なぜ壁のシミが顔に見えるのか―パレイドリアとアニマシーの認知心理学(越境する認知科学〈10〉) [全集叢書]
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なぜ壁のシミが顔に見えるのか―パレイドリアとアニマシーの認知心理学(越境する認知科学〈10〉) [全集叢書]

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出版社:共立出版
販売開始日: 2023/09/12
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なぜ壁のシミが顔に見えるのか―パレイドリアとアニマシーの認知心理学(越境する認知科学〈10〉) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    顔文字の起源からお化けの謎まで、認識の不思議な世界をめぐる。(おそらく)世界初!!「パレイドリア」の学術的解説書、誕生。
  • 目次

    第1章 「見る」とはどういうことだろうか?

    1.1 火星の人面岩・人面魚・添い寝しめじ
    1.2 過剰に意味を見る
    1.3 超能力・お告げ・ゲン担ぎ
    1.4 認知バイアス

    コラム フォアラーのバーナム効果実験

    1.5 知覚の構造
    1.6 不良設定問題
    1.7 認識のゴール
    1.8 多義性の中の唯一性
    1.9 真実は蜃気楼のように

    コラム 錯視発見のすゝめ
        ――錯視の発見に至るふたつのアプローチ

    1.10 パレイドリアは奇妙で特異な知覚現象か

    第2章 パレイドリアの認知心理学

    2.1 パレイドリアとは
     2.1.1 パレイドリアとは――暫定版
     2.1.2 パレイドリアの起源
     2.1.3 パレイドリア・アポフェニア・シミュラクラ
    2.2 パレイドリアの特徴づけ
     2.2.1 パレイドリアの可塑性
     2.2.2 パレイドリアの不可逆性
     2.2.3 パレイドリアの非対称性
     2.2.4 パレイドリアの二重性
     2.2.5 パレイドリアの多様性

    コラム パレイドリアの男性バイアス

    2.3 顔のパレイドリア

    コラム パレイドリアとソムリエ――熟達の不思議

    2.4 パレイドリアから何を読み取るか
    2.5 パレイドリアと視線
    2.6 パレイドリアと顔の検出
    2.7 パレイドリアと脳の情報処理

    第3章 パレイドリアを巡る冒険

    3.1 パレイドリアと顔文字

    コラム 絵文字と顔文字の起源

    3.2 パレイドリアとデザイン
    3.3 パレイドリアと美
    3.4 赤ちゃんとパレイドリア
    3.5 パレイドリア・幻視・現実感
    3.6 生き物だらけのパレイドリア

    コラム 星座とパレイドリア

    第4章 アニマシーの認知心理学

    4.1 生き物に対する特別な認知
     4.1.1 生き物を見つける
     4.1.2 生き物を覚える
     4.1.3 バイオロジカルモーション
    4.2 アニマシー知覚とは
    4.3 社会性のアニマシー
     4.3.1 さまざまなタイプのアニマシー
     4.3.2 Heider のアニメーション
     4.3.3 狼の群れに追われるヒツジ
     4.3.4 なぜ社会性を読み取るのか
    4.4 主体性のアニマシー
     4.4.1 因果性とアニマシー
     4.4.2 向きと動きが意図を生み出す
     4.4.3 動きのエネルギー源とアニマシー知覚
    4.5 動物性のアニマシー
     4.5.1 重力とアニマシー
     4.5.2 ハエと落ち葉――外力からの逸脱とアニマシー
     4.5.3 意図と動物性のアニマシー
     4.5.4 ランダムな動きとアニマシー

    コラム 触覚で生まれるアニマシー

    4.6 動きの同期によるアニマシーの消失
    4.7 アニマシー知覚を読み解く
     4.7.1 知覚の構造とアニマシー知覚
     4.7.2 アニマシー知覚とパレイドリア
     4.7.3 アニマシー知覚とバイオロジカルモーション
     4.7.4 心の理論とアニマシー知覚

    コラム BigDog ベータ

    4.8 アニマシー知覚と脳の情報処理

    第5章 日常に潜むアニマシー知覚

    5.1 生き物らしさと不気味さ
     5.1.1 不気味の谷

    コラム エルスバーグのパラドクス――曖昧さを避ける
     
     5.1.2 顔ガクガク錯視
     5.1.3 お化け
    5.2 人工物の中に生まれるアニマシー
     5.2.1 アニマシーとミニマルデザイン
     5.2.2 コミュニケーションとミニマルデザイン
     5.2.3 アニマシーとインタラクション
    5.3 擬人化とアニマシー
     5.3.1 道具の擬人化の効用
     5.3.2 食べ物とアニマシー

    第6章 なぜ壁のシミが顔に見えるのか

    6.1 致命的なエラーを避ける
    6.2 過剰な意味付けと情報処理の効率

    コラム 4次元知覚の可能性

    6.3 パレイドリアとアニマシー知覚のこれから

    引用・参考文献

    あとがき

    索引
  • 出版社からのコメント

    不思議な知覚現象「パレイドリア」と「アニマシー知覚」について徹底的に解説。意味を過剰に見出すという認知の性質の背景を探る。
  • 内容紹介

    壁のシミがお化けに見えて眠れない……
    風に舞う落ち葉が心や意志をもつ蝶のように見えてくる……

    このような現象に、皆さんもきっと心当たりがあるに違いない。

    私たちの周りに偏在しているこれらの一風変わった現象には、「パレイドリア」、「アニマシー知覚」という名前がある。
    一見するとただの見間違いのように思えるかもしれないが、それだけで片付けてしまうのはもったいないほどの奥深さと面白さを秘めている現象である。

    本書は、そのような「パレイドリア」と「アニマシー知覚」というたった2つの現象、認知心理学の中でも比較的ニッチな現象について、徹底的に解説することを目指した迫真の一冊である。

    私たち人間は「知覚すること」のエキスパートであり、日常生活のなかで「知覚」について真剣に考えることは少ないだろう。
    しかし、これらの奇妙な知覚現象を紐解くためには、知覚の基本を抑えておく必要がある。

    そこで、本書ではまず、知覚の構造を読み解く作業から開始する。そしてその知覚の構造を参照しながら「パレイドリア」や「アニマシー知覚」に関するさまざまな現象や研究について議論を進めていく。さらには世の中にはびこる「パレイドリア」や「アニマシー知覚」に関連する実例を挙げながら、これらの奇妙な現象のポテンシャルも論じる。

    人間の知覚とはどのようなものなのか。
    なぜ壁のシミが顔に見えるのか。

    本書を読み終えたとき、読者はきっと、人間の知覚の不思議さと面白さの虜になっているはずである――。

    【読者対象】
    ・「知覚」「認識」「錯視」「錯覚」に興味のある高校生
    ・心理学(人間科学)に興味のある大学生
    ・知覚心理学や認知心理学を専門とする大学院生
    ・人間の認識の不思議さに興味のある一般人
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    高橋 康介(タカハシ コウスケ)
    2007年京都大学大学院情報学研究科博士課程修了。現在、立命館大学総合心理学部教授、博士(情報学)。専門分野、知覚心理学・フィールド認知心理学

なぜ壁のシミが顔に見えるのか―パレイドリアとアニマシーの認知心理学(越境する認知科学〈10〉) の商品スペック

商品仕様
出版社名:共立出版
著者名:日本認知科学会(編)/高橋 康介(著)
発行年月日:2023/09/15
ISBN-10:4320094700
ISBN-13:9784320094703
判型:B6
発売社名:共立出版
対象:専門
発行形態:全集叢書
内容:心理学
言語:日本語
ページ数:264ページ
縦:20cm
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