読み書き能力の効用(ちくま学芸文庫) [文庫]
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読み書き能力の効用(ちくま学芸文庫) [文庫]

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出版社:筑摩書房
販売開始日: 2023/11/11
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読み書き能力の効用(ちくま学芸文庫) [文庫] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    19世紀末に識字率が上昇し、一般大衆が新聞・雑誌・通俗小説などを読むことになって、イギリス文化には何が起こったのか。本書は、伝統的な労働者階級にあった感性が、大衆による「顔のない」文化受容によって変化していく状況を描く。新しく立ち現れた「ふつうの人間」は単純明快で、大衆向けにマスメディアが設計し与える出版物、類型的なラジオのダンス音楽やテレビのバラエティ番組を消費する。規格化された大衆的意見・大量娯楽商品・感情反応に浸食された先にあるのは、内面の「自由」の喪失である。社会階層論の基本書にして、文化研究の金字塔。
  • 目次

    第一部 より古い秩序  
    Ⅰ 誰が「労働者階級」か?  
    A接近方法の問題、二、三/B一つの大ざっぱな定義  
    Ⅱ 人間のいる風景 ― 一つの舞台装置  
    A話し言葉の伝統、抵抗と適応、おもての生活様式/B「家よりいいところはない」/C母親/D父親/E隣近所  
    Ⅲ 「やつら」と「おれたち」  
    A「やつら」・「自尊心」/B「おれたち」/C「我慢すること」、「生きること、他人を大目に見ること」  
    Ⅳ 民衆の「本当の」世界  
    A個人的で具体的なもの/B始源的宗教/C通俗大衆芸術からの例証  
    Ⅴ 充実した豊かな生活  
    Aじかに手のとどくもの、ただいま現在、陽気なこと。宿命とつきのよさ/B「世界で一番大きな葉蘭」/C 大衆芸術からの例証  

    第二部 新しい態度に席をゆずる過程  
    Ⅵ 行動の源泉をゆがめること  
    Aまえおき/B寛容と自由/C「いまじゃ誰だってやってるぜ」あるいは、「連中はみんなここにいるぜ」/D現在に生きることと「進歩主義」/E無関心主義、「人間化」と「断片化」  
    Ⅶ わた菓子の世界への誘い ― より新しい大衆芸術 
    Aプロデューサーたち/Bその過程の絵解き ― ?週刊家庭雑誌/Cその過程の絵解き ― ?コマーシャル・ポピュラー・ソング/D これらの結果  
    Ⅷ より新しい大衆芸術 ― ぴかぴかの包みにつつまれた性  
    Aジューク・ボックス・ボーイズ/B「ピリッとした」雑誌/Cセックス・暴力小説群
    Ⅸ ゆがめられた源泉 ― 緊張のないスケプティシズムについてのノート  
    Aスケプティシズムからシニシズムへ/Bいくつかの寓意的な人間像  
    Ⅹ ゆがんだ源泉 ― 根こぎにされ、不安にさいなまれる者へのノート  
    A奨学生/B教養の位置  
    ? 結論  
    Aバネのようにはね返る弾性 /B大衆文化における現在の諸傾向・概括  

     
    訳者解説 香内三郎  
    文庫版解説 文化研究(カルチュラル・スタディーズ)の金字塔 佐藤卓己  
  • 内容紹介

    労働者階級が新聞雑誌・通俗小説を読むことで文化に何が起こったか。規格化された娯楽商品に浸食される社会を描く大衆文化論の古典。解説 佐藤卓己

    労働者階級が新聞雑誌・通俗小説を読むことで文化に何が起こったか。規格化された娯楽商品に浸食される社会を描いた大衆文化論の古典。  解説 佐藤卓己

    ===
    19世紀末に識字率が上昇し、一般大衆が新聞・雑誌・通俗小説などを読むことになって、イギリス文化には何が起こったのか。本書は、伝統的な労働者階級にあった感性が、大衆による「顔のない」文化受容によって変化していく状況を描く。新しく立ち現れた「ふつうの人間」は単純明快で、大衆向けにマスメディアが設計し与える出版物、類型的なラジオのダンス音楽やテレビのバラエティ番組を消費する。規格化された大衆的意見・大量娯楽商品・感情反応に浸食された先にあるのは、内面の「自由」の喪失である。社会階層論の基本書にして、文化研究の金字塔。
    ===

    大衆紙・通俗雑誌・娯楽小説・流行歌・広告――
    リテラシーは大衆文化をどう変えたか?

    ===
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    ホガート,リチャード(ホガート,リチャード/Hoggart,Richard)
    1918‐2014年。英国リーズの労働者階級の家庭に生まれる。リーズ大学を卒業。バーミンガム大学で教鞭をとり、1964年に現代文化研究センターを設立。1971年からユネスコの事務局長補佐をつとめたほか、高等教育や放送マスコミ研究などの分野における社会活動においても、いくつもの要職をつとめた

    香内 三郎(コウウチ サブロウ)
    1931‐2006年。東京大学文学部卒業。東京経済大学教授を経て、同名誉教授
  • 著者について

    リチャード・ホガート (リチャード ホガート)
    リチャード・ホガート(Richard Hoggart):1918-2014年。英国リーズの労働者階級の家庭に生まれる。リーズ大学を卒業。バーミンガム大学で教鞭をとり、1964年に現代文化研究センターを設立。1971年からユネスコの事務局長補佐をつとめたほか、高等教育や放送マスコミ研究などの分野における社会活動においても、いくつもの要職をつとめた。主著は本書のほか、Liberty and Legislation、The Tyranny of Relativismなど多数の著作がある。

    香内 三郎 (コウウチ サブロウ)
    香内三郎(こううち・さぶろう):1931-2006年。東京大学文学部卒業。東京経済大学教授を経て、同名誉教授。

読み書き能力の効用(ちくま学芸文庫) [文庫] の商品スペック

商品仕様
出版社名:筑摩書房
著者名:リチャード ホガート(著)/香内 三郎(訳)
発行年月日:2023/11/10
ISBN-10:4480512179
ISBN-13:9784480512178
判型:文庫
発売社名:筑摩書房
対象:一般
発行形態:文庫
内容:社会
言語:日本語
ページ数:672ページ
縦:15cm
その他: 原書名: THE USES OF LITERACY〈Hoggart,Richard〉
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