晩酌の誕生(ちくま学芸文庫) [文庫]
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晩酌の誕生(ちくま学芸文庫) [文庫]

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出版社:筑摩書房
販売開始日: 2023/11/11
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晩酌の誕生(ちくま学芸文庫) [文庫] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    万葉の昔からはじまり、江戸時代に花開いた日本人の家飲み。当初健康のため、安眠のために飲まれていた「寝酒」は、灯火の発達とともにゆっくり夜を楽しむ「内呑み」へと変わっていく。飲まれていたのは濁酒や清酒、焼酎とみりんをあわせた「本直し」等。肴は枝豆から刺身、鍋と、現代と変わらぬ多彩さ。しかも、振り売りが発達していた江戸の町では、自分で支度しなくても、家に居ながらにして肴を入手することができた。さらに燗酒を売る振り売りまでいたため、家に熱源がなくても燗酒が楽しめた。驚くほど豊かだった日本人の家飲みの歴史を繙く。
  • 目次

    序章 酒は百薬の長
    一 寝酒を飲んで快眠の世界に 二 節度をもって飲めば酒は百薬の長
    第一章 万葉集に詠まれた独り酒
    一 酒は神と共に飲むもの 二 万葉歌人・大伴旅人の独り酒
    三 「貧窮問答の歌」の糟湯 酒
    第二章 中世の独り酒
    一 独り飲みを禁じた北条重時 二 家飲みを好んだ兼好法師
    第三章 晩酌のはじまり
    一 農民の間にも晩酌が広まる 二 寝酒といっていた江戸の晩酌
    三 寝酒のメリットを説く人が出現 四 寝酒の否定論者も出現
    第四章明かりの灯る生活
    一 新たな灯火原料の利用 二 ナタネ油の生産 三 綿実油の生産
    四 高価な種油と安価な魚油の生産 五 蝋燭の生産 六 町を巡っていた油売り
    第五章 灯火のもとでの外食
    一 煮売茶屋の夜間営業 二 料理茶屋の繁昌 三 居酒屋の繁昌
    第六章 江戸庶民の夜間の暮らし
    一 暗かった夜間の生活 二 木戸で閉ざされた江戸の町
    第七章 江戸で花開いた晩酌文化
    一 俳諧・狂歌に詠まれ始めた寝酒 二 独酌の風情を愛した芭蕉と其角
    三 一日の労をいやす寝酒
    第八章 晩酌の習慣が広まる
    一 市中に酒が出回る 二 小咄にみる晩酌 三 夫婦仲睦まじく小鍋立
    四 晩酌に飲んでいたのは燗酒 五 なぜ江戸時代の人は燗酒を好んだか
    六 風呂上りに晩酌 七 さまざまな家飲みスタイル
    八 孝行息子のおかげで晩酌 十 女性の晩酌
    第九章多彩な晩酌の肴
    一 肴の名の出現と多様化 二 手づくり肴を味わう 三 振り売りから肴を買う
    四 屋台店から肴をテイクアウト 五 煮染屋などから肴をテイクアウト
    六 刺身屋から肴をテイクアウト 七 仕出し料理のデリバリー 八 おでん燗酒売り
    第十章 長くなった夜の生活時間
    一 木戸の廃止と明かりの進化 二 晩酌という言葉が広まる
    三 漱石の作品にみる晩酌 四 育まれてきた晩酌文化
    おわりに
    参考資料・文献一覧
  • 内容紹介

    いつ頃から始まったのか? 飲まれていた酒は? つまみは? 著者独自の、酒の肴にもなってしまう学術書、第四弾!

    ===
    万葉の昔からはじまり、江戸時代に花開いた日本人の家飲み。当初健康のため、安眠のために飲まれていた「寝酒」は、灯火の発達とともにゆっくり夜を楽しむ「内?み」へと変わっていく。飲まれていたのは濁酒や清酒、焼酎とみりんをあわせた「本直し」等。肴は枝豆から刺身、鍋と、現代と変わらぬ多彩さ。しかも、振り売りが発達していた江戸の町では、自分で支度しなくても、家に居ながらにして肴を入手することができた。さらに燗酒を売る振り売りまでいたため、家に熱源がなくても燗酒が楽しめた。驚くほど豊かだった日本人の家飲みの歴史を繙く。
    ===

    これなしには一日が終わらない
    はじめて明かされる家飲みの歴史
    ===

    図書館選書
    はじめて明らかにされる家飲みの歴史。いつ頃から始まったのか? 飲まれていた酒は? つまみは? 著者独自の酒の肴にもなる学術書、第四弾!
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    飯野 亮一(イイノ リョウイチ)
    食文化史研究家。服部栄養専門学校理事・講師。早稲田大学第二文学部英文学専攻卒業。明治大学文学部史学地理学科卒業
  • 著者について

    飯野 亮一 (イイノ リョウイチ)
    飯野亮一(いいの・りょういち):食文化史研究家。服部栄養専門学校理事・講師。早稲田大学第二文学部英文学専攻卒業。明治大学文学部史学地理学科卒業。著書に『居酒屋の誕生』『すし 天ぷら 蕎麦 鰻』『天丼 かつ丼 牛丼 うな丼 親子丼』(ちくま学芸文庫)、『江戸の料理と食生活』(共著、小学館)、『郷土史大辞典』(共著、朝倉書店)、『歴史学事典』(共著、弘文堂)、『調理用語辞典』(共著、全国調理師養成施設協会)などがある。

晩酌の誕生(ちくま学芸文庫) [文庫] の商品スペック

商品仕様
出版社名:筑摩書房
著者名:飯野 亮一(著)
発行年月日:2023/11/10
ISBN-10:4480512160
ISBN-13:9784480512161
判型:文庫
発売社名:筑摩書房
対象:一般
発行形態:文庫
内容:日本歴史
言語:日本語
ページ数:384ページ
縦:15cm
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