政治における法と政策―公共政策学と法哲学の対話に向けて [単行本]
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政治における法と政策―公共政策学と法哲学の対話に向けて [単行本]

田中 成明(編著)足立 幸男(編著)
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出版社:勁草書房
販売開始日: 2023/09/13
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政治における法と政策―公共政策学と法哲学の対話に向けて の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    政治的思考・政策的思考・法的思考の相互関係とは?交錯する領域に公共政策学者と法哲学者が集う。法哲学者、故・那須耕介の問題関心を、ともに議論してきた仲間たちがあらためて掘り下げ、深化させる。
  • 目次

    はしがき[田中成明]

    第1章 政策的思考と法的思考の特質と相互関係について――公共政策学の法哲学への示唆に関する覚書[田中成明]
     はじめに
     1 政治・政策・法への視点と思考様式をどのように理解するか
     2 実践学における古典的思慮概念の現代的継承の諸相
     3 公共的課題への対応とパターナリズム
     4 実践学の諸分野と合理性概念の多元化・重層化傾向
     むすびに代えて

    第2章 法多元主義における法・政治・政策の位置づけ[浅野有紀]
     はじめに
     1 法多元主義
     2 法多元主義におけるリーガリティとインターリーガリティの概念
     3 那須論文と佐野論文とから得られる示唆

    第3章 政策的思考の二つの理解と法、政治、政策の自立性[濱 真一郎]
     1 政策的思考の二つの理解
     2 ハート対ドゥオーキン論争――予備的考察
     3 法の自立性への注目
     4 政策的思考の二つの理解と政治、法、政策の自立性

    第4章 那須耕介の「内在/関係論」を読み解く[佐野 亘]
     はじめに
     1 内在/関係論に対する疑問
     2 ステインバーガーと那須の政治的判断論
     3 加藤典洋の内在/関係論
     4 考察

    第5章 一人称複数における法・政策・政治[近藤圭介]
     はじめに
     1 一人称複数の法理論の構想
     2 一人称複数の法理論の意義と課題
     3 一人称複数の法理論から見た法・政策・政治
     おわりに

    第6章 ナッジの内在道徳論への応答[若松良樹]
     1 「でも」の続き
     2 那須の賢慮論
     3 ナッジの性能評価を待ち受ける困難
     4 ナッジの内在道徳
     5 麗しき幻想
     6 学習する知性
     7 論争の続き

    第7章 政治的思考のなかでの法的思考の役割[亀本 洋]
     1 那須論文への違和感
     2 法治主義と法の支配
     3 法治主義
     4 軍事的安全保障研究政策をめぐる法的思考
     5 法的思考の強み

    第8章 政治的思考・政策的思考と政策デザイン――エビデンスに基づく政策形成(EBPM)のための思考様式[奥田 恒]
     1 政策目的と政策デザイン
     2 EBPMにおける政策目的とその熟慮
     3 政治的思考とサンダーソンのEBPM論
     4 EBPMを支える政策的思考
     おわりに

    第9章 卓越的自由主義[橋本 努]
     はじめに
     1 ロールズ理論の卓越主義的解釈
     2 自尊心の問題
     3 中立型と卓越型――二つの自由主義の関係
     4 啓発教化型と願望型
     5 価値選択型と未知挑戦型――文化政策をめぐって
     おわりに――自尊心の代理的性格

    第10章 「政策」をどのように捉えるか――法と政治との関係で[服部高宏]
     はじめに
     1 政策・政策的思考の捉え方をめぐって
     2 Politikの三側面
     おわりに

    第11章 AI裁判官――技術・機能・原理[宇佐美 誠]
     1 AI裁判官という主題
     2 技術的にどこまで可能か
     3 いかなる機能を果たしうるか
     4 基本原理に適合するか
     5 未来の司法

    第12章 法学教育と法哲学、そして法的・政治的・政策的思考[中山竜一]
     はじめに
     1 那須の法学部教育論
     2 法学教育と法哲学をめぐる思想史的断片――大陸ヨーロッパ、イングランド、アメリカ
     3 法的思考・政治的思考・政策的思考と法学部教育

    第13章 民主主義の病理の克服に向けての立法府及び立法者の役割――「立法学」への誘い[足立幸男]
    はじめに
     1 立法理学(Legisprudence)と立法学(Legislative Studies)
     2 民主主義の近視眼
     3 (超)長期的な選好の育成・強化
     4 (超)長期的視野に立った政策選択・実施の可能性を高めるための制度デザイン・リデザイン
     5 長期的諸問題に対処することへの立法者の意志と能力

    那須耕介略歴
    那須耕介主要著作目録
    編著者・執筆者紹介
  • 内容紹介

    政治・政策・法、あるいは政治的思考・政策的思考・法的思考の相互関係とは? 交錯する領域を公共政策学者と法哲学者が掘り下げる。

    2021年に早世した法哲学者・那須耕介は、生前、法哲学者のみならず公共政策学分野の研究者とも意見交換を重ねてきた。二つの領域にあって彼は何を摑みとろうとしていたのか。法哲学の田中成明と公共政策学の足立幸男の呼びかけに集まった議論仲間たちが1年間の研究会を通し、那須の広範な問題関心の行方をさらに展開させた論集。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    田中 成明(タナカ シゲアキ)
    京都大学名誉教授。京都大学法学博士。専攻は法哲学

    足立 幸男(アダチ ユキオ)
    京都大学名誉教授。京都大学法学博士。専攻は政治学
  • 著者について

    田中 成明 (タナカ シゲアキ)
    田中成明(たなか しげあき)

    京都大学名誉教授。京都大学法学博士。専攻は法哲学。『裁判をめぐる法と政治』(有斐閣、1979年)、『法的思考とはどのようなものか:実践知を見直す』(有斐閣、1989年)、『法的空間:強制と合意のはざまで』(東京大学出版会、1993年)、『転換期の日本法』(岩波書店、2000年)、『現代法理学』(有斐閣、2011年)、『法の支配と実践理性の制度化』(有斐閣、2018年)、『カントにおける法と道徳と政治』(有斐閣、2023年)ほか。

    足立 幸男 (アダチ ユキオ)
    足立幸男(あだち ゆきお)

    京都大学名誉教授。京都大学法学博士。専攻は政治学。『議論の論理:民主主義と議論』(木鐸社、1984年)、『政策と価値:現代の政治哲学』(ミネルヴァ書房、1991年)、『公共政策学入門:民主主義と政策』(有斐閣、1994年)、『公共政策学とは何か』(ミネルヴァ書房、2009年)、『政策学的思考とは何か:公共政策学原論の試み』(編著、勁草書房、2005年)ほか。

政治における法と政策―公共政策学と法哲学の対話に向けて の商品スペック

商品仕様
出版社名:勁草書房
著者名:田中 成明(編著)/足立 幸男(編著)
発行年月日:2023/09/07
ISBN-10:4326404299
ISBN-13:9784326404292
判型:A5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:法律
言語:日本語
ページ数:256ページ
縦:22cm
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