、図書館情報学)
     3-1 生命と認知の表裏一体性
     3-2 生命システムによる意味創出
     3-3 基礎情報学とHACSモデル
     3-4 HACSと記号創発システムの異同
     3-5 記号創発ロボティクスの可能性

    第4章 プラグマティズムからの接近:記号の意味とは何か[加藤隆文](プラグマティズムの哲学、美学、芸術学、記号論)
     4-1 意味について
     4-2  記号について:パースの記号論
     4-3 記号創発システムにおける人間の自己像
     4-4 プラグマティズム、探究共同体、記号創発システム

    第2部 意味はどこから立ち上がるのか

    第5章 記号創発ロボティクス:意味の工学的探究[長井隆行](知能ロボティクス)
     5-1 意味とは何か
     5-2 意味の三角形を構成する
     5-3 道具としてのロボット(意味と身体)

    第6章 意味の身体性:記号創発ロボティクスとネオ・サイバネティクスの交差点[原島大輔](基礎情報学、表象文化論)
     6-1 意味の身体性
     6-2 コンピューティング・パラダイムとサイバネティック・パラダイム
     6-3 情報学的転回
     6-4 超越論的現象学
     6-5 メディア
     6-6 生命の意味

    第7章 子どもとロボットの発達:生命情報から社会情報へ[佐治伸郎](言語心理学、言語習得)
     7-1 はじめに
     7-2 心のパターン:人間にとっての生命情報
     7-3 発達研究とロボティクス研究のこれから

    第3部 意味はどのように作用するのか

    第8章 ゲームキャラクターの人工知能:記号と哲学[三宅陽一郎](デジタルゲームAI)
     8-1 序論
     8-2 ゲーム世界をめぐる「記号」
     8-3 行動とインフォメーション・フロー
     8-4 環世界
     8-5 他者と「記号」の創発
     8-6 世界からのエンハンスメント
     8-7 キャラクターAIの階層化
     8-8 シミュレーションによる「記号」生成
     8-9 認識のダイナミクス
     8-10 意思決定の諸相
     8-11 身体運動の諸相
     8-12 まとめ

    第9章 英語教育、記号創発ロボティクス、ネオ・サイバネティクス[山中司](応用言語学、言語哲学、言語コミュニケーション論)
     9-1 はじめに
     9-2 AIと言語学習者
     9-3 デイヴィッドソンの問題意識とプラグマティズム
     9-4 記号創発システム論と英語教育
     9-5 ネオ・サイバネティクスと英語教育
     9-6 おわりに

    第10章  コミュニケーションのデザイン:デジタル情報に意味を見出す観察者[椋本輔](ネオ・サイバネティクス、記号論、情報デザイン)
     10-1 「意味のやり取り」としての「コミュニケーション」
     10-2 「脱-しるし化」としてのデザイン
     10-3 コミュニケーションのデザインについて考えるための「視点」
     10-4 「しるし」について考える:記号をめぐる議論の諸相
     10-5 「人間中心のデザイン」のためのネオ・サイバネティクス
     10-6 純粋に人工的な「物ならぬモノ」:デジタル情報と「観察者」
     10-7 おわりに:我々自身とデジタル情報技術のよりよい関係のために

    第11章 ロボットと人との共存:あとがきに代えて[谷口忠大](創発システム、人工知能、ロボティクス)[井上明人](ゲーム研究)
     11-1 「基礎情報学」と「記号創発システム」の相互浸透
     11-2 「意味」をめぐる概念たち

    索引
    編者・執筆者
  • 内容紹介

    AI・ロボットと人間が共存する未来社会における「意味」の意味とは何か。大規模言語モデルを超えて新たな意味の学理を構想する。

    私たちにとって、あるいはAI・ロボットにとって「意味」とはどのようなものか。その「意味」はどこから立ち上がり、どのように作用するのか。大規模言語モデルがAIの可能性を拓いた現在だからこそ、重要となる「意味」についての考察。AI・ロボットと共存する未来社会に向けて構想すべき意味の学問に、学融的議論で接近する。
  • 著者について

    谷口 忠大 (タニグチ タダヒロ)
    谷口 忠大(たにぐち ただひろ)

    京都大学大学院工学研究科博士後期課程修了、博士(工学)。現在、立命館大学情報理工学部教授。主著として、『記号創発ロボティクス』(講談社,2014)、『心を知るための人工知能』(共立出版,2020)。

    河島 茂生 (カワシマ シゲオ)
    河島 茂生(かわしま しげお)

    東京大学大学院学際情報学府博士後期課程修了、博士(学際情報学)。現在、青山学院大学総合文化政策学部准教授。主著として、『未来技術の倫理』(勁草書房,2020)、『AI 時代の「自律性」』(河島茂生編著,勁草書房,2019)。


    井上 明人 (イノウエ アキト)
    井上 明人(いのうえ あきと)

    慶應義塾大学政策・メディア研究科修士課程修了、修士(政策・メディア)。現在、立命館大学映像学部講師。主著として、『ゲーミフィケーション』(NHK出版,2012)、「「ゲーム/遊びとは何か」とは何か──ゲームのメタ定義論をめぐって」松井広志、井口貴紀、大石真澄、秦美香子編『多元化するゲーム文化と社会』(ニューゲームズオーダー,2019)。

未来社会と「意味」の境界―記号創発システム論/ネオ・サイバネティクス/プラグマティズム の商品スペック

商品仕様
出版社名:勁草書房
著者名:谷口 忠大(編著)/河島 茂生(編著)/井上 明人(編著)
発行年月日:2023/08/20
ISBN-10:4326603607
ISBN-13:9784326603602
判型:A5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:176ページ
縦:21cm
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