サルはさよならを言わない―「共生」社会への視座 [単行本]

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サルはさよならを言わない―「共生」社会への視座 [単行本]

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出版社:人間社
販売開始日: 2023/11/13
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サルはさよならを言わない―「共生」社会への視座 [単行本] の 商品概要

  • 目次

    第一部 生態観察から進化観の構築へ
      1.自然のありようを考えて五〇年
      2.サルから何を学ぶか
      3.社会行動の初期個体発生
      4.行動の社会化と共同性の発達
      5.人間らしい教育の前提としての生物的な発達・学習

    第二部 共生概念の再検討
      6.多様な共生事態
      7.人間社会の諸問題
      8.ホエザルの集団構成と社会構造
      9.霊長類の社会構造における多様性

    第三部 人を考える総合的な視座
     10.ヒトの中のサルとサルの中のヒト
     11.人間らしさの生態的基礎
     12.共生社会理念の自然科学的枠組み
     13.共生社会はどこを目指すのか
  • 内容紹介

    ──クモザルの社会的なコミュニケーションの中では、積極的なかかわりとしてのあいさつは重要に感じられる。それでもサルたちは「さよなら」を言って別れていかない。
    ──ホエザルの群れのありようは、ホエザルそれ自身の個体間や群れ間の関係によって、多様な共生のあり方を垣間見せてくれる。

     五十数年にわたって、サルを観察しつつ人間を考え、人間の文化的存在に思いを致しつつサルの世界に戻って生物としての歴史的過程を辿る、という射程の長い思考を原点として生物的自然を考え、さらに人間との関係を思い描いてきた著者が、人間の活動が地球史の中で多大で決定的な影響を持つ「人新世」に、改めて「共生」社会のあり方を問う。
  • 著者について

    木村光伸 (キムラコウシン)
    1949年京都市生まれ。京都大学農学部林学科卒業後、財団法人日本モンキーセンター研究部研修員などを経て名古屋学院大学経済学部助教授。スミソニアン熱帯研究所(パナマ)に客員研究員として滞在、ロスアンデス大学(コロンビア・ボゴタ)の客員教授としてマカレナ地域における日本=コロンビア共同学術研究(生態学・霊長類学)に参加。名古屋学院大学経済学部教授、同大学学長、常任理事などを歴任し、現在、名古屋学院大学名誉教授。主な著書に『人類史の構図』(晃洋書房、1984 年)、『地域生態論』(晃洋書房、2011 年;同改訂版、2016 年)、訳書に『マキャベリアンのサル』マエストリピエリ著(翻訳、青灯社、2010 年)、ほか共著多数。

サルはさよならを言わない―「共生」社会への視座 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:樹林舎
著者名:木村 光伸(著)
発行年月日:2023/10/27
ISBN-10:4911052023
ISBN-13:9784911052020
判型:B6
発売社名:人間社
対象:一般
発行形態:単行本
内容:生物学
言語:日本語
ページ数:270ページ
縦:19cm
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