泥の菩薩―仏教NGOの開拓者、有馬実成 増補新版 [単行本]
    • 泥の菩薩―仏教NGOの開拓者、有馬実成 増補新版 [単行本]

    • ¥2,75083 ゴールドポイント(3%還元)
    • 在庫あり2025年8月1日金曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届け
泥の菩薩―仏教NGOの開拓者、有馬実成 増補新版 [単行本]
画像にマウスを合わせると上部に表示
100000009003759268

泥の菩薩―仏教NGOの開拓者、有馬実成 増補新版 [単行本]

価格:¥2,750(税込)
ゴールドポイント:83 ゴールドポイント(3%還元)(¥83相当)
お届け日:在庫あり今すぐのご注文で、2025年8月1日金曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届けします。届け先変更]詳しくはこちら
出版社:明石書店
販売開始日: 2023/09/06
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:返品不可
店舗受け取りが可能です
マルチメディアAkibaマルチメディア梅田マルチメディア博多にて24時間営業時間外でもお受け取りいただけるようになりました

泥の菩薩―仏教NGOの開拓者、有馬実成 増補新版 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    日本を代表するNGO「公益社団法人シャンティ国際ボランティア会」の創設者、有馬実成―。若いころから民衆と共に歩む宗教家を志し、差別や貧困に向き合い、つねに弱き人々の味方となった人である。地域に根ざした文化活動、在日韓国・朝鮮人の遺骨反還運動に始まり、1980年からはインドシナ難民支援、アジアの教育・文化支援に取り組んだ。その道のりは“けものみち”を切り拓く日本NGOの開拓者の姿に他ならなかった。鎌倉時代の叡尊や忍性の影響を受け、教団仏教の枠を超えた新しい仏教のかたちを示した僧侶、有馬実成の生涯を描く。
  • 目次

    序章 けものみちを歩いた人
     「あなたは本当の心の住職でした」

    第一章 発露――生い立ち
     「ぼくがこの寺を嗣ぎたい」
     なぜ、遺体に差別が
     学生時代――道憲寮での日々
     生涯の師
     道憲寮とは
     有馬の勉学ぶり
     序論だけの卒業論文
     有馬の仏教は道憲寮が育んだ

    第二章 起動――民衆と共に歩む宗教者として
     住職として歩む
     参禅会の模索
     民衆の必要に応える宗教家として
     仏教運動から文化運動へ
     「禅の文化をきく会」の発足
     在日朝鮮・韓国人遺骨返還の運動へ
     故郷忘じがたく候
     青年よ手をよごせ――全曹青活動へ
     大衆教化の接点を求めて
     「オリエント茶会」がもたらした明暗
     有馬と杉山の友情

    第三章 飛翔――国際NGOへの挑戦
     カンボジア難民キャンプでの活動――JSRCの発足へ
     ランソン少年との出会い――教育支援の決断
     暑さと騒音との闘い――移動図書館活動の準備へ
     難民キャンプの巡回、スタート
     「図書館活動などと、何を考えているのか」
     転機を迎えたJSRC
     撤退か継続か
     曹洞宗ボランティア会(SVA)の誕生
     市井の人と共に生きる
     SVAの成長と発展
     文化を尊重した人
     文学に民衆の息吹を求めて――野中耕一との共感
     芸能は魂に深く関わる――難民キャンプの太鼓づくり
     〈人起こし〉〈地域起こし〉としての文化運動
     アジアの人々は博物館の陳列品ではない
     ボランティアは触媒である――有馬のボランティア論
     蓮の華を育てる泥になりたい――プラティープ発言の衝撃
     触媒論の現代的意義――調停者、仲介者としての宗教者像

    第四章 菩薩――有馬の仏教観
     弱き人々の救済者、叡尊への思い
     慈悲に過ぎた忍性
     忍性とフランチェスコ
     有馬実成と中村元の交流――カンボジア仏教復興と日本の役割
     中世のさすらい人、重源にならいて
     重源は〈ひらめ〉か〈大すかぶら〉か
     「仏教には期待しない」「仏教の出番である」――有馬の仏教観
     もう一つの日本仏教史の発見
     曲がり角に立つ現代仏教

    第五章 天災――阪神・淡路大震災に学んだこと
     阪神・淡路大震災の発生
     これだけは伝えたい神戸での教訓
     僧侶と牧師の切磋琢磨――草地賢一との出会い
     露天風呂での思い出――田中保三との出会い
     「有馬先生は、弱もんの味方やった」――金音田との出会い
     神戸の問題は世界の問題――被災地NGO協働センターへの思い

    第六章 寂静――シャンティにかけた願い
     戦後五〇周年、NGO界への怒り
     人権意識への問題提起
     NGOのリーダーとして
     「シャンティ」に賭けた人――「社団法人」化へ
     二一世紀への〈大きな乗り物〉
     稀代の〈とび職〉

     年譜
     参考文献
     あとがき
     増補新版あとがき
     解説[島薗進]
  • 内容紹介

    蓮の花を咲かせる泥になりたい――
    日本を代表するNGO「公益社団法人シャンティ国際ボランティア会」の創設者、有馬実成――。若いころから民衆と共に歩む宗教家を志し、差別や貧困に向き合い、つねに弱き人々の味方となった人である。地域に根ざした文化活動、在日韓国・朝鮮人の遺骨返還運動に始まり、1980年からはインドシナ難民支援、アジアの教育・文化支援に取り組んだ。その道のりは<けものみち>を切り拓く日本NGOの開拓者の姿に他ならなかった。鎌倉時代の叡尊や忍性の影響を受け、教団仏教の枠を超えた新しい仏教のかたちを示した僧侶、有馬実成の生涯を描く。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    大菅 俊幸(オオスガ トシユキ)
    1950年、宮城県生まれ。駒澤大学大学院修士課程仏教学専攻修了。高校教員などを経て、公益社団法人シャンティ国際ボランティア会スタッフへ。現在、同会専門アドバイザー。曹洞宗総合研究センター講師。有馬実成に共鳴し、仏教精神に根ざした社会貢献活動(仏教ボランティア)を探究している
  • 著者について

    大菅 俊幸 (オオスガ トシユキ)
    1950年、宮城県生まれ。駒澤大学大学院修士課程仏教学専攻修了。高校教員などを経て、公益社団法人シャンティ国際ボランティア会スタッフへ。現在、同会専門アドバイザー。曹洞宗総合研究センター講師。有馬実成に共鳴し、仏教精神に根ざした社会貢献活動(仏教ボランティア)を探究している。
    著書に『慈悲のかたち』(佼成出版社、2017)。編著に『仏教の底力』(明石書店、2020)などがある。有馬実成の遺稿集『地球寂静』(アカデミア出版会、2003)、シャンティの東日本大震災被災地支援の活動記録誌『試練と希望』(明石書店、2017)の編集も担当。

泥の菩薩―仏教NGOの開拓者、有馬実成 増補新版 の商品スペック

商品仕様
出版社名:明石書店
著者名:大菅 俊幸(著)
発行年月日:2023/08/31
ISBN-10:4750356263
ISBN-13:9784750356266
判型:B6
発売社名:明石書店
対象:一般
発行形態:単行本
内容:宗教
言語:日本語
ページ数:368ページ
縦:20cm
他の明石書店の書籍を探す

    明石書店 泥の菩薩―仏教NGOの開拓者、有馬実成 増補新版 [単行本] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!