財政規律とマクロ経済―規律の棚上げと遵守の対立をこえて [単行本]
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財政規律とマクロ経済―規律の棚上げと遵守の対立をこえて [単行本]

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出版社:名古屋大学出版
販売開始日: 2023/10/13
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財政規律とマクロ経済―規律の棚上げと遵守の対立をこえて の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    日本経済の進む隘路を照らす。現状をどのように考えればよいのか、この先どうなるのか。過去30年間に陥った不可思議な均衡とその行方を初めて包括的に解明。戦中・敗戦直後の経験も踏まえた透徹した分析から、危機対応の方針を含め、政府・日銀のすべきこと/してはいけないことを明確に提示する。
  • 目次

    序 章
     1 財政規律棚上げという厄介な事態
     2 予知・予言に関する財政規律棚上げ派と財政規律重視派の対立
     3 財政規律をめぐるマクロ経済学
     4 政策提言のジレンマ
     5 危機対応マニュアルの必要性
     6 戦中・敗戦直後を振り返って
     7 物価高と金利高のグローバルな環境に直面する日本政府の「借りっぱなし」
     8 本書のスタイル

    第1章 1990年代以降の日本の財政金融政策
     1 日本経済の景気循環
     2 政府債務の動向
     3 物価の動向
     4 金利の動向
     5 政府債務をめぐる政府、日銀、銀行、家計とのやり取り
     6 日本経済の超過供給・過少需要の下での積極的な財政金融政策

    第2章 マクロ経済学から見た財政規律
     1 モダンなマクロ経済モデルにおいて忘れ去られたこと(その1)
     2 モダンなマクロ経済モデルにおいて忘れ去られたこと(その2)
     3 不均衡分析からの視点
        -- 財・労働市場の過少需要と国債・貨幣市場の超過需要
     4 財政規律を棚上げにしたマクロ経済をモデル化する試み
        -- 政府の「借りっぱなし」と家計の「貸しっぱなし」

    第3章 戦中・敗戦直後の財政金融政策
          -- 国債と貨幣への旺盛な需要が突然消滅した経験
     1 なぜ、戦中・敗戦直後なのか
     2 戦中における闇市場からの旺盛な貨幣需要
        -- 経済統制期の国民所得統計の謎をめぐって
     3 太平洋戦争期における占領地の発券銀行・中央銀行による錬金術

    第4章 財政規律棚上げレジームから財政規律遵守レジームへ
     1 本章の問題意識
     2 理論モデルによって説明すべき「これまで」と予測すべき「これから」
     3 理論モデルの構造
     4 理論モデルによって説明する「これまで」と予測する「これから」
     5 本章をどのように咀嚼すべきなのか
        -- ハイパーインフレを未然に防ぐために

    第5章 政府の「借りっぱなし」と家計の「貸しっぱなし」の解消
          -- 私たちの新しい出発点とするために
     1 海外から見た政府の「借りっぱなし」と家計の「貸しっぱなし」
     2 2020年代の海外情勢と日本経済 -- 海外物価を基準とした強烈なデフレ圧力
     3 財政規律棚上げレジームから財政規律遵守レジームへスイッチした場合のインパクト
     4 日本経済の再出発のために

    補論A 財・労働市場の過少需要と国債・貨幣市場の超過需要の関係について
    補論B 統合政府の生涯予算制約と家計の生涯予算制約の関係
    補論C 実物資産が存在する場合の統合政府と家計の生涯予算制約
    補論D 1945年の名目GNEの推計
    補論E 公定価格と闇価格が併存する場合の国民所得統計
    補論F 財政規律棚上げレジームから財政規律遵守レジームへのスイッチを考慮した貨幣
        経済モデル
    補論G フィッシャー方程式の一般化
    補論H シミュレーションの前提
    補論I GDPデフレーターと国内物価との関係
    補論J 長期金利の平価関係、実質金利の平価関係
    補論K 通貨・為替スワップの仕組み

     参考文献
     あとがき
     索 引
  • 出版社からのコメント

    日本経済の隘路を照らす透徹した分析により、危機対応の方針も含め、政府・日銀のすべきことを明確に提示。
  • 内容紹介

    日本経済の進む隘路を照らす
    現状をどのように考えればよいのか、この先どうなるのか。過去30年間に陥った不可思議な均衡とその行方を初めて包括的に解明。戦中・敗戦直後の経験も踏まえた透徹した分析から、危機対応の方針を含め、政府・日銀のすべきこと/してはいけないことを明確に提示する。

    図書館選書
    日本経済の隘路を照らす――。現状をどう見ればよいか、この先どうなるか。透徹した分析により、危機対応の方針も含め、政府・日銀のなすべきことを明確に提示。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    齊藤 誠(サイトウ マコト)
    1960年愛知県生まれ。1983年京都大学経済学部卒業。1992年マサチューセッツ工科大学経済学部博士課程修了(Ph.D.)。住友信託銀行調査部、ブリティッシュコロンビア大学経済学部助教授、京都大学経済学部助教授、大阪大学経済学研究科助教授、一橋大学経済学研究科教授などを経て、2019年より名古屋大学大学院経済学研究科教授。日本経済学会・石川賞(2007年)、全国銀行学術研究振興財団賞(2010年)、紫綬褒章(2014年春)。著書『金融技術の考え方・使い方』(有斐閣、2000年、日経・経済図書文化賞)他
  • 著者について

    齊藤 誠 (サイトウ マコト)
    1960年愛知県生まれ。1983年京都大学経済学部卒業。1992年マサチューセッツ工科大学経済学部博士課程修了(Ph.D.)。住友信託銀行調査部、ブリティッシュコロンビア大学経済学部助教授、京都大学経済学部助教授、大阪大学経済学研究科助教授、一橋大学経済学研究科教授などを経て、2019年より名古屋大学大学院経済学研究科教授。
    日本経済学会・石川賞(2007年)、全国銀行学術研究振興財団賞(2010年)、紫綬褒章(2014年春)。

    著書
    『新しいマクロ経済学』(有斐閣、1996年、新版2006年)
    『金融技術の考え方・使い方』(有斐閣、2000年、日経・経済図書文化賞)
    『資産価値とマクロ経済』(日本経済新聞出版社、2007年、毎日新聞社エコノミスト賞)
    『原発危機の経済学』(日本評論社、2011年、石橋湛山賞)
    『震災復興の政治経済学』(日本評論社、2015年)
    『危機の領域』(勁草書房、2018年)
    Strong Money Demand in Financin…

財政規律とマクロ経済―規律の棚上げと遵守の対立をこえて の商品スペック

商品仕様
出版社名:名古屋大学出版会
著者名:齊藤 誠(著)
発行年月日:2023/10/15
ISBN-10:4815811369
ISBN-13:9784815811365
判型:A5
発売社名:名古屋大学出版会
対象:専門
発行形態:単行本
内容:経済・財政・統計
言語:日本語
ページ数:468ページ
縦:22cm
横:16cm
厚さ:3cm
重量:780g
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