障害の家と自由な身体―リハビリとアートを巡る7つの対話 [単行本]
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障害の家と自由な身体―リハビリとアートを巡る7つの対話 [単行本]

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出版社:晶文社
販売開始日: 2023/08/29
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障害の家と自由な身体―リハビリとアートを巡る7つの対話 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    バリアフリーは「障害者」を「健常者」に合わせる考え方だが、社会の均質化につながるのではないか。本当のゆたかさは障害の側にあるのではないか。そうした意識から、アーティストである大崎晴地は、障害そのものを建築的に考える“障害の家”プロジェクトを進めてきた。三度の展示を経て、建設に向けた計画が始まっている。本書はこれまでの展示と連動して行なわれた対話の記録であり、「障害」「家」「リハビリ」「アート」を多角的に考える一冊。
  • 目次

    無作為な関係性をつくる
    大崎晴地

    [Grow up!! Artist Project2014報告会]

    暴走性をはらんだ建築はできるか
    池上高志
    毛利悠子

    住むことの経験を再編するために
    河本英夫
    十川幸司
    村山悟郎

    アクシデント、不自由さをデザインする
    八谷和彦

    家という生き物
    佐野吉彦
    笠島俊一

    [《障害の家》プロジェクト Barrier House Project ]

    スペクトラムの時代の「家」に向けて
    松本卓也

    [HYPER-CONCRETENESS―フィクションと生活 ]

    複数の自閉から成る世界
    小倉拓也
    司会:飯岡陸

    超具体的な現実から共約不可能性を考える
    中尾拓哉

    [八頭町里山建築プロジェクト]

    建設に向けて──アートケアラーの住むまち
    大崎晴地
  • 出版社からのコメント

    「障害」が、真のゆたかさと自由につながる。哲学/精神医学/建築/アートを横断しながら、障害を考える対話集
  • 内容紹介

    バリアフリーは「障害者」を「健常者」に合わせる考え方だが、社会の均質化につながるのではないか。本当のゆたかさは「障害」の側にあるのではないか。そうした意識から、アーティストである大崎晴地は、障害そのものを建築的に考える《障害の家》プロジェクトを進めてきた。三度の展示を経て、建設に向けた計画が始まっている。本書はこれまでの展示と連動して行なわれた対談・座談の記録集であり、「障害」「家」「リハビリ」「アート」を多角的に考えるための一冊である。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    大崎 晴地(オオサキ ハルチ)
    1981年生まれ。心と身体、発達のリハビリテーション、精神病理学の領野にかかわりながら、作品制作・研究活動を行っている。博士(美術)。2007年、東京芸術大学美術学部先端芸術表現科卒業。2009年、東京芸術大学大学院美術研究科先端芸術表現専攻修士課程、2014年、同大学院美術研究科博士課程修了。2020‐22年、国際哲学研究センター客員研究員
  • 著者について

    大崎晴地 (オオサキハルチ)
    一九八一年生まれ。心と身体、発達のリハビリテーション、精神病理学の領野にかかわりながら、作品制作・研究活動を行っている。博士(美術)。二〇〇七年、東京芸術大学美術学部先端芸術表現科卒業。二〇〇九年、東京芸術大学大学院美術研究科先端芸術表現専攻修士課程、二〇一四年、同大学院美術研究科博士課程修了。二〇二〇-二二年、国際哲学研究センター客員研究員。二〇二二年、ACC(アジアン・カルチュラル・カウンシル)日本フェローシップ・グラント。

    主な展示に「Sustainable Sculpture」(駒込倉庫、東京、二〇二〇)、「CONNECT⇔ ~芸術・身体・デザインをひらく」(京都国立近代美術館、京都、二〇二〇)、「HYPER-CONCRETENESSーフィクションと生活」(京島長屋、東京、二〇一八)、《障害の家》プロジェクト(千住たこテラス、東京、二〇一七)、「新しいルーブ・ゴールドバーグ・マシーン」(KAYOKO YUKI、駒込倉庫、二〇一六)、「Grow up!! Artist Project 2014 報告会」(アサヒアートスクエア、東京、二〇一五)。

    池上高志 (イケガミタカシ)
    理学博士(物理学)。東京大学広域システム科学系・教授。専門は複雑系の科学・人工生命、著書に『動きが生命をつくる』(青土社、二〇〇七)、『人間と機械のあいだ』(共著、講談社、二〇一六)、『作って動かすALife』(共著、二〇一八)など。またアート活動として、《ScaryBeauty》(with 渋谷慶一郎、ALIFE2018)、《傀儡神楽》(二〇二〇、MutekJapan)、《MTM2》(東大先端研、二〇二三)など。

    毛利悠子 (モウリユウコ)
    美術家。構築へのアプローチではなく、環境などの諸条件によって変化してゆく「事象」に着目したインスタレーションや彫刻を制作。カムデン・アーツ・センター(ロンドン)や十和田市現代美術館(青森)での個展のほか、「第14回光州ビエンナーレ」、「第23回シドニー・ビエンナーレ」、「第34回サンパウロ・ビエンナーレ」、「第14回リヨン・ビエンナーレ」をはじめ国内外の展覧会に参加。

