アートベース・リサーチの可能性―制作・研究・教育をつなぐ [単行本]
    • アートベース・リサーチの可能性―制作・研究・教育をつなぐ [単行本]

    • ¥4,950149 ゴールドポイント(3%還元)
    • 在庫あり2025年7月31日木曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届け
100000009003752642

アートベース・リサーチの可能性―制作・研究・教育をつなぐ [単行本]

価格:¥4,950(税込)
ゴールドポイント:149 ゴールドポイント(3%還元)(¥149相当)
お届け日:在庫あり今すぐのご注文で、2025年7月31日木曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届けします。届け先変更]詳しくはこちら
出版社:勁草書房
販売開始日: 2023/09/20
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:返品不可

カテゴリランキング

店舗受け取りが可能です
マルチメディアAkibaマルチメディア梅田マルチメディア博多にて24時間営業時間外でもお受け取りいただけるようになりました

アートベース・リサーチの可能性―制作・研究・教育をつなぐ の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    アーティスト・美術研究/教育者らが、アート実践と研究を重ね合わせて考察を深める。客観的な分析だけでは捉えきれない、人間の感情や身体的感覚に迫るアートベース・リサーチ(Arts‐Based Research:ABR)の現在地がわかる一冊。
  • 目次

    はしがき

    第Ⅰ部 ABRの理論的展開

    第一章 ABRの背景と現状[小松佳代子]
     第1節 ABRの由来
     第2節 ABRの特徴
     第3節 ABRの課題

    第二章 アート研究としてのABR[小松佳代子]
     第1節 ABRとアート表現
     第2節 ABRを標榜する三つの展覧会
     第3節 ABR実践における「芸術的知性」

    第三章 ABRの社会的可能性[小松佳代子]
     第1節 ビースタのアート/教育論
     第2節 アートの社会性
     第3節 アートと市民性教育

    第Ⅱ部 ABRの実践─制作者の思考と探究

    第四章 絵画制作というトートロジー──小川洋子『ことり』から制作の思考をたどる[さかいともみ]
     はじめに
     第1節 『ことり』と重なる制作の姿
     第2節 作品制作とその受容
     第3節 自分の作品の作者であるために
     おわりに

    第五章 星屑に星座を与える──ファウンド・フォト作品の制作実践[飯塚 純]
     はじめに
     第1節 星の光
     第2節 アーカイヴ
     第3節 エフェメラ
     第4節 アルバム
     第5節 星座
     おわりに

    第六章 西郷隆盛像を作れなかった塑造家・藤田文蔵──近代日本彫刻の裏面史を紡ぐ[竹本悠大郎]
     はじめに
     第1節 藤田文蔵が忘れられたわけ
     第2節 西洋画塾・彰技堂の美術教育
     第3節 工部美術学校時代
     第4節 幻の西郷隆盛像
     第5節 女子美術学校を建てた東京美術学校教授
     第6節 肖像彫刻の芸術根拠
     おわりに

    第七章 文字によるアートの旅──タイポグラフィとの距離から[長島さと子]
     はじめに
     第1節 絵具から色の名前へ
     第2節 コンセプチュアル・アート(Conceptual art)における言語の優位性
     第3節 アーティスト・ブックとタイポグラフィ
     第4節 文字による絵画へ
     おわりに

    第Ⅲ部 芸術的知性による教育の可能性

    第八章 R・アルンハイムから紐解く「目で考える」ということ[石黒芙美代]
     はじめに
     第1節 アルンハイムの理論を読み解く
     第2節 学生の作品から視覚的思考について具体的な理解を試みる
     第3節 ABRに対する私見
     おわりに

    第九章 美術と美術教育の分断を越えるために──ポーランドの美術教育を手がかりに[南雲まき]
     はじめに
     第1節 美術と美術教育をめぐる経験から
     第2節 ポーランドの歴史と表現の関わり
     第3節 ポーランドにおける美術教育
     第4節 ポーランドの美術教育における絵画分野
     おわりに

    第一〇章 〈驚くべき出来事〉に見るパラダイム転換と芸術的知性──アーティストワークショップのエピソードから[竹丸草子]
     はじめに
     第1節 「接面」において間主観的に分かる
     第2節  福祉現場でのエピソード
     第3節 学校でのエピソード
     第4節 「銀行型教育」に覆われた価値観のなかで
     第5節 インタビューから見えた学校でのアーティストの役割
     第6節 人々の表現を引き出すアーティストの専門性
     おわりに

    あとがきに代えて
    謝  辞
    事項索引
    人名索引
  • 内容紹介

    アートをベースにするとはいかなることか。最新の研究動向をとらえ、美術研究者・芸術家がアートベース・リサーチを多角的に分析。

    アートベース・リサーチ(ABR)をめぐる状況は、ここ数年で大きく展開している。ABRは従来の人文社会科学の研究にアートを入れることで、言語的な記述や客観的な分析だけでは捉えきれない、人間の感情や身体的感覚に迫っていく。また、アート活動そのものが研究でもある。アートベース・リサーチの現在地がわかる一冊。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    小松 佳代子(コマツ カヨコ)
    1965年生まれ。東京大学大学院教育学研究科博士課程単位取得退学、博士(教育学)。現在、長岡造形大学大学院造形研究科教授
  • 著者について

    小松 佳代子 (コマツ カヨコ)
    小松 佳代子(こまつ かよこ)

    1965年生まれ。東京大学大学院教育学研究科博士課程単位取得退学、博士(教育学)。現在:長岡造形大学大学院造形研究科教授。主著:『美術教育の可能性─作品制作と芸術的省察』(編著、勁草書房、2018)、『モノの経験の教育学─アート制作から人間形成論へ』(今井康雄編、共著、東京大学出版会、2021)、『判断力養成としての美術教育の歴史的・哲学的・実践的研究』(編著、科学研究費研究成果報告書、2021)、Arts-Based Methods in Education in Japan(編著、Brill,2022)。主要展覧会:「ART=Research 展─探究はどこにあるのか」(企画・監修、2020、小山市立車屋美術館)、「このすく展」(2021、maison de たびのそら屋)、「Articulation─区切りと生成」(企画・監修、2022、小山市立車屋美術館)。

アートベース・リサーチの可能性―制作・研究・教育をつなぐ の商品スペック

商品仕様
出版社名:勁草書房
著者名:小松 佳代子(編著)
発行年月日:2023/09/20
ISBN-10:4326800658
ISBN-13:9784326800650
判型:A5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:芸術総記
言語:日本語
ページ数:384ページ
縦:22cm
他の勁草書房の書籍を探す

    勁草書房 アートベース・リサーチの可能性―制作・研究・教育をつなぐ [単行本] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!