サキの忘れ物(新潮文庫) [文庫]

サキの忘れ物(新潮文庫) [文庫] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  自分には何にも夢中になれるものがない―。高校をやめて病院併設の喫茶店でアルバイト中の千春は、常連の女性が置き忘れた本を手にする。「サキ」という外国人の男性が書いた短篇集。これまでに一度も本を読み通したことがない千春だったが、その日からゆっくりと人生が動き始める。深く心に染み入る表題作から、謎めいた旅行案内、読者が主役のゲームブックまで、かがやきに満ちた全九篇。

• 内容（「BOOK」データベースより）

  サキの忘れ物；王国；ペチュニアフォールを知る二十の名所；喫茶店の周波数；Ｓさんの再訪；行列；河川敷のガゼル；真夜中をさまようゲームブック；隣のビル

• 内容紹介

  自分には何にも夢中になれるものがない――。高校をやめて病院併設の喫茶店でアルバイト中の千春は、常連の女性が置き忘れた本を手にする。「サキ」という外国人の男性が書いた短篇集。これまでに一度も本を読み通したことがない千春だったが、その日からゆっくりと人生が動き始める。深く心に染み入る表題作から、謎めいた旅行案内、読者が主役のゲームブックまで、かがやきに満ちた全九編。

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  津村 記久子(ツムラ キクコ)
  １９７８（昭和５３）年大阪市生まれ。２００５（平成１７）年「マンイーター」（のちに『君は永遠にそいつらより若い』に改題）で太宰治賞を受賞してデビュー。’０８年『ミュージック・ブレス・ユー！！』で野間文芸新人賞、’０９年「ポトスライムの舟」で芥川賞、’１１年『ワーカーズ・ダイジェスト』で織田作之助賞、’１３年「給水塔と亀」で川端康成文学賞、’１６年『この世にたやすい仕事はない』で芸術選奨新人賞、’１７年『浮遊霊ブラジル』で紫式部文学賞を受賞

サキの忘れ物(新潮文庫) [文庫] の商品スペック