アグロエコロジー―持続可能なフードシステムの生態学 [単行本]
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アグロエコロジー―持続可能なフードシステムの生態学 [単行本]

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販売開始日: 2023/11/18
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アグロエコロジー―持続可能なフードシステムの生態学 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    21世紀のあるべき農業の姿として、世界銀行や国連機関、EUなどが2000年代初頭から小規模・家族農業によるアグロエコロジーを推奨している。アグロエコロジー(直訳すると「農生態学」)は、飢餓や環境破壊を引き起こす大規模・集約的な農業生産のあり方を変えるために生まれた新しい「科学」であり、原著は欧米を中心に、生態学、農学、環境学、地域社会学、政治経済学など、学際的な教科書として広く使われている。アグロエコロジーは、自然の力をさらに高める有機農業や自然農法の「実践」でもある。不耕起栽培やカバークロップ、緑肥など、伝統的な農業の知恵や技術を生態学の視点から再評価し、広げていくことが期待されている。アグロエコロジーは、環境や農業分野に留まらない。既存の価値観を転換する「社会運動」の側面を持つ。経済・社会・文化の多様性や生産者と消費者の主体性の向上を目指し、持続可能な食と農のあり方を考えるのに必要な基礎となる。
  • 目次

    第一部 アグロエコロジー序論
     第1章 農業の抜本的変革という課題
     第2章 農生態系の概念

    第二部 植物と環境の非生物的要因
     第3章 植物
     第4章 光
     第5章 温度
     第6章 温度と降雨
     第7章 風
     第8章 土壌
     第9章 土壌中の水
     第10章 火

    第三部 より完全な個生態学的視点
     第11章 生物的要因
     第12章 環境複合態
     第13章 従属栄養生物

    第四部 系レベルの相互作用
     第14章 農生態系における個体群生態学
     第15章 農生態系における遺伝資源
     第16章 作物群集における種の相互作用
     第17章 農生態系の多様性
     第18章 撹乱、遷移と農生態系管理
     第19章 農生態系のなかの動物
     第20章 農生態系のエネルギー論
     第21章 景観の多様性

    第五部 持続可能性への移行
     第22章 生態系に基づく管理への転換
     第23章 持続可能性への指標

    第六部 持続可能なグローバル・フードシステムの実現
     第24章 農業・社会・アグロエコロジー
     第25章 フードシステム再構築における文化と地域社会
     第26章 持続可能な農生態系から持続可能なフードシステムへ
  • 出版社からのコメント

    原著は英語圏で実売3万部越えの教科書。伝統的な有機農業や家族農業に学びつつ、持続的な食と農の仕組みを構想する待望の翻訳書
  • 内容紹介

    未来の地球のために、農業と食べ方を問う!「アグロエコロジー」の教科書、初の邦訳。アグロエコロジー(直訳すると「農生態学」)は、飢餓や環境破壊を引き起こす大規模・集約的な農業のあり方を根本的に変えるために生まれた新しい「科学」であり、原著は欧米の大学を中心に広く読まれている。アグロエコロジーは、自然の力を高める有機農業や自然農法を広げる「実践」の役割をもつ。また、環境や農業の分野に留まらず、経済・社会・文化の多様性を目指し、既存の価値観を転換する「社会運動」の営みでもある。


    訳者一覧

    浅岡みどり(立教大学大学院社会学研究科博士課程)
    荒木  肇(新潟食料農業大学食料産業学部教授)
    稲垣 栄洋(静岡大学学術院農学領域教授)
    上野 秀人(愛媛大学大学院農学研究科教授)
    宇都宮大輔(珠洲市自然共生室 自然共生研究員)
    大山 利男(立教大学経済学部大学院ビジネスデザイン研究科准教授)
    楠本 良延(農研機構 西日本農業研究センター上級研究員)
    小林  舞(京都大学 経済学研究科特定助教)
    小松崎将一(茨城大学農学部附属国際フィールド農学センター教授)
    澤登 早苗(恵泉女学園大学人間社会学部教授)
    田中 淳子(野草研究家)
    中久保 亮(農研機構 畜産研究部門主任研究員)
    日鷹 一雅(愛媛大学農学研究科准教授)
    松平 尚也(京都大学大学院農学研究科博士課程)
    宮浦 理恵(東京農業大学国際食料情報学部教授)
    村本 穣司(カリフォルニア大学サンタクルーズ校有機農業スペシャリスト)
    本林  隆(東京農工大学農学部フィールドサイエンスセンター教授)
    山口 富子(国際基督教大学教養学部教授)
    山本 奈美(京都大学大学院農学研究科博士課程)
    渡邉  修(信州大学学術研究院農学系准教授)


