エコロジーからの抵抗―支配と抑圧を乗り越える(唯物論研究年誌〈第28号〉) [全集叢書]

エコロジーからの抵抗―支配と抑圧を乗り越える(唯物論研究年誌〈第28号〉) の 商品概要

• 目次（「BOOK」データベースより）

  特集　エコロジーからの抵抗―支配と抑圧を乗り越える（エコロジーからの抵抗―支配と抑圧を乗り越える―特集にあたって；インタヴュー　食料危機をどう乗り越えるか―グローバルアグリビジネスのための食料生産か、民衆のための生産か；エコロジーはポスト資本主義をめざす；エコロジーへのケア―いのちの関係の再構築に向けて；マルクスは「生活の生産」をどのように構想したか―エコロジーとジェンダーの視点を踏まえて；個体的所有　その後）
  思想のフロンティア（オキュパイより速く、そして資本主義よりも速く―加速主義における二つの加速；デジタル労働における支配と抵抗―ネグリ＝ハート『アセンブリ』の批判的展開；平和のオルタナティブ構築に向けた論点―現代世界秩序の批判的把握のために）
  レヴュー・エッセイ　「危機の時代」の戦争と平和のリアリティ
  研究論文（現代シリアにおける「市民社会」構想―読み替えへの抵抗；宣長・昌益の「自然ノ神道」の発展の帰結―『直毘靈』と『契フ論』に見られる“自然”の発現）

• 出版社からのコメント

  支配と抑圧の構造全体を乗り越える営為としてエコロジー思想を捉え、その構造の変革と民衆のオルタナティブな方向性を探る。

• 内容紹介

  環境危機が世界的な課題となるなかで、エコロジーをめぐるさまざまな言説や運動も盛り上がりを見せている。資本主義的支配と抑圧の構造全体を乗り越える営為としてエコロジー思想を捉え、構造の変革と民衆のオルタナティブな方向性を探る。
  
  ［目次］
  
  【特集】エコロジーからの抵抗??支配と抑圧を乗り越える
  エコロジーをめぐる理論的課題の現段階（市原あかね）
  エコロジーへのケアーーいのちの関係の再構築に向けて（東方沙由理）
  マルクスは「生活の生産」をどのように構想したか――エコロジーとジェンダーの視点を踏まえて（岩佐茂）
  個体的所有　その後（竹内真澄）
  インタビュー（印鑰智哉）
  
  【思想のフロンティア】
  デジタル労働における支配と抵抗??ネグリ＝ハート『アセンブリ』の批判的展開（原　民樹）
  オキュパイより速く、そして資本主義よりも速く――加速主義における二つの加速（小泉　空）
  国際政治をめぐる言論状況を問う（梶原　渉）
  
  【レヴュー・エッセイ】
  「危機の時代」の戦争と平和の「リアリティ」（秋山道宏）
  
  【研究論文】
  宣長・昌益の「自然ノ神道」の発展の帰結??『直毘靈』と『契フ論』に見られる〈自然〉の発現（吉川宜時）
  現代シリアにおける「市民社会」構想??読み替えへの抵抗（岡崎弘樹）

• 著者について

  唯物論研究協会 (ユイブツロンケンキュウキョウカイ)
  唯物論の研究および現代社会と文化に関する批判的研究の発展と交流を目的とする1978年創立の全国学術団体。
  

エコロジーからの抵抗―支配と抑圧を乗り越える(唯物論研究年誌〈第28号〉) の商品スペック