ブルジョア・結核患者(P+D BOOKS) [単行本]

ブルジョア・結核患者(P+D BOOKS) [単行本] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  デビュー作「ブルジョア」を含む初期の作品集。父が天理教に入信し、叔父夫婦に育てられた芹沢光治良。帝国大学卒業後、農商務省に入省したが、経済の研究を志してパリに留学するもそこで結核に感染し、フランス、スイスで療養生活を経験する。そんな体験から書かれたデビュー作品集である。雑誌「改造」の懸賞創作で１等に入選した「ブルジョア」は、結核患者が集まる町を舞台に、病に侵された夫と妻、多国籍の入院患者らの懊悩を描いた作品。「結核患者」「昼寝している夫」「椅子を探す」は、杉夫妻を主人公に、結核に倒れた夫が心身ともに復活していく様子を描写し、「橋の手前」「風迹」は、共産主義に対する市井の人々のとらえ方を描出している。

• 内容（「BOOK」データベースより）

  ブルジョア；結核患者（或るコンポジシオン）；昼寝している夫；椅子を探す；橋の手前；風迹

• 内容紹介

  デビュー作「ブルジョア」を含む初期作品集
  
  父が天理教に入信し、叔父夫婦に育てられた芹沢光治良。帝国大学卒業後、農商務省に入省したが、経済の研究を志してパリに留学するもそこで結核に感染し、フランス、スイスで療養生活を経験する。そんな体験から書かれたデビュー作品集である。
  雑誌「改造」の懸賞創作で1等に入選した「ブルジョア」は、結核患者が集まる町を舞台に、病に侵された夫と妻、多国籍の入院患者らの懊悩を描いた作品。
  「結核患者」「昼寝している夫」「椅子を探す」は、杉夫妻を主人公に、結核に倒れた夫が心身ともに復活していく様子を描写し、「橋の手前」「風迹」は、共産主義に対する市井の人々のとらえ方を描出している。
  
  図書館選書
  結核患者が集まる町を舞台に、病に侵された夫と妻、多国籍の入院患者らの懊悩を描いた「ブルジョア」、結核に倒れた夫が心身ともに復活していく様子を描写した「結核患者」など、体験から書かれたデビュー作品集。

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  芹沢 光治良(セリザワ コウジロウ)
  １８９６（明治２９）年５月４日‐１９９３（平成５）年３月２３日、享年９６。静岡県出身。１９６５年『人間の運命』で第１５回芸術選奨文部科学大臣賞を受賞

ブルジョア・結核患者(P+D BOOKS) [単行本] の商品スペック