基地国家の誕生―朝鮮戦争と日本・アメリカ [単行本]
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基地国家の誕生―朝鮮戦争と日本・アメリカ [単行本]

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出版社:東京堂出版
販売開始日: 2023/10/12
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基地国家の誕生―朝鮮戦争と日本・アメリカ [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    1953年1月31日当時、日本国内733ヵ所に米軍基地が展開していた。朝鮮戦争の「前線基地」であり「生産基地」や「後方基地」としても戦争に参画した日本。日本政府、旧軍人、右翼、左翼、学者、ジャーナリスト、マスコミ、そして大衆は、米軍基地とどう向き合ったのか?
  • 目次

     日本の読者の皆さんへ(※本書への書き下ろし) 
     はじめに 
    序章 「日本=基地国家」論の提起 
     第一節 平和国家の理想と現実 
      1「平和国家」の理想/2「基地国家」の現実
     第二節 基地国家論の提起 
      1「基地国家」の定義/2「基地国家」の矛盾 
     第三節 先行研究・資料・本書の構成
      1先行研究/2資料/3本書の構成
    第一章 朝鮮戦争直前、東アジア冷戦の中の日本――冷戦の前線 
     第一節 ソ連と日本共産党 
      1コミンフォルムの日本共産党批判再考/2「極東コミンフォルム」問題をめぐって
     第二節 中国共産党と日本 
      1日本の再起と朝鮮戦争介入の可能性/2台湾の旧日本軍――「白団」
     第三節 米国と日本、そして韓国 
      1米国の日本防御戦略/2吉田茂の戦後国家構想
     第四節 北朝鮮の日本認識ならびに朝鮮戦争の開戦決定と日本アクター 
      1北朝鮮の日本認識/2朝鮮戦争の開戦決定と日本という要因
    第二章 朝鮮戦争の勃発と日本――「基地国家」の誕生 
     第一節 開戦と在日米軍の出動 
      1開戦直前の在日米軍の編成/2在日米軍の出動/3基地化の実相/4朝鮮戦争と沖縄
     第二節 戦闘基地の現実 
      1出撃起点としての前進基地/2兵士と物資輸送の中継基地/3物資補給と訓練、休養のための後方基地
     第三節 在日米軍基地の意味 
      1兵站基地の軍事戦略的位置/2後方支援の要塞
    第三章 特別需要の発生――「生産基地」日本 
     第一節 朝鮮特需の発生 
      1「朝鮮特需」の性格論争/2「特需」の定義/3「朝鮮特需」の内容
     第二節 武器産業の復活 
      1武器関連契約の発生/2財界の動き/3武器生産の再開/武器特需の効果
     第三節 基地経済と対日講和 
      1基地経済の意味/2対日講和と財界の「朝鮮特需」認識/3「基地経済」の終息と対米外交
    第四章 日本の戦争協力――「基地国家」の戦争と外交 
     第一節 日本特別掃海部隊の派遣 
     第二節 日本人労働者の動員 
      1物資輸送作戦の最前線で/2後方医療支援の最前線で
     第三節 日本人参戦論争 
      1戦争に巻き込まれた日本人たち/2在日韓国人の参戦
     第四節 基地国家の外交 
      1日本政府の立場と国連に対する協力/2戦争協力外交の最終目的
    第五章 再武装論の登場――「普通の国」論の源流 
     第一節 朝鮮戦争の勃発と戦前右翼および旧軍人の再登場 
      1戦争勃発直後の米軍の情報収集と戦前右翼および旧軍人/2戦前右翼および旧軍人の追放解除
     第二節 戦前右翼の再結集と戦後右翼の形成 
     第三節 右翼運動の本格化と自主国防論の登場 
     第四節 保守政治家と社会主義者の再軍備論 
    第六章 武装闘争の失敗――「基地国家」における革命と戦争 
     第一節 日本共産党と朝鮮戦争 
      1コミンフォルム批判の衝撃/朝鮮戦争の勃発と日本共産党
     第二節 朝鮮戦争の勃発と在日朝鮮人運動 
      1朝連解散以降の在日朝鮮人運動/2朝鮮戦争勃発と在日朝鮮人
     第三節 武装闘争の前衛、在日朝鮮人運動 
      1「祖国防衛」と「日本革命」の狭間で/2日本共産党の軍事路線と在日朝鮮人運動
     第四節 停戦会談の展開と在日朝鮮人運動 
      1「白水峯論文」と在日朝鮮人運動の路線転換/2休戦協定の成立と在日朝鮮人
    第七章 「戦後平和主義」――「基地国家」における平和論 
     第一節 平和問題談話会の結成 
      1「戦後知識人」の時代/2平和問題談話会と「戦後平和主義」/3平和問題談話会の結成
     第二節 戦後平和主義の定式化 
      1「ユネスコ声明」についての討議/2平和問題談話会の声明と絶対平和主義
     第三節 朝鮮戦争の影響と意図された欠陥 
      1「第三声明」と朝鮮戦争の影響/2意図された欠陥/3「戦後平和主義」の司祭――丸山眞男
    第八章 朝鮮戦争の勃発と日本国民――「基地国家」の選択 
     第一節 新聞の論調と避戦の思想 
     第二節 朝鮮戦争の勃発と世論 
     第三節 講和問題と世論 
     第四節 基地国家としての独立 
    終章 「基地国家」の誕生とその含意 
     第一節 要約 
      1東アジア冷戦における日本の位置/2「基地国家」の戦争/3「基地国家」解体の試み――「国防国家」の再嫌と「武装闘争」の実践/4「基地国家」の平和
     第二節 現在における含意 
      1二〇一二年冬から二〇一三年夏へ/2『コクリコ坂から』――「戦後史」の隠喩/3戦後の戦争(post-war wars)と「基地国家」日本/4「基地国家」から「普通の国」へ――「憲法改正の行方/5東アジア的問題としての日本の「普通の国化」
    補論 朝鮮半島休戦体制解体の中の「基地国家」日本(※本書へ書き下ろし) 
      朝鮮半島休戦体制の耐性と日本/朝鮮半島危機の構造、休戦の実体/朝鮮半島平和プロセスの経緯/朝鮮半島平和プロセスと日韓関係/蚊帳の外からの安倍外交/韓国の政権交代と休戦体制の強化/極東一九〇五年体制、日韓一九六五年体制、朝鮮半島休戦体制/キャンプ・デービッド首脳会談の思想、結果、展望
  • 内容紹介

