二一世紀の国際秩序(岩波講座 世界歴史〈24〉) [全集叢書]
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二一世紀の国際秩序(岩波講座 世界歴史〈24〉) [全集叢書]
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二一世紀の国際秩序(岩波講座 世界歴史〈24〉) [全集叢書]

荒川 正晴(編集委員)大黒 俊二(編集委員)
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出版社:岩波書店
販売開始日: 2023/10/31
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二一世紀の国際秩序(岩波講座 世界歴史〈24〉) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    一九九〇年代以降現在に至る世界の変容を描く、本講座の最終巻。新自由主義と密接に結びついたグローバリゼーションが進むなか、深刻化する地球環境問題、国内的・国際的な格差、紛争や内戦と、それがもたらした大量の難民、排外主義、そして民主主義をめぐる角逐など、地球社会が直面する多面的な危機を、歴史的な視点から検討する。
  • 目次

    展 望|Perspective

     多面的な危機と地球社会……………木畑洋一
      はじめに――現代世界の様相
      一、地球環境問題と人間
      二、グローバリゼーションの曲折
      三、戦争と平和
      四、移動する人々・逃れる人々
      五、揺れる民主主義
      おわりに――現代世界と歴史的視座

    問題群|Inquiry

     リベラルな国際秩序の拡散・終焉とグローバル・サウス――中東地域の事例を中心に……………酒井啓子
      はじめに
      一、「国際秩序」に巻き込まれる「客体」にとっての「冷戦後」とはなにか
      二、「植民地支配による歪み」という桎梏をどう解消するか――湾岸戦争と中東和平交渉
      三、「冷戦のゴミ」としてのアルカーイダ、ゴミ回収のための「対テロ戦争」
      四、オルタナティブとしての「イスラーム国家」への試み
      おわりに

     民主主義とポピュリズム――「二〇世紀型政治」の衰退……………水島治郎
      はじめに――ポピュリズムのグローバルな広がり
      一、ポピュリズムとは何か
      二、ポピュリズムの歴史的展開
      三、ポピュリズム台頭の背景――二〇世紀型政治の退場
      おわりに――パンデミックのもとで ナショナル・ポリティクスの再浮上

    焦 点|Focus

     二一世紀の国連へ――非公式帝国の展開と国際組織……………半澤朝彦
      はじめに
      一、イギリス非公式帝国と連盟という「バスケット」
      二、国連と新しい非公式帝国
      三、冷戦後の国連――多様なアクターとソフトパワー
      おわりに

     「アラブの春」の世界史的意義……………栗田禎子
      はじめに
      一、「新自由主義」的世界秩序への挑戦
      二、「中東同時革命」の衝撃
      三、「対中東戦争」への抗議から生まれた革命
      四、革命はいつ始まったのか?
      五、分断・混乱を引き起こす動き――「イスラーム主義」勢力をどう捉えるか
      六、世界と中東の民衆運動のゆくえ
      むすびにかえて――新たな戦争へと突き進む世界?

     中国と世界……………川島 真
      はじめに
      一、歴史的にみた中国と国際秩序
      二、改革開放期の中国と国際秩序
      三、胡錦濤政権後半期の政策論争と政策転換
      四、習近平政権を取り巻く環境と自己認識――「偉大なる復興の夢」と対米「競争」
      おわりに

     アフリカの変容――二一世紀のサハラ以南アフリカ……………島田周平
      はじめに
      一、一九九〇年代アフリカの地域紛争
      二、紛争を調停する地域機関とその限界
      三、アフリカの経済成長と中国の進出
      四、欧米諸国の民主主義と人権政策の蹉跌――植民地遺制と制裁
      五、二一世紀の新潮流――流動する人々、土地収奪、変化する宗教、経済発展への挑戦、コロナ、BLM
      おわりに

     ラテンアメリカの模索……………大串和雄
      はじめに――冷戦の熱から冷めて
      一、経済構造の大転換
      二、政治の変容と現状
      三、社会的課題

     移民・難民……………森 千香子
      はじめに――「問題」から「構造」の包括的な把握へ
      一、国境を越える人の移動はなぜ起きるのか?――主要理論の利点と限界
      二、二一世紀の移民政策――移民の安全保障化とリモート・コントロール
      三、ジェンダー、家族、セクシュアリティ
      四、多様化する移動
      五、誰もが移民になりうる「相対的よそ者」の時代

     ジェンダーとセクシュアリティをめぐるアジアの政治……………田村慶子
      はじめに
      一、前近代におけるジェンダーとセクシュアリティ
      二、近代アジア――ヴィクトリア王朝的性道徳との「融合」とセクシュアリティの再編
      三、国民国家建設と家父長制
      四、ジェンダーの主流化を目指して
      五、外向きの「セクシュアリティの解放」
      おわりに

     コンピュータの普及とメディアの変容……………喜多千草
      一、特権からすべての人々の権利へ
      二、コンピュータおよびネットワークの普及過程
      三、情報通信技術のもたらした変容への視点

    コラム|Column
     「お散歩」から考える世界史のなかの三・一一……………大門正克
     EUが直面する危機……………池本大輔
     プーチンの歴史観……………立石洋子
     忘れられた「和解」――韓国強制動員労働者問題をめぐって……………太田 修
     デジタルアーカイブの拡充がもたらす歴史学の変化……………菊池信彦
  • 出版社からのコメント

    多発する紛争や内戦、大量の難民と排外主義、地球環境問題、国内外の格差拡大等、冷戦終結後の多面的な危機を歴史的に検討する。
  • 内容紹介

    一九九〇年代以降現在に至る世界の変容を描く、本講座の最終巻。新自由主義と密接に結びついたグローバリゼーションが進むなか深刻化する地球環境問題、国内的・国際的な格差、さまざまな紛争や内戦と大量の難民、排外主義、そして民主主義をめぐる角逐など、地球社会が直面する多面的な危機を、歴史的な視点から検討する。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    木畑 洋一(キバタ ヨウイチ)
    1946年生。東京大学・成城大学名誉教授。イギリス近現代史・国際関係史

    中野 聡(ナカノ サトシ)
    1959年生。一橋大学学長.アジア太平洋国際史
  • 著者について

    木畑 洋一 (キバタ ヨウイチ)
    木畑洋一(きばた よういち)
    1946年生.東京大学・成城大学名誉教授.イギリス近現代史・国際関係史.『帝国航路(エンパイアルート)を往く――イギリス植民地と近代日本』(岩波書店,2018年).

    中野 聡 (ナカノ サトシ)
    中野 聡(なかの さとし)
    1959年生.一橋大学学長.アジア太平洋国際史.『東南アジア占領と日本人――帝国・日本の解体』(岩波書店,2012年).

二一世紀の国際秩序(岩波講座 世界歴史〈24〉) の商品スペック

商品仕様
出版社名:岩波書店
著者名:荒川 正晴(編集委員)/大黒 俊二(編集委員)
発行年月日:2023/10/27
ISBN-10:4000114344
ISBN-13:9784000114349
判型:A5
対象:一般
発行形態:全集叢書
内容:外国歴史
言語:日本語
ページ数:304ページ
縦:22cm
横:15cm
厚さ:3cm
重量:544g
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