村上春樹の現在地―『街とその不確かな壁』まで [単行本]
    • 村上春樹の現在地―『街とその不確かな壁』まで [単行本]

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村上春樹の現在地―『街とその不確かな壁』まで [単行本]

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出版社:彩流社
販売開始日: 2023/11/04
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村上春樹の現在地―『街とその不確かな壁』まで [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    引き裂かれた村上春樹―文学とダークファンタジー。『ノルウェイの森』などで青春小説の頂点に達した村上は、その後、『ねじまき鳥クロニクル』『海辺のカフカ』などの怪奇な場面を描くダークファンタジーの世界へと傾斜していった。新作『街とその不確かな壁』は村上ワールドに変化の兆しが見られる。これから彼は何処へ向かうのか!
  • 目次

    【目次】
     序章 川本三郎の書評を読む
    第一部 文学としての村上春樹
     第一章 剽窃とスポンテニアス――村上春樹の方法
     第二章 幻視から幻想世界へ
      ――転換点としての『ダンス・ダンス・ダンス』、『ねじまき鳥クロニクル』へ
     第三章 『ノルウェイの森』の系譜
    ――源流としての「街と、その不確かな壁」から『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』 まで
    第二部 エンターテインメントとしての村上春樹
     第四章 ダークファンタジーとしての『ねじまき鳥クロニクル』
     第五章 『海辺のカフカ』について
     終章 結局、村上春樹とはどのような作家なのか
      ⑴ 川上未映子、大いに粘る
      ⑵ 源氏物語の作用
      ⑶ 文学は可能か
     補論 『街とその不確かな壁』が明らかにしたこと
      ⑴ 第一部 原点に戻る
      ⑵ 第二部 「私」と通じる子易さん
      ⑶ 第二部から三部 少年が語る作品の構造
  • 出版社からのコメント

    『村上春樹、転換する』『村上春樹とアメリカ』を上梓してきた著者が、村上文学の方法から彼の文学それ自体の可能性迄を論じる
  • 内容紹介

    『風の歌を聴け』で鮮烈なデビューを果たした村上春樹は、『ノルウェイの森』『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』で青春小説の頂点に達した。その後、傾倒していった『ねじまき鳥クロニクル』『海辺のカフカ』などの怪奇な場面を描くダークファンタジーの世界とは何であったのかを徹底究明する。
     新作『街とその不確かな壁』の第二部、三部では残虐な暴力性の見られないことに筆者は注目する。その印象は『1Q84』や『騎士団殺し』とも違っており、村上ワールドの変化が見られる。これから彼は何処へ向かおうとするのか、20年の時間を経て問い直す新たなる「村上春樹論」!

    【目次】
     序章 川本三郎の書評を読む
    第一部 文学としての村上春樹
     第一章 剽窃とスポンテニアス――村上春樹の方法
     第二章 幻視から幻想世界へ
      ――転換点としての『ダンス・ダンス・ダンス』、『ねじまき鳥クロニクル』へ
     第三章 『ノルウェイの森』の系譜
    ――源流としての「街と、その不確かな壁」から『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』 まで
    第二部 エンターテインメントとしての村上春樹
     第四章 ダークファンタジーとしての『ねじまき鳥クロニクル』
     第五章 『海辺のカフカ』について
     終章 結局、村上春樹とはどのような作家なのか
      ⑴ 川上未映子、大いに粘る
      ⑵ 源氏物語の作用
      ⑶ 文学は可能か
     補論 『街とその不確かな壁』が明らかにしたこと
      ⑴ 第一部 原点に戻る
      ⑵ 第二部 「私」と通じる子易さん
      ⑶ 第二部から三部 少年が語る作品の構造


    図書館選書
    『ノルウェイの森』で青春小説の頂点に達し『海辺のカフカ』では怪奇なダークファンタジーの世界に突き進む。新作『街とその不確かな壁』で、残虐な暴力性が見られないその訳は?二十年の時間を経て問い直す新たなる村上春樹論
  • 著者について

    吉田 春生 (ヨシダ ハルオ)
    よしだ はるお 1947年、愛知県名古屋生れ。1970年、大阪外国語大学(現大阪大学外国語学部)卒業。日本交通公社(現JTB)に約20年間勤務したのち、鹿児島国際大学で教鞭をとり、経済学部教授を最後に退職。著作に『村上春樹、転換する』『村上春樹とアメリカ』『開高健・旅と表現者』『安岡章太郎・遁走する表現者』(以上、彩流社)、『観光と地域社会』(ミネルヴァ書房、第一回日本観光研究学会「学会賞観光著作賞」受賞)『ツアー事故はなぜ起こるのか』(平凡社新書)他がある。

村上春樹の現在地―『街とその不確かな壁』まで [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:彩流社
著者名:吉田 春生(著)
発行年月日:2023/11/06
ISBN-10:4779129397
ISBN-13:9784779129391
判型:B6
対象:一般
発行形態:単行本
内容:日本文学評論・随筆
言語:日本語
ページ数:260ページ
縦:19cm
横:13cm
厚さ:2cm
重量:286g
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