脳を開けても心はなかった―正統派科学者が意識研究に走るわけ [単行本]
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脳を開けても心はなかった―正統派科学者が意識研究に走るわけ [単行本]

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出版社:築地書館
販売開始日: 2024/02/10
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脳を開けても心はなかった―正統派科学者が意識研究に走るわけ の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    「意識」に代表される生命現象のすべては、物質レベルで説明できるのか。意識研究に挑んできた世界の天才・秀才科学者たちの心の内を、科学ジャーナリストがインタビューや資料から読み解く。ノーベル賞科学者に代表される正統派科学者が、脳と心の問題にハマるのはなぜか。その理由から浮き彫りになる現代最先端科学の光と影。分子生物学、脳科学、量子論、複雑系、哲学、さらに最先端のAIまで、意識研究の過去から近未来までを展望。
  • 目次

    はじめに

    プロローグ
    1996年 DNAから心へ/1998年 超伝導から心霊現象へ

    1章 20世紀の科学の勝利とほころび
    1998年 意識は感染する/ノーベル賞の季節/青天の霹靂/20世紀の科学の象徴
    19世紀末の物理学/量子力学の誕生/素粒子の発見/物理から生命へ
    還元主義の全盛/ほころびる絶対観

    コラム
    シュレディンガーの猫

    2章 ノーベル賞から「意識」へ
    物質から神秘主義へ
    シュレディンガー(1887~1961)
    脳から二元論へ
    シェリントン(1857~1952)/エックルス(1903~1997)
    スペリー(1913~1994)/ペンフィールド(1891~1976)
    新しい物理を
    ペンローズ(1931~ )/ウィグナー(1902~1995)
    科学から超心理学へ
    カレル(1973~1944)

    コラム
    潜在記憶と顕在記憶/アインシュタインの脳

    3章 哲学? いや科学で解こう
    クリック(1916~2004)──視覚の不思議がカギを握る/コッホとゾンビ
    エーデルマン(1929~2014)──免疫の仕組みをあてはめよう
    利根川進博士(1939~ )──遺伝子で謎を解く/その後の利根川博士
    コッホの「ロマンチック還元主義」/万物に意識が宿る?/トノーニの「統合情報理論」

    コラム
    見えないのに見えている/注意が立ち上がるとき/サブリミナル・カット
    知覚的現在/さまざまな還元主義

    4章 「AIは意識を持つか」論争
    HALの誕生日/コンピュータは意識する/意識は説明された/哲学者と意識
    サールの中国語の部屋/チューリング・テスト/ペンローズの分類/正統派と人工知能
    クオリア/むずかしい問題とやさしい問題/「機械は意識を持てない」のはなぜか
    下條さんによるAIの「意識」とは/土谷さんがみるIITの強みとは
    25年ぶりにコッホに聞いてみた/アニル・セスにも聞いてみた/ガーランド・テスト
    チャルマーズの問い/LLMに意識は宿るのか/「AIの意識」を認める未来は来るか
    チャットGPTに聞いてみた

    コラム
    意識、心、精神/意識の階層/AIゴッドファーザーの懸念/意識研究者の派閥
    25年前の賭けに勝ったのは?/「NCCの重要性は低下したのか」
    意識研究の25年/「AIに意識が宿った」と主張したら/脳オルガノイドと意識

    5章 複雑系は還元主義の限界を突破できるか
    2021年 驚きのノーベル賞/1992年 複雑系シンポジウム/サンタフェ研究所
    ゲルマンの不満/非線形から複雑系へ/新しい宗教?/複雑系とは何か
    定義はしない/足し算してもわからない/新しい性質が創発する
    還元主義礼賛とアンチ還元主義/第三の方法論/人工生命は生命か/意識は複雑だ

    コラム
    ヒトゲノム計画/福井謙一先生/紙とエンピツと頭脳/暗黙知と複雑系
    散逸する複雑系/東洋思想への傾倒/理論屋と実験屋

    6章 ノーベル賞科学者が意識研究に走るわけ
    もともと意識を研究したかった/むずかしいほど血が騒ぐ
    ノーベル賞をとったから、リスクを冒してもいい/単純な還元主義では解けないものへの挑戦
    何にでも興味がある/はやり/脳を見ても心はなかった/免疫学者が意識に走るわけ
    物理で生物が解けたのだから、意識も解けるだろう/意識の神秘は量子論にあり
    観測者が未来を変える/決定論への反感/反量子論/統一論の魅力
    神秘主義と直観/1999年夏 東京で開かれた意識の国際会議

    コラム
    日本人と一元論/湯川秀樹と朝永振一郎

    エピローグ
    意識研究の未来
    おわりに
    主な参考文献
    索引
  • 内容紹介

    分子生物学、脳科学、量子論、複雑系、哲学、さらに最先端のAIまで、
    意識研究の過去から近未来までを展望。

    「意識」に代表される生命現象のすべては、物質レベルで説明できるのか。
    意識研究に挑んできた世界の天才・秀才科学者たちの心の内を、
    日本を代表する科学ジャーナリストがインタビューや資料から読み解く。

    ノーベル賞科学者に代表される正統派科学者が、脳と心の問題にハマるのははぜか。
    その理由から浮き彫りになる現代最先端科学の光と影。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    青野 由利(アオノ ユリ)
    科学ジャーナリスト。毎日新聞で生命科学、天文学、宇宙開発、火山など幅広い科学分野を担当し、論説委員やコラムニストを務めた。科学報道を牽引してきた業績で2020年度日本記者クラブ賞受賞。東京生まれ。東京大学薬学部卒。東京大学大学院総合文化研究科修士課程修了。フルブライト客員研究員(MIT・ナイト・サイエンス・ジャーナリズム・フェロー)、ロイター・フェロー(オックスフォード大学)。著書に科学ジャーナリスト賞を受賞した『インフルエンザは征圧できるのか』(新潮社)、講談社科学出版賞を受賞した『ゲノム編集の光と闇―人類の未来に何をもたらすか』(ちくま新書)等
  • 著者について

    青野由利 (アオノユリ)
    科学ジャーナリスト。
    毎日新聞で生命科学、天文学、宇宙開発、火山など幅広い科学分野を担当し、論説委員やコラムニストを務めた。
    科学報道を牽引してきた業績で2020 年度日本記者クラブ賞受賞。

    東京生まれ。東京大学薬学部卒。東京大学大学院総合文化研究科修士課程修了。
    フルブライト客員研究員(MIT・ナイト・サイエンス・ジャーナリズム・フェロー)、
    ロイター・フェロー(オックスフォード大学)。

    著書に『生命科学の冒険─生殖・クローン・遺伝子・脳』『宇宙はこう考えられている─ビッグバンからヒッグス粒子まで』
    『ニュートリノって何?』(いずれもちくまプリマー新書)、
    科学ジャーナリスト賞を受賞した『インフルエンザは征圧できるのか』(新潮社)、
    本書のもとになった『ノーベル賞科学者のアタマの中─物質・生命・意識研究まで』(築地書館)、
    講談社科学出版賞を受賞した『ゲノム編集の光と闇─人類の未来に何をもたらすか』(ちくま新書)等。

脳を開けても心はなかった―正統派科学者が意識研究に走るわけ の商品スペック

商品仕様
出版社名:築地書館
著者名:青野 由利(著)
発行年月日:2024/03/08
ISBN-10:480671660X
ISBN-13:9784806716600
判型:B6
発売社名:築地書館
対象:一般
発行形態:単行本
内容:自然科学総記
言語:日本語
ページ数:280ページ
縦:19cm
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