太田道潅と武蔵・相模―消えゆく伝承や古戦場を訪ねて [単行本]
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太田道潅と武蔵・相模―消えゆく伝承や古戦場を訪ねて [単行本]

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出版社:戎光祥出版
販売開始日: 2023/09/07
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太田道潅と武蔵・相模―消えゆく伝承や古戦場を訪ねて の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    時にはしのぎを削り、時には手を取り合った江戸・豊島・大森・三浦ら中小武士団。文書や発掘成果、古戦場伝説などを再検証し、道潅が生きた時代と土地の記憶を追体験する。
  • 目次

    はじめに──太田道灌が生きた時代
    戦国期関東南部の地図

    第一部 太田道灌と武蔵武士団
     Ⅰ 江戸氏一族の盛衰――道灌はなぜ江戸に入れたのか
       「江戸」の由来と近江から勧請された総鎮守・日吉社
       江戸氏は隅田川の交通を熟知する「案内者」だった
       東京湾岸に多い「戸」が付く地名と日比谷の入江
       江戸氏の支配地周辺に蠢く新田義興の亡霊と怨霊
       異母兄弟の所領争いで判明した江戸氏の財産
       扇谷上杉氏が成氏与党・江戸遠江守の所領を略奪
       道灌時代から商人や人々の台所として賑わった江戸
       戦乱で嫡系を失い下総へ向かった江戸一門の〝落日〟
       矢口・鵜ノ木光明寺一帯に伝わる六郎殿様の館跡
       上杉禅秀の乱以降に激化した江戸周辺の所領争奪戦
       多摩川流域の水を活用し土地開発を行った秩父一門
       日蓮宗寺院に奉納の大般若経に遺る〝江戸氏の記憶〟

     Ⅱ 豊島氏の戦いと城――道灌にあらがった名門一族
       石神井郷で豊島氏が多くの系図を書きあげたわけ
       豊島園跡に眠る豊島氏の「練馬城」を復元する
       石神井城攻略─破城の痕跡でわかった道灌の〝虚偽〟
       足利成氏の決断─島河原合戦から始まった享徳の乱
       豊島氏の要害「平塚城」はどこにあったのか
       豊島兄弟の「対の城」と激戦を展開した江古田原
       江古田原古戦場の周辺に点在する首塚・豊島塚
       戦国末期も豊島郡域に繁延した豊島氏の子孫たち

     Ⅲ 道灌を支えた武士団と反旗を翻す長尾景春
       長尾景春と伯父の景忠が武蔵の所領支配で争う
       中小武士団が現体制を見限り、景春に命運を託したわけ
       戦国乱世へ橋渡しをした〝裏方の実力者〟・景春
       岩付・江戸・河越の築城と堀越公方足利政知の元服
       両上杉氏が築いた最大の駐屯地・五十子陣の構造と攻防
       覇権をめぐって両陣営に分かれた国衆たちの虚々実々
       一貫して古河公方を支えた古参国衆の安保一族
       長井城攻めで数百人の犠牲を出した道灌と景春の憂鬱
       江戸城に足利成氏の弟を招き治まらぬ戦乱を嘆いた道灌
       道灌を支えた渋川左衛門佐とその家臣板倉美濃守の功績
       吉良殿様と呼ばれた吉良成高と禅僧・万里集九の交流

    第二部 太田道灌と相模武士団
     Ⅰ 矢野・小沢・溝呂木ら在地武士団の実態
       権現山で伊勢宗瑞と戦った矢野氏は神奈川の〝有徳人〟
       道灌訪問のおり神奈川の風情を漢詩に認めた万里集九
       小机城将・矢野氏と神奈川湊に入った廻船「日吉新造」
       八丈島と神奈川を結ぶ湊や宿で活躍する流通商人たち
       二つの小沢城(おざわ・こさわ)をめぐる国衆たちの動向
       景春与党の溝呂木・越後・金子氏の本拠地はどこか

