中央アジア自動車横断(世界探検全集〈13〉) [全集叢書]

中央アジア自動車横断(世界探検全集〈13〉) [全集叢書] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  窓外に広がる雄大な風景と、頻発する内乱、そして絡み合う各国の欲望―過酷な世界を走破した唯一無二の記録！！一九三一年四月、当時は「空白」とされていた中央アジアを調査すべく、フランス・シトロエン隊は東と西の二班にわかれ、無限軌道車でのユーラシア大陸横断に挑んだ。ベイルートから東へ向かう本隊は世界の屋根ヒマラヤを自動車で越える過酷なルートで、天津から西へ向かう班は政情不安な中国による妨害に悩まされながら合流地点を目指す―探検に大規模なテクノロジーが導入された時代の息吹を伝える名著。

• 目次（「BOOK」データベースより）

  第１部　風景の歓迎―西アジア（バグダードへ；イラン高原；信仰と高潔の国アフガニスタン；イギリス領インド）
  第２部　人間の妨害―中国班の記録（黒竜の加護のもと；ゴビ砂漠；粛州協定；未知の新疆）
  第３部　なせばなる―中央アジア（抵抗キャンプ；ヒマラヤ攻撃；世界の屋根の上で；アクスの出会い；トクスン峠；ウルムチの罠；バーミヤンとゴビの死都）
  第４部　帰途―ウルムチから北京へ（「八十八」路；寒冷―アジアの心臓部；キリスト教徒のオアシス；三不管；草原地帯を行く；最後の行程）

• 出版社からのコメント

  無限軌道車によるベイルート－北京間走破の記録。数々の困難を乗り越え、シトロエン隊の名を高めた名著。ナビゲーション：山田周生

• 図書館選書

  無限軌道車によるベイルート－北京間の走破に成功。窓外の原始的な風景と内乱で緊迫する中国奥地の表情を迫真の筆緻で描き、シトロエン隊の名を高めた名著。ナビゲーション：山田周生

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  ル・フェーヴル,ジョルジュ(ルフェーヴル,ジョルジュ／Le F｀evre,Georges)
  １８９２‐１９６８。フランスの文筆家で探検家。地理学・民俗学への深い造詣と筆力をかわれ、１９３１年から１９３２年にかけて、フランスの自動車会社シトロエン社が組織した、無限軌道車による中央アジア探検隊に記録担当として参加。探検隊は東干の乱に巻きこまれるなど、緊迫した事態に見舞われることしばしばであったが、その一部始終を克明に描写し、みごとその期待に応えた
  
  野沢 協(ノザワ キョウ)
  １９３０‐２０１５。東京大学文学部仏文科を卒業。専攻は１７～１８世紀フランス思想史。東京都立大学人文学部教授を経て、駒澤大学外国語部教授をつとめる
  
  宮前 勝利(ミヤマエ カツトシ)
  １９３８‐１９９９。東京教育大学文学部を経て同大学大学院を修了。専攻はフランス文芸思想史。京都教育大学教育学部助教授

• 著者について

  ジョルジュ・ル・フェーヴル (フェーブル，ジョルジュ ル)
  フランスの文筆家で探検家。地理学・民俗学への深い造詣と筆力をかれ、、フランスの自動車会社シトロエン社が組織した、無限軌道車による中央アジア探検隊に参加。その一部始終を克明に描写し見事その期待に応えた。
  
  野沢 協 (ノザワ　キョウ)
  東京大学文学部仏文科を卒業。専攻は17～18世紀フランス思想史。東京都立大学人文学部教授、駒澤大学外国語部教授を歴任。主要訳書にルイ・ポダン『知識人』、シュレ＝カナール『黒アフリカ史』など多数。
  
  宮前 勝利 (ミヤマエ　カツトシ)
  東京教育大学文学部を経て同大学大学院を修了。専攻はフランス文芸思想史。京都教育大学教育学部助教授。
  
  山田 周生 (ヤマダ　シュウセイ)
  2007年から自作したバイオディーゼル燃料プラントを搭載した車で、廃食用油を現地調達して地球一周。東日本大震災に遭遇し支援団体を設立。「自然と共生する循環型のくらし」に関わる分野の研究を行っている。

中央アジア自動車横断(世界探検全集〈13〉) [全集叢書] の商品スペック