福祉国家の基礎理論―グローバル化時代の国家のゆくえ [単行本]
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福祉国家の基礎理論―グローバル化時代の国家のゆくえ [単行本]

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出版社:岩波書店
販売開始日: 2023/11/18
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福祉国家の基礎理論―グローバル化時代の国家のゆくえ の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    グローバル化、新自由主義、人への投資、排外主義、ポピュリズム…。私たちの生活を「ゆりかごから墓場まで」支えてきた福祉国家は、いま大きな変化のただ中にある。福祉国家はどこから来て、どこに向かうのか。資本主義、国家、社会運動の相互関係を歴史と理論から読み解き、人びとの「自由な選択」を保障する新たな形の福祉国家を展望する。
  • 目次

     まえがき

    序 章 問題の所在
     第一節 福祉国家の隘路
     第二節 目的と方法
     第三節 本書の流れ

    第一章 福祉国家の政治経済学――展開と課題
     第一節 本章の課題
     第二節 近代化論と福祉国家
      2-1 近代化論とは何か
      2-2 近代化と福祉国家
     第三節 批判理論と「構造」への視座
      3-1 構造と権力
      3-2 福祉国家の構造的矛盾
      3-3 構造的危機論のまとめ
     第四節 現代政治経済学の展開①――構造から制度へ
      4-1 ネオ・コーポラティズム
      4-2 国家の復権
      4-3 権力資源論
      4-4 まとめ:構造論から制度論への移行
     第五節 現代政治経済学の展開②――制度によるアクターの規定
      5-1 新制度論
      5-2 新制度論のまとめ
     第六節 現代政治経済学の展開③――アクターの主題化
      6-1 資本主義の多様性
      6-2 制度変容モデルの探究
      6-3 現代政治経済学のまとめ
     第七節 現代政治経済学の課題
      7-1 本章のまとめ
      7-2 現代政治経済学の課題

    第二章 資本主義の臨界――商品化と脱商品化
     第一節 本章の課題
     第二節 資本主義市場の優越性――商品化の意味
      2-1 モラル・サイエンスからエコノミクスへ
      2-2 効率性と公平性
      2-3 経済学の市場論のまとめ
     第三節 資本主義批判の系譜――脱商品化の根拠
      3-1 労働力の商品化と再生産
      3-2 商品化の限界
      3-3 資本主義の批判理論のまとめ
     第四節 現代政治経済学の資本主義論――脱商品化から再商品化へ
      4-1 レギュラシオン理論
      4-2 エスピン=アンデルセンの脱商品化論
      4-3 資本主義の多様性
      4-4 まとめ:現代政治経済学における市場観
     第五節 資本主義の射程と限界

    第三章 国家とガバナンスの二重性――対抗性と相補性
     第一節 本章の課題
     第二節 伝統的国家論の限界
      2-1 近代国家とは何か
      2-2 二〇世紀社会科学における国家論
      2-3 伝統的国家論の課題
     第三節 戦争国家論――抑圧から浸透へ
      3-1 戦争国家論
      3-2 財政=軍事国家論
      3-3 結晶体としての国家――M・マンの国家論
      3-4 戦争国家論のまとめ
     第四節 資本主義と国家――国家の二重性
      4-1 マルクスの国家論
      4-2 ネオ・マルクス主義の国家論
      4-3 世界システム論
      4-4 資本主義国家論のまとめ
     第五節 ガバナンス論の展開――規律と自律
      5-1 ヘゲモニーとイデオロギー
      5-2 フーコー主義
      5-3 グローバル化とガバナンス
      5-4 ガバナンス論のまとめ
     第六節 国家とガバナンスの二重性

    第四章 社会運動と規範――自由をめぐる対抗
     第一節 本章の課題
     第二節 社会運動とは何か
      2-1 伝統理論の刷新
      2-2 社会運動論の展開
      2-3 社会的亀裂論
      2-4 本章の分析視角
     第三節 福祉国家と社会運動
      3-1 近代国家と正統性
      3-2 一九世紀の社会運動
      3-3 福祉国家の成立
     第四節 一九七〇年代の転換
      4-1 資本主義と国家の変容
      4-2 亀裂の浮上① 経済的自由と新自由主義
      4-3 亀裂の浮上② 文化的自由と新しい社会運動
      4-4 一九七〇~八〇年代の亀裂構造の検討
     第五節 グローバル化と現代の亀裂
      5-1 グローバル資本主義と社会変容
      5-2 現代の亀裂① 新自由主義の修正
      5-3 現代の亀裂② 排外主義とポピュリズム
      5-4 現代の亀裂③ 自由をめぐる対抗
      5-5 一九九〇年代以降の亀裂構造の検討

    終 章 理論的総括と展望
     第一節 資本主義―国家―社会運動の相互関係
     第二節 現代の政治的対抗

     注
     あとがき
     文献一覧
     事項索引/人名索引
  • 出版社からのコメント

    福祉国家はどこへ向かうのか。資本主義・国家・社会運動のメカニズムと相互関係を読み解き、その条件を理論的に解明する。
  • 内容紹介

    グローバル化、新自由主義、人への投資、排外主義、ポピュリズム……。私たちを「ゆりかごから墓場まで」支えてきた福祉国家は、変化の只中にある。福祉国家はどこから来て、どこに向かうのか。資本主義、国家、社会運動の相互関係を歴史と理論から読み解き、人びとの「自由な選択」を保障する新たな福祉国家を展望する。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    田中 拓道(タナカ タクジ)
    1971年生まれ。国際基督教大学教養学部卒業。フランス社会科学高等研究院DEA課程修了。北海道大学大学院法学研究科博士後期課程単位取得退学。博士(法学)。北海道大学講師、新潟大学准教授などを経て、一橋大学大学院社会学研究科教授。専門は政治理論、比較政治。主な著書に『貧困と共和国―社会的連帯の誕生』(人文書院、2006年、社会政策学会奨励賞)、『福祉政治史―格差に抗するデモクラシー』(勁草書房、2017年、損保ジャパン日本興亜福祉財団賞)など
  • 著者について

    田中 拓道 (タナカ タクジ)
    田中拓道(タナカ タクジ)
    1971年生まれ.国際基督教大学教養学部卒業.フランス社会科学高等研究院DEA課程修了.北海道大学大学院法学研究科博士後期課程単位取得退学.博士(法学).北海道大学講師,新潟大学准教授などを経て,現在,一橋大学大学院社会学研究科教授.専門は政治理論,比較政治.
    主な著書に『貧困と共和国――社会的連帯の誕生』(人文書院,2006年,社会政策学会奨励賞),『よい社会の探求――労働・自己・相互性』(風行社,2014年),『承認――社会哲学と社会政策の対話』(編著,法政大学出版局,2016年),『福祉政治史――格差に抗するデモクラシー』(勁草書房,2017年,損保ジャパン日本興亜福祉財団賞),『リベラルとは何か――17世紀の自由主義から現代日本まで』(中公新書,2020年)など.

福祉国家の基礎理論―グローバル化時代の国家のゆくえ の商品スペック

商品仕様
出版社名:岩波書店
著者名:田中 拓道(著)
発行年月日:2023/11/16
ISBN-10:4000616153
ISBN-13:9784000616157
判型:A5
対象:一般
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:314ページ
縦:22cm
横:15cm
厚さ:2cm
重量:506g
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