描く、観る、演じるアートの力―芸術療法はなぜ心にとどくのか [単行本]
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描く、観る、演じるアートの力―芸術療法はなぜ心にとどくのか [単行本]

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出版社:三元社
販売開始日: 2023/10/16
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描く、観る、演じるアートの力―芸術療法はなぜ心にとどくのか の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    芸術療法は、なぜ、どのようにこころに働きかけるのだろうか。こころとアートが紡ぎ出す言葉にならないイメージやその表現の世界が語りかけるもの。
  • 目次

    序 渡邉 慶一郎   1

    第1章 生きること 表現すること 大塚 尚   5
    1. アート表現と心の世界 5
    1.1. なぜ今アート表現か 5
    1.2. 臨床心理学・精神医学とアート表現 6
    1.3 調査研究から明らかになってきたアートの効果 9
    2. 心で描く絵画展―クロマニンゲン展 10
    2.1. クロマニンゲン現る 10
    2.2. とにかく自由な展覧会 13
    2.3. 奇跡のジャングル、ふたたび 26
    2.4. 本能としての自由と表現 29
    3. 心の危機へのアート表現グループの試み 34
    3.1. 青年期と心の危機 34
    3.2. the UT ART project 35
    3.3. アートが生み出す「すきま」の大切さ 45
    参考文献 50

    第2章 表現と つながりと 生きる力――お互いが表現するエネルギーが お互いを支え元気にする 鬼塚 淳子   51
    まえがき―芸術表現療法に片足を突っ込むまで 52
    1. 自己表現と自己治癒力のつながり 54
    1.1. セルフオフセンス―いかに人の心をゆるめられるか 54
    1.2. 自分の心と対話する―インナーイメージドローイング自己表現法 56
    1.2.1.インナーイメージドローイング自己表現法の基本姿勢 57/1.2.2.インナーイメージドローイング自己表現法の構成 58/1.2.2.インナーイメージドローイング自己表現法の留意点 58
    2. 自己表現はエンパワメントになる 60
    2. 実践編(自由な自己表現と共有の場)
    2.1. こころの表現教室“やまねこひろーば” 60
    2.2 芸術表現活動“あいあいエクスプリモ” 68
    3. 自己表現は関係性を温める 75
    3. 実践編(ピアサポート・グループ)
    3.1. 自己表現ワークショップ 75
    3.1.1.振り返り&スタートアップの会(研修) 76/3.1.2.イベントデモンストレーション 79
    4. 芸術表現が主体的自己感覚を呼び醒す 85
    2. 実践編(セラピー)
    4.1. 芸術表現療法を対話で行う事例から 85
    5. 芸術表現の本質と、その先につながるもの 88
    3. “なぜ人は芸術に活力されるのか”への答えを探して
    あとがきにかえて―創造性がよりよい未来の軌道を描く 92
    参考文献 93

    第3章 演劇と精神医療の協働の可能性 澤田 欣吾   95
    はじめに 95
    1. サイコドラマ 96
      横山太範先生(医療法人心劇会さっぽろ駅前クリニック院長)
    2. ドラマセラピー 103
      尾上明代先生(立命館大学 人間科学研究科 教授)
    3. アプライドシアター:応用演劇 110
      佐々木英子先生(アプライドシアター研究所主宰)
    4. 当事者演劇 118
      増田雄先生(株式会社マスダシアターコンサルティング)
      関根淳子先生(SPAC(静岡県舞台芸術センター)、劇団音乃屋主宰)
    5. まとめ:CO-ENプロジェクトに向けて 126

    第4章 座談会――アートの力と芸術療法の可能性
    大塚尚、鬼塚淳子、澤田欣吾、渡邉慶一郎、小佐野重利(司会)  129
    芸術療法はなぜ必要なのか 129
    表現することは人類固有の特性か 136
    芸術療法はどれだけ有効か 140
    芸術療法を、大学での活動として取り込むことはできるか 145

