日本と古代東北アジアの文化―地域社会における受容と変容 普及版 [単行本]
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日本と古代東北アジアの文化―地域社会における受容と変容 普及版 [単行本]

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出版社:竹内書店新社
販売開始日: 2023/10/27
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日本と古代東北アジアの文化―地域社会における受容と変容 普及版 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    日本列島の古墳時代から中世まで、遺構・遺物などの考古資料や文献史料の中に東北アジア地域(中国東北部・朝鮮半島・ロシア沿海州など)の文化の痕跡を探究し、その伝播経路、受容の実態と変容の過程を追う。
  • 目次


    第一章 国家形成期 ― 古墳時代 ―
    一 ハクチョウ形埴輪
      1 はじめに ― 古代「鳥」文化の考古学的分析 ― 
      2 ハクチョウ形埴輪
      3 小 結
    二 埴輪にみる辮髪・送血涙・タカ
      1 はじめに
      2 井辺八幡山古墳出土の形象埴輪にみられる靺鞨・女真文化との共通性
      3 小 結 
    三 鷹形須恵器
      1 はじめに
      2 鷹形須恵器
      3 池崎窯跡
      4 能登国分寺
      5 渤海の「鷹」
      6 「鷹」の尊崇
      7 まとめ ― タカが示す邑知潟低地帯における東北アジア文化の影響 ― 
    四 シナノに来た東北アジアの狩猟文化
      1 突如登場する猛禽や遊禽類の造形
      2 ウマの文化と鷹狩、水鳥 
      3 東北アジアの文化が来た道
      4 古代シナノの鷹狩
    五 天皇陵をなぜミササギと呼ぶか
      1 はじめに
      2 ミササギの語源と意味
      3 ササギの語源
      4 ササギは本当にミソサザイか
      5 墳墓と小鳥に関する伝承 
      6 考古学からみた古墳と小鳥 ― 埴輪における小鳥の造形 ― 
      7 まとめにかえて ― なぜ死んだ人が小鳥と化すように考えたか ― 
    六 力士形埴輪と古代東北アジア角抵力士像との対比と考察
      1 はじめに
      2 力士形埴輪について
      3 北方系文化要素としてみた顔面線刻、髪型、葬送儀礼と相撲(角抵)力士 
      4 坊主頭の力士形埴輪
      5 耳飾りをした力士形埴輪
      6 小 結 

    第二章 古代律令国家期 ― 奈良・平安時代 ―
    一 長野市篠ノ井方田塔の考古学的研究
      1 はじめに
      2 篠ノ井方田塔
      3 方田塔をめぐる考古学的環境
      4 渡来系氏族との関係
      5 おわりに ― 方田塔の性格 ― 
    二 古代「善光寺」造営の背景
      1 はじめに
      2 善光寺瓦の考古学的検討
      3 瓦からみた千曲川流域の古代寺院
      4 考古学と古代文献からみた信濃国分寺
      5 善光寺境内古代寺院の場合
      6 古墳時代以降の信濃の渡来系氏族
      7 まとめ
    三 古代信濃の獣面文瓦について
      1 はじめに
      2 坂城町土井ノ入窯跡出土の獣面文瓦
      3 獣面文瓦の研究史
      4 地域における獣面文瓦の意義
      5 おわりに
    四 「禾」墨書土器に関する小考
      1 はじめに
      2 「禾」墨書土器の全国の類例
      3 「禾」の意味
      4 信濃の「禾」墨書土器の例
      5 まとめ
    五 信濃のオンドル状遺構についての一考察
      1 はじめに
      2 信濃のオンドル状遺構
      3 東アジアのオンドル状遺構
      4 オンドル状遺構と渡来系氏族
      5 信濃のオンドル状遺構の起源
    六 古代信濃の鉄鐸についての一考察
      1 はじめに
      2 研究史  3 鉄鐸の類型(年代と地域)
      4 古代信濃の鉄鐸の分析
      5 問題点の整理
      6 まとめ
    七 善光寺と諏訪信仰
      1 はじめに
      2 善光寺の中の神祇
      3 善光寺の中の諏訪信仰
      4 善光寺と諏訪信仰のかかわりとその意味
      5 まとめ

    第三章 連綿と続く交流 ― 鎌倉時代以降 ―
    一 『吾妻鏡』異国船寺泊浦漂着記事の考古学的考察
      1 はじめに
      2 越後国寺泊浦漂着記事からみた日本と金・女真との関係
      3 中世出土銭の分析 ― 金銭を中心に―
      4 まとめ
    二 北辺をこえた女真人
      1 はじめに
      2 女真文字が書かれた『吾妻鏡』銀簡とシャイギンの『銀牌』
      3 女真文字の銀簡とその意味
      4 シャイギン城塞遺跡出土の銀牌
      5 遼金の金銀牌
      6 異国船の目的
      7 東夏国と中世日本 ― 北辺をこえた女真人 ― 
    三 「渤海」文字資料からみた女真文字の起源に関する一考察 ― ヴォヴィン論文を中心として ―
      1 はじめに
      2 ヴォヴィン論文「完顔希尹が女真文字を創作したのか」の概要
      3 ヴォヴィン論文の文字の解釈について
      4 従来の渤海や女真の文字研究との対比
      5 まとめにかえて ― ヴォヴィン論文の意義 ―
    四 遺跡からみた古代・中世の千曲川の水運
      1 はじめに
      2 文献からみた千曲川水系の水運
      3 千曲川流域の遺跡
      4 何を運搬したか、何が入ってきたか
      5 遺跡から推測する古代の水運
      6 まとめにかえて ― 文化の流入路としての水運 ―

    結 なぜ日本に古代東北アジアの文化がみられるのか
     引用・参考文献
     図版・表出典
     あとがき
  • 内容紹介

    日本列島の古墳時代から中世まで、遺構・遺物などの考古資料や文献史料の中に東北アジア地域(中国東北部・朝鮮半島・ロシア沿海州など)の文化の痕跡を探求し、その伝播経路、受容の実態と変容の過程を追う。2018年刊行の同書の普及版。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    川崎 保(カワサキ タモツ)
    1965年東京都三鷹市生まれ。2018年3月博士(文化史学)。現在長野県埋蔵文化財センター調査部長、長野大学非常勤講師
  • 著者について

    川崎 保 (カワサキタモツ)
    1965 年 東京都三鷹市生まれ
    1982 年 同志社大学大学院文学研究科博士課程前期修了
    2018 年3 月 博士(文化史学)  現在 長野県埋蔵文化財センター 調査部長、長野大学非常勤講師
    〈主要編著・論文〉 『縄文「ムラ」の考古学』(2006 年)/『「赤い土器のクニ」の考古学』(2008 年)/『「シナノ」の王墓の考古学』(2006 年)/『信濃国の考古学』(2007 年)/[以上編著:雄山閣] 『文化としての縄文土器型式』(2009 年)/『「縄文玉製品」の起源の研究』(2018 年)[以上単著:雄山閣]

日本と古代東北アジアの文化―地域社会における受容と変容 普及版 の商品スペック

商品仕様
出版社名:雄山閣
著者名:川崎 保(著)
発行年月日:2023/10/25
ISBN-10:4639029470
ISBN-13:9784639029472
判型:A5
発売社名:雄山閣
対象:教養
発行形態:単行本
内容:日本歴史
言語:日本語
ページ数:392ページ
縦:22cm
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