社会福祉学原理要綱 [単行本]

社会福祉学原理要綱 [単行本] の 商品概要

• 目次

  はしがき
  
  第１章　社会福祉学の意義
  　第１節　社会福祉と社会福祉学
  　第２節　社会福祉とソーシャルワーク
  　第３節　目的としての社会福祉と実態としての社会福祉
  　第４節　社会福祉の多元性・多面性
  　第５節　社会福祉の制度的輪郭
  　第６節　理論と現実――社会福祉学の役割
  
  第２章　社会福祉学研究の曲がり角――学際科学から統合科学へ
  　第１節　社会福祉学研究第三世代の課題
  　第２節　社会福祉学のアイデンティティ
  　第３節　構想力と構築力
  　第４節　喫緊の理論問題
  　第５節　政策と技術の問題
  
  第３章　社会福祉学の性格
  　第１節　社会福祉学は科学たりうるか
  　第２節　戦後社会福祉学研究史素描
  　第３節　社会福祉学の学際性
  　第４節　社会福祉学の基準
  　第５節　統合科学としての社会福祉学
  
  第４章　社会福祉学の位相
  　第１節　社会福祉学の基本的展望
  　第２節　規範科学としての社会福祉学
  　第３節　認識科学としての社会福祉学
  　第４節　設計科学としての社会福祉学
  　第５節　実践科学としての社会福祉学
  
  第５章　社会福祉学の構成と領域
  　第１節　社会福祉学の構成
  　第２節　社会福祉の原理論
  　第３節　社会福祉の対象論
  　第４節　社会福祉の主体論
  　第５節　社会福祉の政策論
  　第６節　社会福祉の運営論
  　第７節　社会福祉の支援論
  　第８節　学際科学の範囲
  　第９節　社会福祉学の研究領域
  
  第６章　社会福祉の分析枠組(1)──展開・基盤・生活課題
  　第１節　社会福祉の展開
  　第２節　社会福祉の外部環境――四相構造社会
  　第３節　生活問題と生活課題
  
  第７章　社会福祉の分析枠組(2)──施策の特性と体系・支援の方法
  　第１節　生活支援システム
  　第２節　社会福祉の施策体系
  　第３節　社会福祉支援の構造
  
  第８章　社会福祉の範疇と展開
  　第１節　社会福祉の輪郭
  　第２節　社会福祉形成のダイナミズム
  　第３節　社会福祉の展開
  
  第９章　社会福祉の存立構造
  　第１節　国家と生活協同体の交錯
  　第２節　国家（型）社会福祉の成立
  　第３節　多元（型）社会福祉への転型
  
  第10章　日本社会の受容と社会福祉
  　１　危機社会の深淵
  　２　自律自治型の社会福祉
  　３　リアリズムの社会福祉
  
  あとがき
  経歴ならびに業績一覧
  人名索引
  事項索引

• 出版社からのコメント

  社会福祉学とは何か、その前提としての社会福祉とは何か。実務の根底にある理論体系を論じた、集大成といえる渾身の書き下ろし

• 内容紹介

  社会福祉学とは何か、その前提としての社会福祉とは何か。昭和から令和に至る今なお、実務の根底にある理論体系を追究する研究者のひとつの答えが、ここに開示される。Ｌ字型構造やブロッコリー型構造概念を確立した著者の、そこに留まらず、その先へと学問を牽引する姿を目にすることができる。国、地方自治体、社会福祉協議会、日本社会福祉学会等の委員、理事、学会長等務めた著者による集大成ともいえる渾身の書き下ろし。

• 著者について

  古川　孝順 (フルカワ　コウジュン)
  東洋大学名誉教授、西九州大学名誉教授、長野大学教授

社会福祉学原理要綱 [単行本] の商品スペック