クレディブル・ダガー―信義の短剣(扶桑社ミステリー) [文庫]

クレディブル・ダガー―信義の短剣(扶桑社ミステリー) の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  １９４１年、ベオグラード。ジョゼフら４人の留学生の青春は突如一変する。ナチスが侵攻を開始したのだ。辛くもユーゴスラヴィアを脱出した彼らはその経験を買われ、それぞれの祖国の情報機関にスカウトされる。占領下のユーゴには、ミハイロヴィッチが率いる民族派と、共産主義派のふたつの対独抵抗組織があり、反目しあっていた。連合軍が支援するべき組織はどちらかを見極めるという任務を帯び、ジョゼフはユーゴに舞い降りるが、ゲシュタポの魔手はいたる所に伸びていて…

• 著者について

  グレゴリー・M・アクーニャ (グレゴリーエムアクーニャ)
  グレゴリー・M・アクーニャ
  Gregory M. Acuña
  南カリフォルニア出身。アメリカ空軍退役後、大手航空会社でB-777等のパイロットとして勤務するかたわら、創作活動にいそしむ。本作『クレディブル・ダガー 信義の短剣』は第二作として上梓され、ほかに冷戦期の諜報戦を描いた“The Balkan Network”“Nimble Dodger” ”Knight to King 6”などがある。現在は北カリフォルニア在住。
  
  黒木 章人 (クロキフミヒト)
  英米翻訳家。訳書にベントレー『シリア・サンクション』『イラク・コネクション』、ブランズ＆オルソン『極東動乱』、ギルマン『イングリッシュマン　復讐のロシア』(以上、早川書房)、エールハーフェン＆テイト『わたしはナチスに盗まれた子ども』(原書房)などがある

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