中世ヨーロッパの色彩世界(講談社学術文庫) [文庫]
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中世ヨーロッパの色彩世界(講談社学術文庫) [文庫]

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出版社:講談社
販売開始日: 2023/09/09
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中世ヨーロッパの色彩世界(講談社学術文庫) [文庫] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    なぜカジノ台は緑で、スーツにはダークカラーが多く、囚人服は縞模様なのか―全ての答えは西欧の中世世界にある。中世の色は現代よりもはるかに饒舌で、絵画や文学に描かれた衣服の色には、単なる美しさや好みを超えた、さまざまな意味が託されていた。多彩な史料から色に込められたメッセージを読み解き、中世人の心象風景を鮮やかに描き出す!
  • 目次(「BOOK」データベースより)

    序章 色彩文明の中世
    第1章 中世の色彩体系
    第2章 権威と護符の赤
    第3章 王から庶民までの青
    第4章 自然感情と緑
    第5章 忌み嫌われた黄
    第6章 子どもと芸人のミ・パルティと縞
    第7章 紋章とミ・パルティの政治性
    第8章 色の価値の転換
    終章 中世人の心性
  • 出版社からのコメント

    カジノ台が緑なのには理由があった!数々の図版から現代よりも饒舌な中世の色の意味を読み解き、その精神生活を鮮やかに描き出す。
  • 内容紹介

    明日、何を着ていこう――冠婚葬祭をのぞけば、服選びで色がもつ意味を気にする人はいないだろう。ところが中世ヨーロッパではそうはいかない。たとえば緑は恋を、青は誠実さを意味し、黄は忌避される色だった。中世の色は現代よりもはるかに饒舌で、絵画や文学で描かれた人々の衣服の色には、単なる色の美しさや好みを超えた、さまざまな意味が託されている。中世の人びとはどんな色に囲まれ、どんな気持ちで色を身につけていたのか、あるいは目の前の人物が纏う色から何を読みとっていたのか。
    多彩な史料から複雑で精緻な色彩コードを読み解き、中世人の日々の感情生活を豊かに描き出す。あの絵画もこの伝説もいっそう深く理解できる、色が語る中世世界への招待!(カラー口絵付き。電子書籍版はオール・カラー図版)

    待ちに待った初めての逢瀬。恋焦がれた女性が鮮やかな青に緑のオウムをちらしたドレス着て現れたら、相手の男性は有頂天になるだろう。なぜなら、そのドレスの意味するところは「誠実にあなたを愛します」。ところがある日、夢に現れた彼女が全身緑の衣をまとっていたら、悲嘆に暮れてしまうかもしれない。青が意味する誠実さに対し、緑は恋の色であると同時に変動の色でもある。彼女の心変わりが青を脱がせ、緑を着せたのだ――。
    このように単なる色の好みや色づかいの美しさを越えて、中世の色は複雑な精神世界を織りなしている。「中世の色は饒舌であり、中世の人びとは意味もなく色をつけることはない」。たとえば黄色には負のイメージがつきまとい、縞柄は道化師や娼婦、気まぐれな運命女神のものである。権威と権力を示す赤、醜い色からやがて「悲しみの色」として大流行する黒……。
    ブリューゲルやジョット、ヤン・ファン・エイクの絵画、数々の華麗な装飾写本の挿絵に、アーサー王物語をはじめとする騎士物語、貴族の家計簿や財産目録など多彩な史料から、当時の染色技術も視野にいれつつ、色彩に込められたメッセージを読み解き、色から見えてくる中世世界を描き出すのが本書である。
    グリーンゲイブルスのアンはなぜ「赤毛」を嫌ったのか、ルーレットやバカラなどのカジノ台はなぜ緑のフェルトでおおわれているのか、囚人服は縞柄で、スーツにダークカラーが多いのはなぜなのか。現代社会に今なお息づく色彩に秘められた歴史に迫る!(原本:『色で読む中世ヨーロッパ』講談社選書メチエ、二〇〇六年)
    【本書の内容】
    序 章 色彩文明の中世
    第1章 中世の色彩体系
    第2章 権威と護符の赤
    第3章 王から庶民までの青
    第4章 自然感情と緑
    第5章 忌み嫌われた黄
    第6章 子どもと芸人のミ・パルティと縞
    第7章 紋章とミ・パルティの政治性
    第8章 色の価値の転換
    終 章 中世人の心性
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    徳井 淑子(トクイ ヨシコ)
    1949年生まれ。お茶の水女子大学大学院人間文化研究科博士課程単位取得満期退学。お茶の水女子大学名誉教授。専攻はフランス服飾・文化史
  • 著者について

    徳井 淑子 (トクイ ヨシコ)
    1949年生まれ。お茶の水女子大学大学院人間文化研究科博士課程単位取得満期退学。お茶の水女子大学名誉教授。専攻はフランス服飾・文化史。著書に『服飾の中世』、『図説ヨーロッパ服飾史』、『涙と眼の文化史』、『黒の服飾史』、編訳書に『中世衣生活誌』、共訳書にシシル『色彩の紋章』などがある。

中世ヨーロッパの色彩世界(講談社学術文庫) [文庫] の商品スペック

商品仕様
出版社名:講談社
著者名:徳井 淑子(著)
発行年月日:2023/09/07
ISBN-10:4065332834
ISBN-13:9784065332832
旧版ISBN:9784062583640
判型:文庫
対象:一般
発行形態:文庫
内容:外国歴史
言語:日本語
ページ数:296ページ
縦:15cm
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