大江戸旗本春夏秋冬 [単行本]
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大江戸旗本春夏秋冬 [単行本]

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出版社:東京堂出版
販売開始日: 2023/11/14
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大江戸旗本春夏秋冬 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    旗本の「家」とは、どのようなものだったのか?妻・子供・兄弟・親類・一族から、家臣・奉公人・女中・妾・厄介まで「家」を構成する組織に焦点を当て、旗本の私生活を明らかにした力作!
  • 目次

     はじめに
      「三つ」の顔を持つ旗本たち 
      将軍と旗本の関係をめぐる基本構造
      旗本の「家」の組織
      旗本を対象とした先行研究との関係
      日記史料などの一次史料から明らかにするということ
      典拠史料について
    第一章 旗本屋敷の空間構造
     第一節 幕府から与えられる屋敷、自ら獲得する屋敷
      旗本の拝領屋敷
      屋敷の相対替をめぐる大名と旗本の関係
      拝領屋敷をめぐる認識の変化
      旗本の役屋敷
     第二節 旗本屋敷の平面構造――区画の機能と成り立ち
      武家屋敷に共通する平面構造
      家禄三〇〇〇石の旗本池田内記家の屋敷
      池田家の屋敷における「御殿向」の構造を読み解く
      池田家の屋敷における家臣用住宅
      家禄三〇〇〇石の旗本金森家の屋敷
      家禄一三〇〇石の旗本三嶋家の屋敷
      「茶之間」という場所
      旗本屋敷の庭園
     第三節 旗本屋敷の建物と家財
      安政江戸地震と三嶋家の建物
      旗本にとっての「お宝」とは?
    第二章 旗本のライフサイクルをめぐって
     第一節 系譜・由緒書・親類書からわかる情報
      家譜史料と「家」の記録
      家譜の特質――三嶋家の場合
      三嶋政次の養女「小山」
      由緒書・親類書とは?
      先祖情報の管理をめぐって
     第二節 家督を継ぐのは誰か?
      廃嫡・惣領除という選択
      惣領の決定と家臣の意見
     第三節 養子入りをめぐる実態
      夏目芳明=三嶋政養の養子入り
      生々しい婿養子選定の過程――金森家の事例から
     第四節 何があっても「淡々と」進む家督相続
      判元改(判元見届)の実態
      実子惣領が相続する場合の「その一日」
      さらに省略される跡目願手続き―大澤家の事例
      格式ばった判元見届――金森近典の死亡時の判元見届
    第三章 旗本の家族の姿
     第一節 旗本家の縁組
      旗本家の縁組に特徴はあるか?
      縁談の下交渉
      婚礼の進め方
     第二節 正室と妾 
      旗本の離縁 
      旗本の「妾」とは?
      正妻を持てない者の伴侶としての「妾」
     第三節 次男・三男や厄介の扶養をめぐって
      「次男・三男」と「厄介」
      厄介山鹿磯橘の家族
      同族団による相互扶助の形
     第四節 旗本の子女と養育環境
      妊娠・出産から宮参りまで
      乳母を雇う
      三嶋家の系譜からわかる旗本家族の生死
      男子の教育
      女子の教育
      旗本の娘の音曲稽古
    第四章 仕える人々、出入する人々
     第一節 家臣の顔ぶれとその出自
      旗本家臣団の特質
      旗本家臣団の規模
      旗本の家臣に与えられた俸給
      旗本の家臣をその「出自」によって分けてみる
       A譜代の家臣/B臨時雇用される家臣―渡り用人・渡り給人など/
       C知行所から登用された家臣――在地代官・在地用人
      臨時雇いの家臣
     第二節 旗本家臣団の様相
      三嶋政養の家臣団統制
      家臣による勤め先斡旋と身元引受
      交代寄合金森家の家臣団の特徴
      旗本の家臣の生活
      「家政方諸規定書」に示された家臣団統制の本音
     第三節 旗本屋敷の武家奉公人
      武家奉公人とは?
      旗本屋敷の中間・小者
      足軽か「御門」か
      飼馬の管理担当者―別当
     第四節 奥女中奉公の姿
      奥女中と下女
      通り名で管理される奥女中
      旗本屋敷の奥女中の仕事
      奥女中の採用条件・採用方法
      金森家の奥女中と男性家臣の「密通」一件
     第五節 旗本屋敷に出入りする人々
      学者
      医師
      出入の町人と旗本・旗本家臣の交流
    第五章 旗本屋敷の年中行事と暮らし
     第一節 旗本屋敷の年中行事
      徳川将軍家・大名家・旗本家の年中行事
      旗本稲生家と水野家の年中行事
      旗本屋敷に出現した祝祭空間――初午祭
      「奥掛年中行司」に見える旗本金森家の正月
      金森家の上巳の節供と端午の節供
      金森家の玄猪
      師走の金森家――煤掃と年越し
     第二節 旗本の日常生活
      日常生活における心得――旗本・御家人の生活指南書『経済随筆』
      旗本屋敷の盗難事件
     第三節 旗本の家計構造
      旗本家の借財をめぐって
      知行所村々による旗本財政の管理
      旗本の生活費
      油・薪炭の使用と経費
      旗本家の生活スタイルにまで知行所村々が口を出す
    第六章 楽しくも辛きかな――旗本屋敷での日々
     第一節 食の世界
      毎日の食の記録を付ける旗本
      旗本家における食品の贈答
      奥向で消費した日用品の買物記録
      旗本屋敷の「自家製」食品
      主従で分け合う食
     第二節 旗本の家族の娯楽
      旗本屋敷に招かれた門付芸人 
      殿様・奥方様のお忍び寺院参詣
      殿様の釣り趣味
      旗本三嶋家の奥方と子供たちのレジャー
      旗本小笠原家と彦坂家の娯楽
      旗本の遊女屋通いに困惑する家族と家臣
      旗本屋敷における音曲の楽しみ
     第三節 旗本の菩提寺と仏事
      旗本の葬儀の実態
      旗本の墓碑
     第四節 おまじない頼り
      病気からの快復を願って
      婿養子鉚之丞の心の病
      年中行事に組み込まれた「おまじない」
      旗本家のまじない力・呪術力
     第五節 病気と闘う
      幕末期の流行病
      旗本家の医療環境
      種痘をめぐって

