もてる男もてない男 [文庫]

もてる男もてない男 [文庫] の 商品概要

• 目次

  第1章　戦争を知らない2人の男（偶然の出会い）　第2章　小田切秀樹の子供時代（負けん気の強い裕福な子供）　第3章　山田勇作の子供時代（いじめられっ子）　小田切秀樹の思春期その1（外国人宣教師の誘惑）　第5章　山田勇作の思春期その1（丸暗記の勉強をした優等生）　第6章　小田切秀樹の思春期その2（女の子と遊び続けた快楽の日々）　第7章　山田勇作の思春期その2（勉強しかしなかった生徒）　第8章　小田切秀樹の大学時代（女性遍歴と外国語の才能）　第9章　山田勇作の大学時代（苦い初恋）　第10章　小田切秀樹の社会人時代その1（海外での華やかな女性遍歴）　第11章　山田勇作の社会人時代その1（心友との出会いと初恋の人との別れ）　第12章　小田切秀樹の社会人時代その2（証券マンとしての活躍ともて続けた中壮年）　第13章　山田勇作の社会人時代その2（勤務医時代の苦難とクリニック開設）　第14章　小田切秀樹と山田勇作の出会い（心の病と派手な女性関係）　第15章　小田切秀樹と山田勇作のつながりの終わり（妻との和解、そして秀樹と勇作のつながりの終わり）　

• 内容紹介

  もてる男は引く手あまた。もてない男はふんだりけったり。その境目のヒントが、この本にある。小田切秀樹は、中２の時に青い目の女性と関係を持ち、その快楽が人生のすべてを占めてしまい、女性との関係に明け暮れた。山田勇作は、良い成績をとった時の母や先生の誉め言葉に喜びを感じ、東大に進んだが、初恋に敗れ、官僚失格の後、精神科医として患者さんと向き合った。一見、関係なさそうな二人が出会い、互いに影響されながら、人生の終盤を迎える。

• 著者について

  吉田司 (ヨシダツカサ)
  （生年月日）1951年5月15日（出身地）和歌山県（学歴）1974年　東京大学工学部建築学科卒業　、1984年　大阪公立大学医学部卒業　　　　
  （職歴）1974年～1977年　建設省勤務、　1984年～1985年　大阪公立大学医学部附属病院神経精神科勤務　、1985年～2003年　北野病院精神科、浅香山病院精神科などに勤務、2003年　なら新大宮クリニック開設　、2023年　ハート書房開設、現在に至る　

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