    研究余滴 アートと精神疾患――美術史の観点からの一考察 小佐野 重利  155
    1. アートと「うつ病」の起源 155
    2. 憂鬱質と創作活動の歴史 161
    3. 精神疾患とたたかう芸術家 165
    おわりに 173
    参考文献 175


    執筆者紹介 177
  • 出版社からのコメント

    芸術療法は、なぜ、どのように心に働きかけるのだろうか。心とアートが紡ぎ出すイメージやその表現の世界が語りかけるもの。
  • 内容紹介

    芸術療法は、なぜ、どのようにこころに働きかけるのだろうか。こころとアートが紡ぎ出す言葉にならないイメージやその表現の世界が語りかけるもの。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    渡邉 慶一郎(ワタナベ ケイイチロウ)
    現職、東京大学相談支援研究開発センター教授。専門、臨床精神医学、発達障害支援、大学のメンタルヘルス

    大塚 尚(オオツカ ヒサシ)
    現職、東京大学相談支援研究開発センター助教。専門、臨床心理学、学生相談、アート表現、青年の自殺予防

    鬼塚 淳子(オニズカ ジュンコ)
    現職、東京大学相談支援研究開発センター特任助教。専門、臨床心理学、教育心理学、芸術表現療法、人間性心理学

    澤田 欣吾(サワダ キンゴ)
    現職、東京大学相談支援研究開発センター助教。専門、臨床精神医学

    小佐野 重利(オサノ シゲトシ)
    東京大学名誉教授。略歴、1951年生。東京大学大学院人文社会系研究科教授、研究科長・文学部長を経て退職。2023年3月まで同大相談支援研究開発センター特任教授。イタリア連帯の星騎士・騎士勲位章(2003)、イタリア星騎士・コメンダトーレ勲位章(2009)を受章。現在、東京大学名誉教授、同大新領域創成科学研究科人間環境専攻特任研究員、アッカデミア・アンブロジアーナ(ミラノ)会員、日本学術会議連携会員(前会員)。専門、イタリア近世美術史
  • 著者について

    渡邉慶一郎 (ワタナベケイイチロウ)
    渡邉 慶一郎(わたなべ・けいいちろう)
    【現職】東京大学相談支援研究開発センター教授
    【専門】臨床精神医学、発達障害支援、大学のメンタルヘルス
    [著書]『ハンディシリーズ「発達障害・特別支援教育ナビ」“大人の発達障害の理解と支援”』(編著)(金子書房、2020)、『発達障害・知的障害のための合理的配慮ハンドブック』(編著)(有斐閣、2020)、『自閉スペクトラム症のある青年・成人への精神療法的アプローチ』(編著)(金子書房、2021)、『発達障害と青年期のひきこもり』(編著)(金子書房、2023)。
    [論文]「発達障害と自殺予防」『精神科治療学』36号(9)、2021年、1073-1078。「ヌミノース反応を呈した大学生の一例」(共著)『精神科治療学』36号(10)、2021年、1203-1208。「大学・専門学校等の学生相談室・障害学生支援室と精神科医療の連携」(共著)『精神科治療学』37号(12)、2022年、1343-1348。

    大塚 尚 (オオツカヒサシ)
    大塚 尚(おおつか・ひさし)
    【現職】東京大学相談支援研究開発センター助教
    【専門】臨床心理学、学生相談、アート表現、青年の自殺予防
    [著書]『学生相談・学生支援のための事例ガイドブック』(共著)(東京大学相談支援研究開発センターe-book、2023)、『心理援助アプローチのエッセンス』(共著)(樹村房、2013)。
    [論文]「アート表現グループから考える青年の心的危機への関わりと『自殺予防』」(共著)、箱庭療法学研究、印刷中。Changes in suicide-related indices at a student counseling center at a Japanese University before and after COVID-19. (共著), Asian Journal of Psychiatry, 81, 2023, 103462. 「主観的体験から探る現代の大学生の『生きづらさ』の実態」(共著)、心理臨床学研究、36(2)、2018年、166-177。

