サイコーシスのためのオープンダイアローグ―対話・関係性・意味を重視する精神保健サービスの組織化 [単行本]
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サイコーシスのためのオープンダイアローグ―対話・関係性・意味を重視する精神保健サービスの組織化 [単行本]

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販売開始日: 2023/10/14
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サイコーシスのためのオープンダイアローグ―対話・関係性・意味を重視する精神保健サービスの組織化 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    医学モデルの精神医療に依存しないオープンダイアローグの実践をサイコーシスの当事者のために組織化するうえで、欧米諸国はどのような困難に直面しているか。オープンダイアローグは、家族療法、精神分析、認知行動療法、パーソンセンタード・アプローチなど、心のケアのさまざまな技法や理論とどのように関わり合っているのか。オープンダイアローグの「理論」「歴史」「トレーニング」「経験」「研究」について、ヤーッコ・セイックラなどの開発者、実践家、サービスユーザー、家族などの「声」を集める―。
  • 目次

    序言
    プロローグ

    ■セクション1 オープンダイアローグを導入する

    1 オープンダイアローグとは何か
    2 西ラップランドにおけるオープンダイアローグ開発の歴史
    3 サイコーシスは病気ではなく,極度のストレスに対する反応である。そして,ダイアローグはそのキュア(cure)である

    ■セクション2 個人,家族,専門家によるオープンダイアローグの経験

      編者によるイントロダクション
    4 私たちの息子が「帰ってきた」
      ──統合失調感情障害と診断された若年成人に対する対話的ネットワーク・アプローチ
    5 家族に対するオープンダイアローグ・アプローチの経験
      ──サービス終了から1 年後に姉妹と実践家が振り返る
    6 サイコーシス的な振る舞い
      ──(脳の)疾病の症状か,適応の試みか?
    7 不確実性に耐えることのストレス
      ──電子メールは役に立つ!
    8 愛に根ざして
      ──あるティーンエイジャーとその家族との暗黒時代を通り抜ける旅
    9 人間関係の現実世界に再びつながるための入口としてのオープンダイアローグ
    10 話すことの許可!

    ■セクション3 オープンダイアローグのトレーニング
            ──トレーナー,実践家による振り返りとさまざまな実施環境

      編者によるイントロダクション
    11 オープンダイアローグ・トレーニングの紹介
    12 3 年あるいは4 年間のオープンダイアローグ・トレーニングの対話的デザインについての考察
    13 3 年間のオープンダイアローグ・トレーニングへの参加を振り返って
    14 オープンダイアローグ基礎トレーニングプログラムの13年間の運営について
    15 オープンダイアローグ基礎トレーニング参加者からの振り返り
    16 対話的トレーニングにおいて「リズムをとる」ということ
    17 イタリアでのオープンダイアローグ・トレーニングについての個人的な振り返り
    18 英国NHS(国民保健サービス)のピアサポート・オープンダイアローグ・トレーニング

    ■セクション4 さまざまな国の異なった文脈においてオープンダイアローグを導入する

      編者によるイントロダクション
    19 ドイツにおけるオープンダイアローグ
      ──機会と課題
    20 イタリアの国民保健サービスにおけるオープンダイアローグ
      ──境界線からの眺め
    21 英国のサイコーシスへの早期介入サービスにおけるオープンダイアローグ導入の課題
    22 2 つのオープンダイアローグ・プログラム
      ──米国・マサチューセッツ州フラミンガムのアドボケイツにて
    23 米国・バーモント州アディソン郡のカウンセリングサービス(CSAC)におけるオープンダイアローグに基づく実践
    24 移民の家族
      ──ODアプローチを使う経験
    25 オープンダイアローグにおけるピアワーカー
    26 病院環境でオープンダイアローグを展開するという挑戦
    27 「閉ざされた扉」(閉鎖病棟)の中のオープンダイアローグ

    ■セクション5 対話を他のアプローチとともに開いていくこと

       編者によるイントロダクション
    28 神経生理学モデルとオープンダイアローグの共働
      ──その挑戦と機運
    29 システミック・セラピーとオープンダイアローグ
    30 オープンダイアローグと認知行動療法(CBT)
    31 オープンダイアローグサービス時代のヘルシンキにおけるニード適合型介入の展開
    32 インターファミリー・セラピー
      ──対話的な実践を家族グループに適用する
    33 精神分析とオープンダイアローグ
    34 治療共同体とオープンダイアローグとの親和性
    35 オープンダイアローグと音楽療法