     Ⅱ 伊勢宗瑞の侵攻と名族三浦氏の滅亡と伝承
       三浦道香が自害した地で今も供養を続ける家臣の末裔
       伊勢神宮の大庭御厨所管責任者だった道灌の職権
       伊勢宗瑞の猛攻で落ちた大庭城址の遺構が語るもの
       在りし日の住吉城址と三浦道寸の向城を訪ねて
       八丈島の支配をめぐり代理戦争を行った宗瑞と道寸
       道寸の奮戦及ばず三崎で自害、名門三浦氏が滅亡
       滅亡した三浦氏の怨念とされる〝北条滅亡〟

     Ⅲ 西相模の雄・大森氏の盛衰と痕跡
       公方足利持氏を助けた大森一族と箱根権現別当
       ゆめ、まぼろしとなった〝伊豆国守護・大森氏〟
       足利成氏の登場と結城城で討ち死にした大森六郎
       鎌倉府崩壊に一役買った有徳人や財産家たち
       小田原で一族内紛の末、実頼系が実権を掌握する
       大森氏の記憶を色濃く現代に伝える岩原城跡
       大森氏と共に籠城した道寸と宗瑞の弟・弥次郎

     Ⅳ 道灌を殺害した上杉定正と糟谷館を検証する
       道灌誅殺は上杉定正の養継嗣・朝良の所業か
       道灌が「当方滅亡」と叫び息絶えた館の伝承地
       発掘調査の進展で確実性を帯びた糟屋館=丸山城
       上杉定正の頓死で再び大混乱と戦禍が関東を襲う
       両上杉氏を見限り京との御融和を成し遂げた成氏

    第三部 道灌以後も栄えた江戸湾の“湊”
     Ⅰ 流通の大動脈だった江戸内海と往来
       中世江戸の起点だった浅草の賑わいと諸将の参詣
       神事の禊ぎを行えるほど神聖だった品川浜の海水
       中世品川の大井地区に仏教寺院が密集するわけ
       品川湊・神奈川湊と伊勢大湊を結ぶ水手たちの実態
       神奈川湊の始まりは人と宿屋が密集した帷子河口
       〝海面低下〟と〝享徳の乱〟で衰退した六浦の湊
       品川湊を拓いた水の武士団、大井・品川一族
       北条氏康から須賀湊の代官を任された清田氏
       下総と伊豆をつなぐ走湯山所属の燈油料船とは

     Ⅱ 湊を活用して富を集めた有力者たち
       豊臣秀吉から得た禁制で水運を職能にした蒔田氏
       道灌以後、後北条氏へと続く六浦の海運有力者の伝統
       伊勢湾と江戸湾との海上交通網を差配した鈴木道胤
       東海道の宿場に誕生した新有徳人の宇田川氏と鳥海氏
       北条氏照に代官・有徳人らを訴えた品川の百姓たち
       鈴木道胤の経済力と足利成氏重臣の簗田満助

    あとがき /参考文献 /関係年表
  • 内容紹介

    大都会・東京の基礎を造り上げた太田道灌。
    時にはしのぎを削り、時には手を取り合った江戸・豊島・大森・
    三浦ら中小武士団。文書や発掘成果、古戦場伝説などを再検証し、
    道灌が生きた時代と土地の記憶を追体験する。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    伊藤 一美(イトウ カズミ)
    1948年、東京都生まれ。学習院大学大学院博士課程中途退学。現在、逗子市・藤沢市・葉山町文化財保護委員、NPO法人鎌倉考古学研究所理事、日本獣医史学会理事、日本城郭史学会理事などを務める

太田道潅と武蔵・相模―消えゆく伝承や古戦場を訪ねて の商品スペック

商品仕様
出版社名:戎光祥出版
著者名:伊藤 一美(著)
発行年月日:2023/09/20
ISBN-10:4864034834
ISBN-13:9784864034838
判型:B6
発売社名:戎光祥出版
対象:一般
発行形態:単行本
内容:日本歴史
言語:日本語
ページ数:248ページ
縦:19cm
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