    日本は全土が、世界でも類を見ないアメリカのための「基地国家」である。そこには平和憲法と⽇⽶同盟という⽭盾が同居しているが、本書は朝鮮戦争を機にアメリカ軍の駐留を日本政府および国民が望むに至った過程に迫る。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    市村 繁和(イチムラ シゲカズ)
    翻訳家、独立研究者。主な関心領域は、近現代東アジア交流史ならびに日韓の社会文化交流。韓国外国語大学国際地域大学院韓国学科にて博士学位(韓国学「韓国社会・文化専攻」)を取得した
  • 著者について

    南基正 (ナム・ギジョン)
    1964年生まれ。ソウル⼤学校⽇本研究所教授。
    ソウル⼤学外交学科を卒業し、東京⼤学総合文化研究科で博⼠号を取得。東北大学法学部助教授および教授、国民⼤学(韓国)国際学部副教授を経て現職。

基地国家の誕生―朝鮮戦争と日本・アメリカ [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:東京堂出版
著者名:南 基正(著)/市村 繁和(訳)
発行年月日:2023/10/20
ISBN-10:4490210906
ISBN-13:9784490210903
判型:B5
対象:教養
発行形態:単行本
内容:日本歴史
言語:日本語
ページ数:528ページ
縦:22cm
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