     参考文献一覧
     あとがき
     楊洲周延「江戸風俗十二ヶ月之内 二月初午稲荷祭之図」について
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    戸森 麻衣子(トモリ マイコ)
    1975年、埼玉県に生まれる。2007年、東京大学大学院人文社会系研究科日本文化研究専攻日本史学専門分野博士課程修了。人間文化研究機構国文学研究資料館アーカイブズ研究系機関研究員、日本学術振興会特別研究員(PD)などを経て、現在、東京農業大学国際食料情報学部非常勤講師・早稲田大学エクステンションセンター講師。博士(文学)
  • 著者について

    戸森 麻衣子 (トモリ マイコ)
    1975年生まれ。東京農業大学講師。東京大学大学院人文社会系研究科日本文化研究専攻博士課程修了。専攻は日本近世史。幕府直轄領(天領)の支配の仕組みや、幕府代官などについて研究を行っている。著作に『江戸幕府の御家人』(東京堂出版、2021年)、『長崎奉行遠山景晋日記』(共編、清文堂出版、2005年)などがある。

大江戸旗本春夏秋冬 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:東京堂出版
著者名:戸森 麻衣子(著)
発行年月日:2023/11/20
ISBN-10:4490210957
ISBN-13:9784490210958
判型:B6
対象:教養
発行形態:単行本
内容:日本歴史
言語:日本語
ページ数:360ページ
縦:20cm
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