    河本英夫 (カワモトヒデオ)
    博士(学術)。東洋大学文学部哲学科・教授、専門はシステム論、科学論。最新系のシステム開発を手がけるなかで精神医学、リハビリテーション、身体表現、アート、情報システム等の分野で協同研究を進めた。著書に『経験をリセットする』(青土社、二〇一七)、『哲学の練習問題』(講談社、二〇一八)、『ダ・ヴィンチ・システム』(学芸みらい社、二〇二二)など。

    十川幸司 (トガワコウジ)
    精神分析家、精神科医。個人開業。専門は、精神分析、精神病理学。著書に『精神分析への抵抗』(青土社、二〇〇〇)、『思考のフロンティア 精神分析』(岩波書店、二〇〇三)、『来るべき精神分析のプログラム』(講談社、二〇〇八)、『フロイディアン・ステップ』(みすず書房、二〇一九)など。

    村山悟郎 (ムラヤマゴロウ)
    アーティスト。博士(美術)。武蔵野美術大学、東北芸術工科大学、広島市立大学非常勤講師。自己組織的なプロセスやパターンを、絵画やドローイングをとおして表現している。二〇一〇年、shiseido art egg 賞(資生堂ギャラリー)を受賞。近年の主な展覧会に、「瀬戸内国際芸術祭2022」(男木島、香川)、「ICC アニュアル2022 -生命らしきもの」(NTT インターコミュニケーションセンター、東京)など。

    八谷和彦 (ハチヤカズヒコ)
    メディアアーティスト。東京藝術大学先端芸術表現科教授。九州芸術工科大学(現九州大学芸術工学部)画像設計学科卒業、コンサルティング会社勤務の後(株)PetWORKsを設立。作品に《視聴覚交換マシン》や《ポストペット》などのコミュニケーションツールや、ジェットエンジン付きスケートボード《エアボード》やメーヴェの実機をつくってみるプロジェクト《オープンスカイ》などがあり、作品は機能をもった装置であることが多い。

    佐野吉彦 (サノヨシヒコ)
    一九五四年生まれ。安井建築設計事務所社長。東京汐留ビル(二〇〇五)、灘高校校舎(二〇〇二)ほか、荒川修作と協働して三鷹天命反転住宅(二〇〇五)を手がけた。日本建築士事務所協会連合会会長などを歴任。取手アートプロジェクトオフィス理事長、東京理科大学大学院客員教授、米国建築家協会名誉フェロー会員。

    笠島俊一 (カサジマジュンイチ)
    建築家(一級建築士)。(株)バスクデザイン代表取締役。二〇〇四年芝浦工業大学大学院建設工学専攻修了、二〇〇四-〇六年岡田哲史建築都市計画研究所、二〇一〇年東京藝術大学大学院先端芸術表現専攻修了。日本工学院専門学校非常勤講師(二〇一二-一七)、芝浦工業大学非常勤講師(二〇一四-)、宇都宮大学非常勤講師(二〇二〇)。

    松本卓也 (マツモトタクヤ)
    博士(医学)。京都大学大学院人間・環境学研究科准教授。専門は精神病理学。著書に『創造と狂気の歴史--プラトンからドゥルーズまで』(講談社、二〇一九)、『症例でわかる精神病理学』(誠信書房、二〇一八)、『享楽社会論--現代ラカン派の展開』(人文書院、二〇一八)、『人はみな妄想する--ジャック・ラカンと鑑別診断の思想』(青土社、二〇一五)など。

    小倉拓也 (オグラタクヤ)
    一九八五年生まれ。秋田大学教育文化学部准教授。博士(人間科学)。専門は哲学・現代思想。著書に『カオスに抗する闘い--ドゥルーズ・精神分析・現象学』(人文書院、二〇一八)、共著に『ドゥルーズの21世紀』(河出書房新社、二〇一九)など。訳書にエリザベス・グロス『カオス・領土・芸術--ドゥルーズと大地のフレーミング』(法政大学出版局、二〇二〇)、ブルース・フィンク『後期ラカン入門』(人文書院、二〇一三)など。

    中尾拓哉 (ナカオタクヤ)
    美術評論家/芸術学。博士(芸術)。女子美術大学、多摩美術大学、東京藝術大学、東京工業大学、立教大学、早稲田大学非常勤講師。近現代芸術に関する評論を執筆。特に、マルセル・デュシャンが没頭したチェスをテーマに、生活(あるいは非芸術)と制作の結びつきについて探求している。著書に『マルセル・デュシャンとチェス』(平凡社、二〇一七)。編著書に『スポーツ/アート』(森話社、二〇二〇)。

障害の家と自由な身体―リハビリとアートを巡る7つの対話 の商品スペック

商品仕様
出版社名:晶文社
著者名:大崎 晴地(編)
発行年月日:2023/08/30
ISBN-10:4794973748
ISBN-13:9784794973740
判型:A5
発売社名:晶文社
対象:一般
発行形態:単行本
内容:芸術総記
言語:日本語
ページ数:252ページ
縦:21cm
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