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    藤原辰史(京都大学准教授)推薦

    根本から知らなければ、根本から変えることはできない。

    水、風、土、光、植物、動物、人間が複雑にからまりあう農業という現象を、かくも魅力的に描いた書物を私は知らない。そう、農業を学ぶとは、地球をまるごと学ぶことだったのだ。

    長いあいだ自然と人間に傷を負わせてきた工業的農業からアグロエコロジーへの道筋を、自然科学の厳密な論理と具体的な事例を交えて説くこの新時代の農書を手にすれば、もう未来に怯える必要はない。           

    図書館選書
    持続可能で人類のニーズを満たす農業とは? 生態系と調和する伝統的農業と健全な食料消費システムをつくるため、「科学・実践(技術)・社会運動」を統合するアグロエコロジー(農生態学)の教科書、初めての邦訳。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    グリースマン,スティーヴン(グリースマン,スティーヴン/Gliessman,Stephen R.)
    カリフォルニア大学サンタバーバラ校で植物学、生物学、植物生態学の博士号を取得後、アグロエコロジーに関する教育、研究、作物栽培について40年を越える経験を積む。世界で最初の公式なプログラムの一つであるカリフォルニア大学サンタクルーズ校アグロエコロジープログラムの創設者(初代所長)として、2012年の退職まで環境学科アルフレッド・ルツ・ヘラー寄付講座の教授を務めた。現同大学名誉教授。非営利団体コミュニティ・アグロエコロジー・ネットワーク(CAN)の共同創設者で、現常任理事長。また、現在は国際学術誌『Agroecology and Sustainable Food Systems』の編集長を務める傍ら、カリフォルニア州サンタバーバラ郡北部で妻ロビー、息子エリン、義理の娘アリアナとともにワイン用ブドウとオリーブの有機栽培を行なっている

    村本 穣司(ムラモト ジョウジ)
    カリフォルニア大学サンタクルーズ校有機農業スペシャリスト/東京農業大学客員教授

    日鷹 一雅(ヒダカ カズマサ)
    愛媛大学農学研究科准教授

    宮浦 理恵(ミヤウラ リエ)
    東京農業大学国際食料情報学部教授
  • 著者について

    スティーヴン・グリースマン (スティーヴン グリースマン)
    スティーヴン・グリースマン(Stephen R.Gliessman)カリフォルニア大学名誉教授。世界的に著名なアグロエコロジーの提唱者の一人で、慣行農業から有機農業への移行に伴う農生態系の変化を40年以上にわたり研究する。2012年に退職。現在、家族と共にワイン用ブドウやオリーブの有機農園を営む傍ら、アグロエコロジーの学術誌の編集長を務める。

アグロエコロジー―持続可能なフードシステムの生態学 の商品スペック

商品仕様
出版社名:農山漁村文化協会
著者名:スティーヴン グリースマン(著)/村本 穣司(監訳)/日鷹 一雅(監訳)/宮浦 理恵(監訳)/アグロエコロジー翻訳グループ(訳)
発行年月日:2023/11/10
ISBN-10:4540231359
ISBN-13:9784540231353
判型:B5
発売社名:農山漁村文化協会
対象:専門
発行形態:単行本
内容:農林業
言語:日本語
ページ数:512ページ
縦:27cm
横:19cm
厚さ:3cm
重量:1118g
その他: 原書名: Agroecology:The Ecology of Sustainable Food Systems〈Gliessman,Stephen・R〉
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