意味がわかるAI入門―自然言語処理をめぐる哲学の挑戦(筑摩選書) [全集叢書]

意味がわかるAI入門―自然言語処理をめぐる哲学の挑戦(筑摩選書) の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  「ＡＩは言葉の意味を理解している」―二〇二〇年に行われた調査で、回答者の半数近くがこのように回答した。二二年に公開されたＣｈａｔＧＰＴは、当時より一層自然な受け答えが可能だ。はたして現在のＡＩは言葉の意味を理解しているのだろうか。そもそも意味を理解するとはいかなることなのか―。ＡＩの開発史をたどりながら、現在のＡＩを支える大規模言語モデルのメカニズムを解き明かし、深い霧に包まれた「意味理解」の正体に一歩ずつ迫る。哲学者によるスリリングなＡＩ入門！

• 目次（「BOOK」データベースより）

  序章　哲学者、大規模言語モデルに興味を持つ（ＡＩと人間並の知能；三度目のＡＩブームと機械学習　ほか）
  第１章　ＡＩの歴史―心の哲学を補助線として（ダートマス会議にはじまる；第一次ＡＩブーム―「一人で立てたよ！」　ほか）
  第２章　自然言語処理の現在―言語哲学を補助線として（ＡＩは言葉の意味を理解すると思いますか？；意味に対する伝統的アプローチ　ほか）
  終章　機械に心は宿るのか？（ＡＧＩの誕生、待ったなし？；評価者の主観を取り込んだテスト―チューリングテスト　ほか）

• 出版社からのコメント

  ChatGPTは言葉の意味がわかっているのか？　現在のAIを支える大規模言語モデルのメカニズムを、言語哲学から解き明かす。

• 内容紹介

  ChatGPTは言葉の意味がわかっているのか？　現在のAIを支える大規模言語モデルのメカニズムを解き明かし意味理解の正体に迫る、哲学者によるAI入門！

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  次田 瞬(ツギタ シュン)
  １９８４年神奈川県生まれ。博士（文学）。現在、名古屋大学大学院情報学研究科特任助教。専門は心の哲学、言語哲学

• 著者について

  次田 瞬 (ツギタ シュン)
  次田 瞬（つぎた・しゅん）：1984年神奈川県生まれ。博士（文学）。現在、名古屋大学大学院情報学研究科特任助教。専門は心の哲学、言語哲学。著書に『人間本性を哲学する――生得主義と経験主義の論争史』（青土社）、翻訳書に『予測する心』（共訳、勁草書房）がある。

意味がわかるAI入門―自然言語処理をめぐる哲学の挑戦(筑摩選書) の商品スペック