猫と騎士と巡礼の道 [単行本]

猫と騎士と巡礼の道 [単行本] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  １３世紀のフランス―異端狩りが苛烈さを極める最中、異端カタリ派との交友が深かった吟遊詩人カンブレーのギローは、密告におびえる日々。ある日、サンティアゴへの巡礼を思い出ち出立したものの…。思慕と追想…長編大ロマン！

• 出版社からのコメント

  13世紀のフランス。異端カタリ派との交友が深かった吟遊詩人は、密告におびえる日々。サンティアゴへの巡礼を思い立ち……。

• 内容紹介

  13世紀のフランス。異端カタリ派との交友が深かった一人の吟遊詩人・カンブレーのギローは、時の教皇グレゴリウス9世の号令による異端派排撃におびえる日々を送っていた。ある日、サンティアゴへの巡礼を思い立ち出立するも、人事不省の病に倒れる。
  気がついたところはとある巡礼宿。マルタンと姪のエルムリーヌの甲斐甲斐しい面倒見で、なんとか生気を取り戻す。漫才のような伯父と姪のやりとりに、すっかり身も体も快方に向かう。
  療養の間、来し方行く末に思いをはせれば、吟遊詩人としてお仕えしたロベール様とのやりとり、確執が襲いかかってきた。

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  山田 正章(ヤマダ マサアキ)
  昭和２４年、大阪市に生まれる。昭和４８年、同志社大学英文学科卒業。同５２年、同志社大学大学院文学研究科英文学専攻修士課程修了。同５５年、同志社大学大学院文学研究科博士課程単位取得満期退学。同志社女子大学助教授などを経て、平成５年、同志社女子大学教授。同２６年、同志社女子大学退職。同２６年４月より同志社女子大学名誉教授

• 著者について

  山田　正章 (ヤマダ　マサアキ)
  昭和24年、大阪市に生まれる。
  昭和48年、同志社大学英文学科卒業。同52年、同志社大学大学院文学研究科英文学専攻修士課程修了。同55年、同志社大学大学院文学研究科博士課程単位取得満期退学。
  同志社女子大学助教授などを経て、平成5年、同志社女子大学教授。
  同26年、同志社女子大学退職、同年4月より同志社女子大学名誉教授。
  主な著書に『ローマ騎士ルキウス・クラウディウス　または、恋愛の起源について』（講談社エディトリアル）がある。

猫と騎士と巡礼の道 [単行本] の商品スペック