マゼラン船団世界一周500年目の真実―大航海時代とアジア [単行本]
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マゼラン船団世界一周500年目の真実―大航海時代とアジア [単行本]

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出版社:作品社
販売開始日: 2023/11/02
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マゼラン船団世界一周500年目の真実―大航海時代とアジア の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    いまから500年前、グローバリゼーションの嚆矢となった、マゼランたち。なぜ彼らは、東アジアにむかったのか、そして、遭遇してしまったフィリピンの人々は、どう彼らを迎えたのか。膨大な記録・資料の調査、現地取材をもとに、丁寧に解きほぐされる“真実”。
  • 目次

    はじめに
     マゼラン船団の五〇〇周年/基礎となる歴史資料/注目すべき事実/豊かなアジア/貧しいヨーロッパ

    第1章 マゼランは、フィリピンで何を見たのか
     1 笑顔と恐怖が交差する出会い
      ものの道理のわかる人たち/陽気でおしゃべり、大酒飲み/船腹から大砲を一斉に発射
     2 西回りでめざせ「香料諸島」
      東回りでポルトガルが先陣を切る/マゼランの野心とスペイン王室/欲したスパイスはなかった
     3 多国籍チームとバスク人
      海外進出ブームに湧く/お土産物もどっさり積み込む/「海の民」は進取の気性

    第2章 「待望の岬」から大海原への挑戦――マゼラン海峡を越えて
     1 大河ラプラタに踏み入る
      主役はカラック船/部族の長「カシーク」/願望や誤解にもとづく命名
     2 船団が抱えた「反目の芽」が表面化
      長身の民族との鉢合わせ/引き返すべきか、前進か/マゼランが見た地図の謎/執念と霊験が「出口」へと導く
     3 穏やかな海ですさまじい飢餓
      西北西から北西に舵を切る/どうしたのか、「ありあまるほど」の海の幸/誤解が招いた悲劇

    第3章 バランガイ社会の人びとと暮らし――マゼランとセブの「王」フマボンとの血盟
     1 セブのラジャと結んだ「血盟」の契り
      入港する船は税を治めよ/最も確かな友情の印/「宿務」は交易ビジネスのハブ
     2 洗礼八〇〇人が八〇〇〇万人超に
      最初のミサが行われた日/トップダウンの集団改宗/マゼランクロスは万病に効く
     3 点在する自給自足型の自然村
      人びとは昔、海からやって来た/濃密な人間関係が集団の絆/膨らんだり、縮んだり、移ったり
     4 衣・食・住、そしてトイレ
      エコでサステイナブルな高床式/会食を重ねて関係を深める/床下空間の有効活用/人間世界は四つの要素で色分けできる

    第4章 歴史に足跡を刻む――マゼランの死とエルカーノによる世界一周
     1 「アウェー」対「ホーム」の戦い
      援軍の申し出を断って出撃/「インディオ」と呼ばれた諸島民/ラプラプをもっと讃えよう
     2 初の世界周航の栄誉はエルカーノに
      殺し、殺され、奪われ/日付のズレに気づく/生還者は少なくとも三五人/カレイの炭火焼きが有名
     3 膨らむ「奴隷のエンリケ」像
      出身地はどこか/事件後、消息は途絶えた/「家具のおまけ」がバリクバヤン
     4 民族の誇りを掘り起こせ
      「穏やかで、つつましい民」/基層に基づく伝統文化/しっかりしていて強かった
     5 「ジパング」はフィリピンだった?
      海外の史資料を読み込む/航海記にも随所に産金情報/見直されるトライバル・タトゥー

    第5章 「マゼラン」後の展開――ガレオン貿易とグローバル化
     1 順風をつかめ、海流に乗れ
      想像の域をはるかに超えた広さ/ついに開けたウルダネタ・ルート/北半球では時計回りの流れ
     2 ガレオン船航路は「絹の道」「銀の道」
      北上するイスラームの波を押し戻す/中継貿易は二五〇年続いた/グローバル化の嚆矢
     3 ヒト・モノ・文化が行き交う
      サツマイモやタバコが来た道/「マニラメン」とラフカディオ・ハーン/メキシコ少年たちがワクチンを運ぶ
     4 ラス・イスラス・フェリペナス
      「東方諸島」は「西方諸島」だった/フェリペ皇子の島々/無敵ではなかった「無敵艦隊」
     5 「フィリピーノ」の誕生
      地位と権力を「見える化」する町づくり/カトリックを横串に長屋を建てる/「本社派遣組」と「現地採用組」のミゾ

    第6章 マニラと中国人社会、日比関係の源流
     1 交易の結節都市は「東洋のコスモポリス」
      八〇万人規模を想定した街づくり/城壁に囲まれた特権社会
     2 中国人を警戒しなあら共存共栄を図る
      九世紀前後の貿易陶磁器が出土/現存する「世界最古」のチャイナタウン
     3 「国家」に翻弄される日比間の交流
      貿易振興がジレンマを生む/キリスト教と領土支配の野望/ガレオン貿易への参入狙う?/「南洋」の日本人町

    終章 大航海時代とマゼラン、そしてアジアのその後
     1 実利で受容、ポジティブリストで対応
     ザビエルはメガネも持ってきた/新教国オランダとの邂逅/「鎖国」が自給自足化を促す
     2 パンデミックが大航海時代への道を開いた
      どこにも「怪物」はいなかった/ルネサンスから対抗宗教改革へ/三つの大洋がつながる
     3 アジアの豊かさに引き寄せられる
      鄭和の「南海大遠征」/商船一隻はラクダ二〇〇〇頭に匹敵/東洋の物品には特別の魅力/毛細血管を大動脈が飲み込む
     4 歴史の見直しを迫る動きのなかで
      折れたマゼラン記念碑/マゼラン後の〝地球一周〟/「大発見時代」と「大航海時代」

    あとがき

    年表① マゼラン・エルカーノ遠征隊の航跡
    年表② 大航海時代の主な出来事

    参考文献
  • 内容紹介

    日本も巻き込まれた西欧の大航海時代について、著者はアジアの視点から新事実を掘り出している。大航海時代と日本についての洞察も、じつに興味深い。――保阪正康氏推薦!(ノンフィクション作家)

    いまから500年前、グローバリゼーションの嚆矢となった、マゼランたち。
    なぜ彼らは、東アジアにむかったのか、そして、遭遇してしまったフィリピンの人々は、どう彼らを迎えたのか。
    膨大な記録・資料の調査、現地取材をもとに、丁寧に解きほぐされる“真実”。
    【画像・資料多数】
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    大野 拓司(オオノ タクシ)
    ジャーナリスト。1948年生まれ。元朝日新聞記者。社会部を経て、マニラ、ナイロビ、シドニーの各支局長を務めた。『朝日ジャーナル』旧ソ連東欧移動特派員、『アエラ』副編集長などにも就いた。現在、米ニューヨーク・タイムズが配信する記事を選んで訳出し、朝日新聞デジタル『Globe+』に「ニューヨークタイムズ世界の話題」として連載している

マゼラン船団世界一周500年目の真実―大航海時代とアジア の商品スペック

商品仕様
出版社名:作品社
著者名:大野 拓司(著)
発行年月日:2023/11/10
ISBN-10:4861829771
ISBN-13:9784861829772
判型:B6
発売社名:作品社
対象:一般
発行形態:単行本
内容:外国歴史
言語:日本語
ページ数:272ページ
縦:19cm
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