京都の町家に学ぶ たしかな暮らし-改修のプロが伝える、木・土・紙・石の住宅論 [単行本]
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京都の町家に学ぶ たしかな暮らし-改修のプロが伝える、木・土・紙・石の住宅論 [単行本]

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出版社:学芸出版社
販売開始日: 2023/11/11
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京都の町家に学ぶ たしかな暮らし-改修のプロが伝える、木・土・紙・石の住宅論 の 商品概要

  • 目次

    はじめに
    今、なぜ町家なのか

    その1・町家は長寿命住宅である
    持続可能な住まいとは/町家はなぜ使い続けられたのか
    その2・町家は柔軟性のある住宅である
    災害に備える家/予防は工学ではなし得ない/住人を守る知恵/生活の変化に対応する
    その3・町家は免疫力の上がる住宅である
    環境由来微生物/家の中の生物多様性/庭があるということ

    ■第1章 町家はどのようにして誕生したのか ~成り立ちと変遷~
    町家のルーツは平安時代?!
    船岡山と都/「まちや」の始まり/中世戦国期の町家の生活/秀吉の大改造
    【column 1】人間の感覚と「方丈の庵」の大きさ
    江戸時代と地続きの家
    町家スタイルの確立/江戸期の町家の生活/明治~昭和初期の設備の大変革
    【column 2】今につながる江戸時代の暮らし
    町家は絶滅危惧種?
    戦後の生活様式/エアコンが庭を追い出した
    【column 3】民家と町家・長屋

    ■第2章 「木・土・紙・石」から作られた住まい ~先人の叡智と技術が結集した建築空間~
    町家の構造
    在来軸組工法/伝統木造構法/耐震機構
    町家のパターンと空間
    間取りから見たパターン/道路面のデザインパターン/特徴的な空間と意匠/
    内部空間の機能を示す要素
    【column 1】打ち水の効果
    町家に使われている素材
    木/土/藁/和紙/竹/ベンガラ/柿渋
    【column 2】チェロの音色を奏でる家

    ■第3章 その魅力は「中間領域」にあり ~日々の暮らしに与える影響~
    町家暮らしにあるもの
    現代での町家暮らし/祈りの場があるということ/意識が上に向かう家/「家の声」を聞く/清浄感の前提にあるもの
    【column 1】町家がつなぐご近所との関係
    町家の中に流れている時間
    社会的時間と自然の時間/一日の流れと体内時計の調節/一年の時の流れ/
    一生の流れ-ハナレの意味-/人の一生に寄り添う家/「しつらえ」ということ
    町家に備わる中間領域
    内と外の間/庭側の内と外の間/道路側の内と外の間/山と里の間/人間は里山なのだ/家も里山がいい
    【column 2】家の境界線と中間領域

    ■第4章 未来へつなぐために今できること ~町家を生かす再生方法~
    町家再生の考え方
    町家の特徴をどう生かすか/もとの姿を認識する/何を足していくか
    町家と構造計算
    安心と安全/町家と建築基準法/町家の改修構造設計/町家という大先輩
    【column 1】柱がまっすぐになった
    変化してきた設備と現代生活への対応
    井戸とおくどさんの復元/天窓の工夫/炭のチカラ/暑さ寒さをしのぐ知恵/天井を張らずに梁を見せる/風を通すことを意識する
    【column 2】バリアフリーと元気な高齢者
    自然素材の新しい使い方
    ストローベイル/和紙のスクリーン/ペレットストーブ/周りにある自然の力を利用する
    【column 3】「おおきに迎賓館」を手掛けて
    ◇対談・町家とゴリラ
    山極壽一(総合地球環境学研究所所長・野生ゴリラ研究家)×松井 薫

    ■第5章 町家的スローライフを考える ~たしかな暮らしを続けるために~
    腹八分目で生きるということ
    腹八分目とは/ある高校生の話/腹八分の住宅/プラグを抜いて手を動かす
    【column 1】町家的生活のヒント
    利便性と環境の間で ~人間は何を選択するのか~
    「ちょっと便利」は恐ろしい/都市を作ってはみたものの/サイクルの最初と最後/エネルギーから見た現代生活
    人間も自然の一部である
    五感を大切にする/家からエコを考える/やっぱり町家/生態系に適合した住宅/都会の村人を目指して
    【column 2】「個」と「孤」の間で

    あとがき

    ※本書の中での「町家」という表現は、主に「京町家」を指しています
  • 出版社からのコメント

    不便で時代遅れとされる町家。それを再生することは、健全な生活空間を取り戻す手がかりだ。今、私たちが取り戻したい暮らしとは
  • 内容紹介

    不便で時代遅れとされる町家であるが、一方で心地いいと感じることがある。それは都市にありながら、常に自然を感じられるからである。町家を再生し、その生活を見直すことは、行き過ぎた技術や贅沢さから、健全な生活空間を取り戻す手がかりとなるのだ。町家建築の改修のプロによる、いま、私たちが取り戻したい暮らしとは。

    図書館選書
    不便で時代遅れとされる町家。その町家を再生し、その生活を見直すことは、行き過ぎた技術や贅沢さから、健全な生活空間を取り戻す手がかりとなるのだ。町家建築の改修のプロによる、いま、私たちが取り戻したい暮らしとは何か
  • 著者について

    松井 薫 (マツイ カオル)
    一級建築士、一級建築施工管理技士。1950年京都市に生まれる。大阪工業大学建築学科を卒業後、総合建設会社の現場監督、大手不動産系リフォーム会社を経て、平成10年(1998)一級建築士事務所「住まいの工房」を設立。京都を中心とした住宅の設計をはじめ、京町家の個人宅、割烹、カフェなどの改修、また京都、東京、愛知など各所で茶室の設計も手掛ける。近年では、京都市の町家改修に特化した条例を利用して大型町家の改修に取り組み、「龍谷大学 深草町家キャンパス」、「おおきに迎賓館 黒門中立賣邸」の設計を担う。その他、京町家の保全再生活動、季刊リトルプレス『自然体でいこう』発行、『町家えほん』(山口珠瑛著・2014年・PHP研究所)の監修など、町家に関連するイベントや活動に幅広く携わる。京町家情報センター代表。

京都の町家に学ぶ たしかな暮らし-改修のプロが伝える、木・土・紙・石の住宅論 の商品スペック

商品仕様
出版社名:学芸出版社
著者名:松井薫(著)
発行年月日:2023/11
ISBN-10:4761509279
ISBN-13:9784761509279
判型:A5
発売社名:学芸出版社
対象:一般
発行形態:単行本
内容:建築
言語:日本語
ページ数:232ページ
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