文学が裁く戦争―東京裁判から現代へ(岩波新書) [新書]
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文学が裁く戦争―東京裁判から現代へ(岩波新書) [新書]

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出版社:岩波書店
販売開始日: 2023/11/21
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文学が裁く戦争―東京裁判から現代へ(岩波新書) [新書] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    文学は戦争を抑止するために何ができるのか。連合国による戦争裁判が終結した後も、日本文学は、法が裁けなかった罪を問い直し、戦争の暴力に向き合い続けてきた。一九四〇年代後半から現在まで、時代の要請のもとに生み出されてきた、戦争裁判をテーマとした主要な作品と作家を取り上げて、新たな文学史を描くことに挑む。
  • 目次

     はじめに

    第一章 東京裁判と同時代作家たち
     1 傍聴人としての作家たち――川端康成、大佛次郎
     2 裁判が残すもの――中山義秀、中野重治、宮本百合子
     3 文学の前景としての戦争裁判――梅崎春生、久生十蘭、林芙美子

    第二章 BC級裁判が突きつけたもの(一九五〇年代)
     1 スガモプリズンの群像――火野葦平『戦争犯罪人』と安部公房「壁あつき部屋」
     2 BC級裁判と女性たち――大原富枝「巣鴨の恋人」と樋口茂子『非情の庭』
     3 捕虜問題とレイシズム――遠藤周作『海と毒薬』と大江健三郎「飼育」

    第三章 裁かれなかった残虐行為(一九六〇年代)
     1 アメリカの残虐行為を問う――堀田善衞『審判』
     2 植民地支配責任を問う――小田実「折れた剣」

    第四章 ベトナム戦争とよみがえる東京裁判(一九七〇年代)
     1 舞台で再演される東京裁判――木下順二『神と人とのあいだ』
     2 推理小説が再召喚する戦犯――松本清張「砂の審廷」
     3 伝記小説が再召喚する戦犯――城山三郎『落日燃ゆ』

    第五章 経済大国と混迷する戦争裁判観(一九八〇年代)
     1 ノンフィクションの時代と戦争裁判観の更新――大岡昇平『ながい旅』
     2 「勝者の裁き」論から「東京裁判史観」へ――江藤淳『閉された言語空間』
     3 ポスト戦後文学――村上春樹「羊をめぐる冒険」

    第六章 記憶をめぐる法廷(一九九〇年代から二〇〇〇年代)
     1 戦時性暴力の証言と文学――川田文子の聞き書き
     2 普通の人々を巻き込む再審――井上ひさしの東京裁判三部作

    第七章 戦争裁判と文学の今と未来(二〇一〇年代以降)
     1 戦争裁判を描いた日本文学の現在
     2 再審としての読み――世界文学へ

     おわりに

     主要参考文献
     図版出典一覧
     あとがき

     略年表
  • 出版社からのコメント

    一九四〇年代後半から現在まで、戦争裁判をテーマとした主要な作品を取り上げて、戦争を裁き直そうとした文学の流れを描く。
  • 内容紹介

    文学は戦争を抑止するために何ができるのか。連合国による戦争裁判が終結した後も、日本文学は、法が裁けなかった罪を問い直し、戦争の暴力に向き合い続けてきた。一九四〇年代後半から現在まで、時代の要請のもとに生み出されてきた、戦争裁判をテーマとした主要な作品と作家を取り上げて、新たな文学史を描く。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    金 ヨンロン(キム ヨンロン)
    1984年韓国ソウル生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。博士(学術)。日本近現代文学専攻。現在、大妻女子大学文学部専任講師
  • 著者について

    金 ヨンロン (キム ヨンロン)
    金ヨンロン(キム ヨンロン)
    1984年韓国ソウル生まれ.東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了.博士(学術).日本近現代文学専攻.
    現在―大妻女子大学文学部専任講師.
    著書―『小説と〈歴史的時間〉―井伏鱒二・中野重治・小林多喜二・太宰治』(世織書房,2018年)
       『「言論統制」の近代を問いなおす―検閲が文学と出版にもたらしたもの』(共編著,花鳥社,2019年)ほか

文学が裁く戦争―東京裁判から現代へ(岩波新書) [新書] の商品スペック

商品仕様
出版社名:岩波書店
著者名:金 ヨンロン(著)
発行年月日:2023/11/17
ISBN-10:400431996X
ISBN-13:9784004319962
判型:新書
対象:一般
発行形態:新書
内容:日本文学評論・随筆
言語:日本語
ページ数:246ページ
縦:18cm
横:11cm
厚さ:1cm
重量:168g
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