    鬼塚 淳子 (オニヅカジュンコ)
    鬼塚 淳子(おにづか・じゅんこ)
    【現職】東京大学相談支援研究開発センター特任助教
    【専門】臨床心理学、教育心理学、芸術表現療法、人間性心理学
    【主要業績】[著書]『学生相談・学生支援のための事例ガイドブック』(共著)(東京大学相談支援研究開発センターe-book、2023)、『じぶん&こころまなぶB O O K』(共編著)(培風館、2014)、『ビジネス系大学教育と初年次教育―多様な学生をいかに受け入れて定着させるか』(学文社、2012)、『こころのワークブック』(共編著)(ふくろう出版、2006)。
    [論文]『基礎教育センターを軸とした全学的学生支援体制構築の試み―兼務教員職から生まれた包摂的リンケージ支援』学生相談研究、第33巻第3号、2013年。『セルフオフセンス”の治療的意義―自己表現による自己治癒力の賦活』心理臨床学研究、25(2)、2007年。

    澤田 欣吾 (サワダキンゴ)
    澤田 欣吾(さわだ・きんご)
    【現職】東京大学 相談支援研究開発センター助教
    【専門】臨床精神医学
    [著書]『精神神経疾患ビジュアルブック』「Part5.治療法」「身体療法」「薬物療法」、落合慈之(監修)、秋山剛、音羽健司(編集)(Gakken 2015)。
    [論文]“Is Utena's Brief Objective Measures (UBOM) useful in real-world behavioral assessment of functioning? Validity and utility testing in patients with schizophrenia.”, Psychiatry and Clinical Neurosciences. 174 (1), 2020, 40-48.「特集Ⅰ 効果的な患者・家族教育の必要性と工夫 青年期の患者の治療における 患者・家族教育」精神科、36(1)、2020年、37-41。「【精神医学における主観と主体】パーソナルリカバリーの主観と主体性」精神医学(61)、2019年、525-532。

    小佐野 重利 (オサノシゲトシ)
    小佐野 重利(おさの・しげとし)
    東京大学名誉教授
    略歴 1951年生。東京大学大学院人文社会系研究科教授、研究科長・文学部長を経て退職。2023年3月まで同大相談支援研究開発センター特任教授。イタリア連帯の星騎士・騎士勲位章(2003)、イタリア星騎士・コメンダトーレ勲位章(2009)を受章。現在、東京大学名誉教授、同大新領域創成科学研究科人間環境専攻特任研究員、アッカデミア・アンブロジアーナ(ミラノ)会員、日本学術会議連携会員(前会員)。
    専門 イタリア近世美術史。
    『《伊東マンショの肖像》の謎に迫る―1585年のヴェネツィア』(三元社、2017)、編著・浦一章監訳『オリジナルとコピー 16世紀および17世紀における複製画の変遷』(三元社、2019)、ルイージ・フィカッチ/小佐野重利監修(兼カタログ編集責任)『カラヴァッジョ展』(北海道新聞社、2019)、『絵画は眼でなく脳で見る―神経科学による実験美術史』(みすず書房、2022)など。

描く、観る、演じるアートの力―芸術療法はなぜ心にとどくのか の商品スペック

商品仕様
出版社名:三元社
著者名:東大アートと精神療法研究会(編)/渡邉 慶一郎(著)/大塚 尚(著)/鬼塚 淳子(著)/澤田 欣吾(著)/小佐野 重利(著)
発行年月日:2023/09/30
ISBN-10:4883035808
ISBN-13:9784883035809
判型:A5
発売社名:三元社
対象:教養
発行形態:単行本
内容:心理学
言語:日本語
ページ数:188ページ
縦:21cm
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