    ■セクション6 オープンダイアローグの研究

      編者によるイントロダクション
    36 サイコーシスに対するニード適合型治療アプローチの研究
    37 サイコーシスのためのオープンダイアローグに関する西ラップランドにおける研究
    38 オープンダイアローグのアドヒアランスとフィデリティツール
    39 英国のODDESSI試験
    40 英国におけるピアサポート・オープンダイアローグの研究
    41 デンマークの5 つの自治体におけるサイコーシスへのオープンダイアローグ
      ──結果と経験
    42 フィンランドのオープンダイアローグのイタリアの精神保健システムへの移転の研究
    43 オープンダイアローグを米国の医療事情に適応させるためのフィージビリティ・スタディ
      ──米国マサチューセッツ州のアドボケイツにおけるコラボレイティヴ・パスウェイ
    44 ニューヨーク市のパラシュート・プロジェクト
      ──ブルックリン・モバイルチームのプロジェクトとその成果
    45 アイルランドでのオープンダイアローグ研究
    46 ベルリンでのオープンダイアローグの人類学的研究
    47 オープンダイアローグ・アプローチにおける開放性と真正性

    エピローグ
    編訳者あとがき「オープンダイアローグとサイコーシス」
    文献
    人名索引
    事項索引
    原著者紹介
    訳者紹介
  • 出版社からのコメント

    オープンダイアローグを精神保健サービスに組み込む困難をどう乗り越えるか。実践を展開するための世界中の取り組みや工夫を紹介。
  • 内容紹介

    身体拘束などサービス利用者を無力化する精神医療に依存しないオープンダイアローグを精神保健サービスに組み込むことは,万国共通の悩みである。セイックラの論考などからサイコーシスにオープンダイアローグを導入する意義を確認するとともに,実践を展開する各国のさまざまな工夫や取り組みをユーザーの声を交えて紹介。

    図書館選書
    強制治療や拘束などによる伝統的精神医療を脱し,持続可能な精神保健サービスをどう組織化するか。オープンダイアローグ導入の意義を確認し,既存のシステムへ導入するヒントを世界各地の取り組みから学ぶ。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    パットマン,ニック(パットマン,ニック/Putman,Nick)
    英国/ロンドン。オープンダイアローグUKの設立者。心理療法士、オープンダイアローグ実践家、スーパーバイザー、トレーナー。NHSで心理士として働いた後、ロンドンのフィラデルフィア協会(FA)でトレーニングを受けながら、FAとアーバース(Arbours)によって運営されていた治療共同体の中に住み込みで働く。今は個人の実践家として働いている。メンタルヘルスサービスの変革を期待する思いから、サービス従事者のためのトレーニングや家族/ネットワークのためのサービスを提供することを目的として、オープンダイアローグUKを2013年に設立した

    マーティンデール,ブライアン(マーティンデール,ブライアン/Martindale,Brian)
    英国/ニューカッスル・アポン・タイン。精神科医。ISPS(サイコーシスに対する心理・社会的アプローチ国際協会)元会長、ISPSシリーズの初代編集長。ヨーロッパ精神分析的心理療法連盟(EEPP)の共同設立者であり、世界精神医学会のヨーロッパ地区代表を務めた。サイコーシスにおける早期介入の豊富な臨床経験をもち、数多くの出版や講演を行ってきた

    石原 孝二(イシハラ コウジ)
    東京大学大学院総合文化研究科教授

    斎藤 環(サイトウ タマキ)
    筑波大学医学医療系教授

    高木 俊介(タカギ シュンスケ)
    たかぎクリニック院長

サイコーシスのためのオープンダイアローグ―対話・関係性・意味を重視する精神保健サービスの組織化 の商品スペック

商品仕様
出版社名:北大路書房
著者名:ニック パットマン(編)/ブライアン マーティンデール(編)/石原 孝二(編訳)
発行年月日:2023/10/20
ISBN-10:4762832324
ISBN-13:9784762832321
判型:A5
発売社名:北大路書房
対象:専門
発行形態:単行本
内容:心理学
言語:日本語
ページ数:368ページ
縦:21cm
その他: 原書名: OPEN DIALOGUE FOR PSYCHOSIS Organising Mental Health Services to Prioritise Dialogue,Relationship and Meaning〈Putman,Nick;Martindale,Brian〉
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