魂の物差し―1998~2022 詩集 [単行本]
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魂の物差し―1998~2022 詩集 [単行本]

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出版社:ふらんす堂
販売開始日: 2023/10/27
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魂の物差し―1998~2022 詩集 [単行本] の 商品概要

  • 目次(「BOOK」データベースより)

    1(棒;木の哲学;皿;樹の宇宙;運動;飛翔;燃焼;線香花火;血と魂;蛍光灯;フリスビー;人差指;リンゴと落下;踊り場をめぐる断章;ヒメジョオン)
    2(幸福;清明;冬の日;魂の物差し;十二月の空;夜明けに食器を洗っているのは;どこまでも;深夜の歩行;鍵と錠;過ぎ去るもの;分数)
    3(乖離;睡眠;光の樹;硬直;苦しみについて;悲しみについて;勾配;雨と理由)
    4(シエイブル・スケイル氏の人生最高の日;笛と儀礼―Y県O村;直線;完璧な図形;地球の自転;階段;涙府;邂逅)
  • 内容紹介

    ◆第三詩集

    棒は原初的な道具である
    恐らくは、われわれの祖先が
    敵や獲物を打ち据えるために
    木の枝か何かを手にしたことが
    棒という道具の始まりだろう

    棒はその単純さゆえに多用され
    打ったり叩いたりする以外にも
    手の届かない場所を探ったり
    傾く何かの支えとして
    絶えず暮らしの場に置かれてきた

    しかし棒は突然、見るも無残なさまで
    バギリと折れてしまうことがある

    この世界はある瞬間
    非常にバランスを欠くことがあって
    一時的に膨大な負荷が
    一本の棒にかかってしまうのだ

    また、見た目には堅固であっても
    棒にはその実、愚直で脆い側面がある

    ここにある一本の棒
    それは私たちの祖先が手にしたままの姿で
    確かに今も存在している

    しかし、棒はもはや
    日々組み替えられていく世界の中で
    その居場所を失いかけている

    棒に触れると
    遠い岸辺にある小石のように
    冷たい

    (――「棒」より)
  • 著者について

    橋本和彦 (ハシモトカズヒコ)
    1964年 大阪府生まれ
    1990年 詩集『細い管のある風景』(詩学社刊)
    1998年 詩集『鼓動』(石の詩会刊)
    2007年 作品「直線」により、第22回国民文化祭において文部科学大臣賞を受賞
    1990年~2013年 「石の詩」同人
    1990年~現在 日本詩人クラブ会員

魂の物差し―1998~2022 詩集 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:ふらんす堂
著者名:橋本 和彦(著)
発行年月日:2023/09/30
ISBN-10:4781415903
ISBN-13:9784781415901
判型:A5
発売社名:ふらんす堂
対象:一般
発行形態:単行本
内容:日本文学詩歌
言語:日本語
ページ数:137ページ
縦:21cm
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