コルチャクゲットー日記 [単行本]
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コルチャクゲットー日記 [単行本]

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出版社:みすず書房
販売開始日: 2023/11/14
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コルチャクゲットー日記 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    「子どもの権利」を訴えた教育者、医師、作家であり、1912年から孤児院「ドム・シェロト」の院長として独創的な教育実践を次々に編み出したヤヌシュ・コルチャクは、ナチ・ドイツ占領下でもワルシャワ・ゲットーで孤児院の運営を続け、200名近くの子どもと共に日々を生きた。本書はその最後の三か月、1942年5月から8月4日に刻まれた日記である。
  • 目次

    日記 1942年5月-8月4日

    解説 ヤヌシュ・コルチャクの生涯と孤児院ドム・シェロトでの教育実践(大澤亜里)
    解説 ワルシャワ・ゲットー(野村真理)
    監訳者あとがき
  • 出版社からのコメント

    ワルシャワ・ゲットーで多くの子どもたちと生活し共にトレブリンカ収容所に消えていったヤヌシュ・コルチャクの最後の3カ月の日記。
  • 内容紹介

    「子どもの権利」を訴えた教育者、医師、作家であり、1912年から孤児院「ドム・シェロト」の院長として独創的な教育実践を次々に編み出したヤヌシュ・コルチャクは、ナチ・ドイツ占領下でもワルシャワ・ゲットーで孤児院の運営を続け、200名近くの子どもと共に日々を生きた。本書はその最後の三か月、1942年5月から8月4日に刻まれた日記である。
    〈子どもたちはふらふらしている。正常なのは子どもたちの外見だけだ。その下には、疲労、嫌気、怒り、反抗、猜疑、恨み、恋しさが潜んでいる〉
    〈生まれること、そして生きることを学ぶことは大変なことだ。わたしにはもっと簡単な問題、死ぬことが残されている(…)これが最後の一年か、ひと月か、あるいは一時間か? わたしは意識がしっかりした状態で死にたい。子どもたちにどのように別れを告げるべきかはわからない。言いたいことはこれだけだ、君たちには道を選択する自由がある、と〉
    ゲットーの壁の内部に40万人ものユダヤ人が閉じ込められていた超過密社会の中で、飢餓や死への恐怖や多くのストレスを抱えながら、コルチャクは、自伝的回想や創作、日々の観察、心の動き、死についての考察などを試みる。それはおのずとコルチャクの思考の総決算になり、収容所体験とは違ったホロコースト文学にもなった。
    最後となる日記を書き上げた翌1942年8月5日、ゲットー一掃作戦によって、コルチャクは子どもたち約200人らと施設から5キロほどの道のりを行進し、そこからトレブリンカ絶滅収容所行きの列車に乗り、そのまま帰らぬ人となった。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    コルチャク,ヤヌシュ(コルチャク,ヤヌシュ/Korczak,Janusz)
    本名Henryk Goldszmit。1878年もしくは79年、ポーランド、ワルシャワのユダヤ人の家庭に生まれる。ロシア帝政下のワルシャワ帝国大学で医学を学び医師免許を取得、1905年からベルソン=バウマン記念小児科病院で医師として勤務。1912年から孤児院「ドム・シェロト」の院長として独創的な教育実践を次々に編み出した。学生時代から執筆活動にも取り組み、1900年から「ヤヌシュ・コルチャク」の筆名を用いた。ナチ・ドイツ占領下もワルシャワ・ゲットーで孤児院の運営を続けたが、1942年8月、ゲットー一掃作戦の最中にドム・シェロトの子ども約200人らとともにトレブリンカ絶滅収容所行きの列車に乗り、そのまま帰らぬ人となった
  • 著者について

    ヤヌシュ・コルチャク (ヤヌシュコルチャク)
    本名Henryk Goldszmit。1878年もしくは79年、ポーランド、ワルシャワのユダヤ人の家庭に生まれる。ロシア帝政下のワルシャワ帝国大学で医学を学び医師免許を取得、1905年からベルソン=バウマン記念小児科病院で医師として勤務。1912年から孤児院「ドム・シェロト」の院長として独創的な教育実践を次々に編み出した。学生時代から執筆活動にも取り組み、1900年から「ヤヌシュ・コルチャク」の筆名を用いた。小説に『街頭の子どもたち』(1901)、『サロンの子ども』(1906)、『マチウシ一世王』(大井数雄訳、影書房)(1923)、『もう一度子供になれたら』(近藤康子訳、図書出版社) (1925)、教育関係の著作に『子どもをいかに愛するか』四部作(1919-1920)、『子どもの尊重される権利』(1929)など。ナチ・ドイツ占領下もワルシャワ・ゲットーで孤児院の運営を続けたが、1942年8月、ゲットー一掃作戦の最中にドム・シェロトの子ども約200人らとともにトレブリンカ絶滅収容所行きの列車に乗り、そのまま帰らぬ人となった。

    田中壮泰 (タナカモリヤス)
    (たなか・もりやす)
    立命館大学大学院先端総合学術研究科一貫制博士課程修了。博士(学術)。現在 東海大学文化社会学部非常勤講師、立命館大学文学部授業担当講師。主な著書に『異貌の同時代――人類・学・の外へ』(分担執筆、以文社、2017年)、主な論文に「イディッシュ語で書かれたウクライナ文学――ドヴィド・ベルゲルソンとポグロム以後の経験」(『スラヴ学論集』25号、2022年)、主な訳書にC・ギリガン『抵抗への参加――フェミニストのケアの倫理』(共訳、晃洋書房、2023年)ほか。
    *ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。

    菅原祥 (スガワラショウ)
    (すがわら・しょう)
    京都大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。現在 京都産業大学現代社会学部准教授。主な著書に『ユートピアの記憶と今――映画・都市・ポスト社会主義』(京都大学学術出版会、2018年)、主な論文に「労働英雄を思い出すということ――アンジェイ・ワイダ監督『大理石の男』を中心に」(『スラヴ学論集』18号、2015年)ほか。
    *ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。

    佐々木ボグナ (ササキボグナ)
    (ささき・ボグナ)
    1973年生まれ、ポーランド出身。ワルシャワ大学卒業。2012年、京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程修了。博士(人間・環境学)。現在 京都大学大学院文学研究科・文学部非常勤講師。著書に『宮沢賢治――現実の遠近法』(京都大学学術出版会、2013年)。
    *ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。

コルチャクゲットー日記 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:みすず書房
著者名:ヤヌシュ コルチャク(著)/田中 壮泰(監訳)/菅原 祥(監訳)/佐々木 ボグナ(監訳)/野村 真理(訳)/細見 和之(訳)/大内 隆一(訳)/細谷 徹(訳)/佐伯 彩(訳)
発行年月日:2023/11/10
ISBN-10:4622096609
ISBN-13:9784622096603
判型:B6
発売社名:みすず書房
対象:一般
発行形態:単行本
内容:外国歴史
言語:日本語
ページ数:216ページ
縦:20cm
重量:350g
その他: 原書名: PAMIETNIK〈Korczak,Janusz〉
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